グラベルロードバイクの普及に合わせて、グラベルバイクイベントも少しずつ増えてきました。
2019年10月12日に斑尾高原スキー場で開催される「GRINDURO(グラインデューロ)」もその一つ。
グラベルロードのレースというだけではなく、自転車を中心にキャンプやライブ、ご飯も含めて、3日間のイベントをゆっくり、じっくり楽しむスタイルのイベントです。
元々はアメリカのカリフォルニア州でスタートしたイベントも2019年には、UK、CANADA、USAで開催されるようになり、ついに日本にも初上陸となりました。
2019年6月に開催されたばかりのUKスコットランドの写真はすでにアップされていて、かなり楽しげです。
コース中とゴール後の記念撮影の2種類あってどちらもいい感じです。
グラベルバイクを今年買ったばかりの私もどこかで情報を知ってから待ちかねていたイベントで、日本DEのイベント詳細が発表されたのがようやく7月頭くらい。
そして、7/26(金)17:30から芝公園にあるGIRO STUDIO TOKYOでグラインデューロのプレイベントが開催されるということで参加してきました。翌日の7/27からがグラインデューロジャパンの正式エントリースタートです。
GRINDURO(グラインデューロ)プレイベント参加レポート
プレイベントのスタート時間17:30の3分後くらいに会場にたどり着いたら、すでに数十人の列が!
想像以上にグラインデューロに期待しているグラベライダーたちがいるのだなと実感しました。
金曜日の夕方だというのに、仕事はどうしたんだ!?と思いましたが、私も仕事を早退しているので人のことは言えませんが。
ようやく入り口までたどり着きました。
年齢層は30代、40代がメインなイメージ。男性ばかりではなく、女性もちらほらと。なかなかしんどそうなグラベルライドですが、マニアはいるんですね。
プレイベントの目玉は、事前受付50名枠争奪戦!
なぜ、ただのプレイベントにこれだけの人が集まるのかと言うと、それは事前エントリー50名分の抽選会があるからでした。
正式なエントリーは、プレイベント翌日の土曜日の昼からスタートするのですが、今年のグラインデューロ参加枠は、なんとたったの300名分しかありません。
普通に受付しようとアクセスしても、全国の猛者どもを相手に全く登録できる気がしません。
そんな中、プレイベントでエントリー希望の人は抽選で事前エントリーのチャンスがあるとのお知らせがあったのです。
金曜の夕方だし、みんなあんまり来ないかもという期待感で足を運ぶことにしたのです。
プレイベント参加者は130人!
イベント開始時間3分後から並んだ私のエントリーNoは「54」。
あ、もうこんなにいるの?というのが正直な印象。私と同じような考えの人が意外とたくさん。
すでに私の前に50名以上の人がやってきていたわけです。
ちなみにこの抽選チケットの右上に切られた三角部分に「54」と書かれていて、これが上の写真の抽選箱に入れられています。
イベントの最後に、この抽選ボックスから三角の番号が引かれると「当たり!」事前エントリーできるという仕組みです。
最終的には、130人がプレイベントで事前エントリー抽選チケットをもらっていたそうです。
つまり、当選確率は、結局、50/130= 38%! 意外と当たりそうにない微妙な確率です。
50%くらいかなと想定していましたが、甘かった。
(単なる希望)来年はぜひ参加枠を増やしてください!
ちなみに翌日の正式受付開始30分くらいで念のためにサイトをのぞいてみましたが、残り250人枠はもちろん売り切れでした。
プレイベントに参加できる関東近辺以外の人も当然参加したい人は多かったでしょうし。
来年は参加枠をぜひ増やして欲しいですね。せめて500人。できれば1000人くらい。
初日に応募すれば、希望者は買えるようにしてほしいです。
イベント説明会スタート
会場で受付が終わってから5分ほどして、満員状態のGIRO STUDIO TOKYOの真ん中の部屋で、イベントの紹介がゆるーく始まりました。
会場に名乗りをあげてくれた斑尾高原の観光振興会の人や、
日本でのグラインデューロのメインスポンサーとなるSalsaの紹介が続きます。
正直、参加者の皆さんは説明を聞いているものの、抽選確率のことが気になって気もそぞろです。
だって当たんなきゃ参加も出来ないわけですし。。。(正式エントリーのチャンスは翌日あったのですが、取れる気はあんまりしてません。)
事前エントリー抽選会スタート!
さて、1時間ほどの説明が終わり、少し休憩があって、いよいよ抽選会が18:30にスタートしました。
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50名分の当選者が出るのですが、いよいよみんなの目が真剣になってきました。
スタッフは事前に40名分の抽選を終えており、残りの10名分はその場で抽選するという方式です。
まずは、事前抽選済みの当選40名分のナンバーが発表されていきます。
緊張感マックスです。
第一声が、「58!」
いきなり自分のNo.54を通り過ぎてます。すでにハズレなのか。。。と、がっかりしてしまいました。
発表は続きます。
「68!」
「48!」
あれ、数字が減った。ということは本当にランダムに発表していく形式ですね。
希望が出てきました。
「45、14、38、27、70、5、69」
ここまでで10名分。まだ自分の番号は呼ばれません。残り40名。
「74、49、19、77、57、52」
惜しい!50番台はすでに3回も呼ばれて、心臓に悪いです。でも自分の番号はなし。。。これは50番台の当選は終わったかな。
「16、54、9、88」
!!、一瞬聞き逃しかけましたが、呼ばれた!
しかもすぐに。
当たらないのも覚悟していたので、拍子抜けでしたが、次第に嬉しくなり、残りの当選発表は余裕の気持ちで見ていました。
40名分の事前抽選が終わり、いよいよその場で残り10名分の抽選もスタート。
No.1の人も当たっていたり、No.126と事前抽選登録ギリギリに飛び込んだ人も当たっていたり、結構まばらに当選していました。
当選者ナンバーは、最後に壁に張り出されました。
プレイベントでグラインデューロの参加権を獲得できたラッキーな50名です。
こう見ると50番台は6名も当選していて非常にラッキー番号だったのだなと感慨深い。
51、52、54、55、57、58。
一人前だと外れていて、二人後ろだと外れている。なかなかギリギリのラインだったことがわかりました。
自分でくじを引かずに抽選されて発表される方式は、ドキドキする時間が長めでなかなか面白い体験でした。
当選者のエントリーは、その場で
当選した番号と身分証をスタッフに見せると、1枚の小さなQRコードをもらえました。
これにスマホでアクセスして、エントリーをその場ですぐにする必要があります。
海外のエントリーサイトを使っている都合もあり、英語で入力するのでなかなか手こずっているようでした。
一度、会場から出ようとしてしまったのですが、その場でエントリーするように釘を刺されました。
確かにこのQRコードでアクセスするだけで特に制限されているわけじゃないので、QRさえあればさっき当選していない人もエントリー出来ちゃう仕組みです。
会場内でエントリーを済ませます。
事前エントリー完了
無事エントリーを完了すると、こんな画面に遷移しました。
参加料金は一人28,000円!高額!
でも、色々なグッズが貰えたり、2泊分のキャンプサイト、当日の朝昼晩のご飯付きではあります。
また、レースに参加しない友達や家族がキャンプ会場に入れるパスも同時に購入できます。
レースに参加しなくてもキャンプサイトは一般開放されているそうなので、当日、斑尾まで来れる人は覗きにきても良いかと思います。
グラインデューロジャパンにどうしても参加したい人は、ボランティア枠を!?
グラインデューロジャパンは、300名とかなり参加できる人数が少なかったのですが、レース以外なら会場を訪れることもできます。さらにもっと参加したい!という人は、ボランティアという形で参加することが可能です。
受付やインフォメーション、エイドステーションなど、ボランティアスタッフ募集していますので、まだ参加できなくはない。日本で最初のグラインデューロに参加してみてはいかがでしょうか?