ユニフレームの鉄板「ユニ鉄」驚きのポテンシャル!焚き火で激ウマステーキを簡単に焼き上げ。

ロードバイクの世界もなかなかの沼でしたが、キャンプの世界も広大な沼が広がっていて、欲しいものがいろいろと見つかります。

今日は、その中でも「感動」するほどのポテンシャルを感じた「ユニ鉄」をご紹介します。

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ユニフレームの鉄板「ユニ鉄」とは?

有名なキャンプ 用品ブランド・ユニフレームが、2019年春に新発売した鉄板、その名も「ユニ鉄」。

近年のキャンプ 界隈では、BBQに特化して肉が美味しく焼ける鉄板が盛り上がっていて、「ヨコザワテッパン」や「大人の鉄板」、「男前グリルプレート」など人気の鉄板がめじろ押しらしい。そんな中、ユニフレームが本気かつ後発のメリットを生かして、それぞれのいいとこ取りで開発されたのが「ユニ鉄」なのです。

肉を焼くことはもちろん、焼いた肉から滲み出た肉汁も鉄板内に閉じ込め、野菜やソースに活用することだってできてしまう優れものなのです。

ユニ鉄のスペック

  • サイズ:約200×200×17mm
  • 重量:約1.45kg
  • 材質:ダクタイル鋳鉄(FCD)
  • 機能:ウェ~ブ焼網ハンドルも使用可能
  • 日本製
  • 価格:3,900円(税込)
  • ※輻射熱でボンベが過熱されると爆発の恐れがありますので、一体型ガスバーナー(US-700等)では使用しないでください。

ユニフレームが販売する焼き網用ハンドルがぴったりハマる差込口があるので、セットで購入すると鉄板の取り回しが非常に楽です。

スペック的には、大きすぎず、ソロキャンにもちょうどいいサイズ。

鉄板なので1.45kgとそこそこの重量ですが、自転車に積んで持っていくのもギリギリ出来なくもない重さです。

実際に今回は、グラベルのサドルバッグに詰め込んで多摩川の川原でBBQしてきましたので、後半で実際の使用レビューもまとめています。

ユニ鉄

ウェ~ブ焼網ハンドル

ユニ鉄のここがおすすめ1・リブ面とフラット面のハーフ&ハーフ

ハンドルを装着してますが、鉄板に注目してもらうと、段々になっている「リブ面」と鉄板らしい「フラット面」が半々になっていることがわかると思います。これを焼くものに合わせて使い分けることができるのが、「ユニ鉄」最大の特徴。

基本的にリブ面では、ステーキや焼肉などの肉を焼くと、過剰な肉汁が隙間から落ちてくれます。

フラット面は、野菜などを短時間で綺麗にムラなく焼き上げることができます。

これが、他の鉄板にない特徴で、一枚の鉄板で2役の使い方ができるところが絶妙です。

ユニ鉄のここがおすすめ2・縁が立ちあがり、肉汁や油をがっちりホールド。

鉄板の周囲がしっかり立ち上がっているので、肉汁やサラダ油などを鉄板内にしっかりホールドしてくれます。

これによるメリットは2つあります。

一つ目は、油が鉄板から落ちて、炎や煙が立ち上がることがないこと。

もう一つが、鉄板にたまった肉汁を使って、ステーキソースを作ったり、野菜を炒めて肉汁を吸わせたりもでき、余すとこなく肉を活用した料理を作ることができます。

冷めたご飯をあっためながら、肉汁にバウンドさせて食べるといった最高のステーキランチも堪能できます・

ユニ鉄のここがおすすめ3・細かい工夫で、使い勝手よし。

背面にはポッチがいくつかあり、熱源である焚き火台やバーナーの五徳などからずれにくい工夫がされています。

そして、ユニフレームの取手を使えば、ホールド感もバッチリで、左手で鉄板を持ち上げながら、ナイフで肉を切ったり、そのまま食べたりすることだってできます。(ちょっと重いけど)

ユニ鉄のここがおすすめ4・鉄板の良さを手頃なサイズに。

20cm四方というサイズ感は、大きすぎず小さすぎず、絶妙の設計です。そして、そのサイズで鉄板の良さを最大限に味わえるのが魅力です。フライパンで焼くのとは全く違う、鉄板だからこそのミディアムレアな焼き加減も簡単にできます。

とにかく鉄板の蓄熱性を活かして、短時間で外側をパリッと焼き上げ、中はレアーで肉汁を閉じ込める最高のステーキが出来上がりません。鉄板をちょっとあっためてから焼くだけで、他に細かいテクニックなども全く必要ありません。

【実践レビュー】グラベルバイクに「ユニ鉄」積んで川原へ。最高のステーキランチを堪能

愛車のグラベル KONA ROVE STにサドルバッグとフレームバッグをサクッとつけて、「ユニ鉄」を含めたキャンプ装備を運んで多摩川まで。手頃なスペースを見つけて、早速、「ユニ鉄」を試してみました。

もうすっかり使い込んでるパーゴワークスの焚き火台「NINJA FIRE STAND(ニンジャファイアスタンド)」を早速セッティング

たった280gなので自転車に積んでも全く気になりません。自転車キャンパーには一押しの焚き火台です。

直火禁止のキャンプ場などでも焚き火を楽しめます。

さて、今回は多摩川の河原なので、キャンプ場みたいに薪を束で購入できません。乾いた木をあたりから探してきます。

 

10分ほどで簡単に見つかりました。細い木からやや太い木まで順番に並べておくとあとで使うときに楽チンです。

焚き火台の下の方から、藁、細い木、太い木と組んでいきました。ちょっと多めに入れすぎた感がありますが、着火していきます。

一番下にある細い木を重点的に狙って着火します。すると煙突みたいに上の太い木にも火が移っていきます。

ここで、「ユニ鉄」登場。「ウェ~ブ焼網ハンドル」を装着します。

今日は、牛肩ロースステーキ279gを堪能いたします。

一人分としてはやや大きめのボリュームですが、自転車で走ったあとなので、余裕でいけそうです。

焚き火に投入!

まずは鉄板をじっくり温めます。

自転車を眺めながら、肉を焼くひととき。最高です。

温めた鉄板は小気味いい音で、肉を一気に熱してくれます。

観てるだけで、かなりうまそうです。本当に簡単に焼けていきます。

ミディアムレアーなステーキの完成です。

肉を切るのに使ったのは「ビクトリノックス ハントマン」小さなナイフですが、切れ味抜群で肉をサクサク切り分けます。

携帯型テーブル「スノーピーク オゼンライト」に鉄板を乗せて、いよいよステーキを堪能です。

外側はパリッと焼けて、中がレアーで、素人の焼いたステーキとしては上出来です。うまい!

正直こんなに簡単に上手く焼けると思わなかったですし、思っている以上にスーパーで買っただけのステーキが美味かったです。

家だとフライパンで焼いちゃうので焼きがイマイチなんですね。鉄板の威力を感じました。しかもすぐ焼けるんで、時短にもなります。今度から家でも「ユニ鉄」使って焼こうと決意した瞬間です。

炊いてある弁当ライスを買っていたので、それも鉄板でちょっと焼きながらあっためて、ステーキランチ完成です。

鉄板がアツアツなので上手くやらないと米が焦げちゃうのですが、肉汁と混じってうまい焼肉ライスになってくれるので良いチョイ

スができました。

ステーキ279gとライス200gほどのステーキランチを多摩川の辺りで堪能したあとは、焚き火が消えるまで、まったりと川の流れを楽しみました。

愛車を眺めながら、ぼんやりと過ごして長すぎるブレイクを終え、バイクにまたがり家路へ。

かなりの満足感でペダルを漕ぎながら、夕暮れの多摩川をのんびり走って帰るのもセットで、最高のポタリングになりました。

グラベルだと、いつものサイクリングロードから外れて、多摩川の河原の砂利やシングルトラックを走って、自然を堪能できます。

とにかく、今回お伝えしたいのは、鉄板で焼くステーキのポテンシャル!

ユニ鉄」は自転車キャンプでもギリ持っていける重さ。いや、何かを諦めないと荷物が重いので悩ましいけど、それでも持って行っちゃおうかなと悩むほど、肉が美味しく焼ける魅力に参りました。

ソロキャンの人はもちろん、ファミリーキャンプでも、でっかい鉄板を持っていくのも大変ですし、順番に焼けば、すぐ焼けちゃうので、十分使える鉄板だと思います。

自転車も楽しみたいし、キャンプも楽しみたい、両方やりたい欲張りさんには、特におすすめ。

ハンモックキャンパーまで成長したら、テントと寝袋の分がなくなるので、ユニ鉄も余裕で持っていけるなぁとか、色々な想像力を広げてくれる鉄板でもありました。

今回紹介した自転車でも使えるキャンプグッズまとめ

ユニ鉄

ウェ~ブ焼網ハンドル

NINJA FIRE STAND(ニンジャファイアスタンド)

ビクトリノックス ハントマン

スノーピーク オゼンライト