BORA ONE(ボーラワン)35に夢中。カーボンホイール検討まとめ

ロードバイク購入から1年半。

フルクラムレーシングゼロにホイールをグレードアップしてから、1年。

大変生意気で恐縮ですが、カーボンホイールへグレードアップしようと思い始めている。

カーボンホイールを調べているうちに幾つか興味のあるホイールはあったが、調べているうちにBORA ONE(ボーラワン)35のクリンチャーホイールに夢中になってきた。

Campagnolo – Bora One (ボーラワン) 35 クリンチャーロードホイールセット

しかし、カーボンホイールともなると、20万円以上の超高額商品だ。ロードバイクに乗り始める前だったら、20万円も自転車のパーツにつぎ込むなんて考えらない。

今では、むしろ、カンパニョーロのカーボンホイールで20万円なら意外と安いな。なんてちょっと思い始めているから怖い。もちろんロードバイクに乗ることが楽しいからこそ、趣味としてお金をかけるのだが、カーボンホイールが価値のあるものだと頭でも理解でき始めているからこそだろう。

いよいよ、私もゴルフファンと同じく道具へのこだわりを強めているのだろう。これもロードバイクの楽しみのひとつである。

最近では、雑誌のホイール特集を熟読したり、気がつけばネットで「カンパニョーロ ボーラ」、「ボーラワン」もしくは「ボーラウルトラ」を何度も検索している。実際につい買っている人のレビューなどを見て、性能やスペック、乗り心地などを参考にしているのもあるし、wiggleアマゾンでの値動きをチェックしたりしてしまう。

そんなBORA ONEに夢中な私がこれまでに集めて情報を一度整理して、私のような初心者ロードバイク乗りにも、ボーラワンは購入する価値のあるホイールなのか?かっこいいディープリムだが、35mmと50mmのどっちがよろしいのか?など、自分の中でも白黒はっきりしていきたいと考えている。

同じようにカーボンホイールの導入や、カンパニョーロのボーラシリーズに購入を検討している人の参考になれば幸いである。

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カンパニョーロ ボーラワン・ボーラウルトラのスペック

まず、カンパニョーロのカーボンホイールの代表格であるBORA ONE、BORA ULTRAのスペックを整理していきたい。35mmホイールについて比較する。

カンパニョーロ BORA ONE(ボーラワン)35クリンチャー


Campagnolo – Bora One (ボーラワン) 35 クリンチャーロードホイールセット

  • 重量:1405g (Fホイール重量: 600g、R ホイール重量: 805g)
  • リムの高さ: 35mm
  • リムの幅: 24.2mm
  • スポーク数: フロント 16, リア 21
  • 価格:262,000円(税抜)

ボーラワンは、ボーラウルトラの廉価版である。

グレードダウンによる違いは、中心にあるハブがカーボンからアルミベアリングがフルセラミック&オイル潤滑のCULTからボールのみがセラミック&グリス潤滑のUSB変更になっている2点のみである。

それ以外の設計やスポークのパターンなどは全く同じである。

雑誌サイクルスポーツのインプレライダーの評価が面白い。

上位のボーラウルトラとボーラワンの実走テスト後の評価では、なんと、BORA ONE(ボーラワン)はボーラウルトラを上回る評価を得ている

このことからわかるように、BORA ONE(ボーラワン)は、数あるカーボンホイールの中でも王道と言えるほどの高性能で、他のホイールを評価するための基準ホイールとしての地位を築いているのだ。

この情報を得て、まさに私のようなカーボンホイールの右も左もわからない初心者にはうってつけのホイールではないかと感じるようになった。

初心者こそ、カンパニョーロのボーラワンを選ぶべきではないか。

まずは、カンパニョーロのBORA ONE(ボーラワン)を乗りこなし、カーボンホイールの基準を体感することで、今後のロードバイク人生の中で数多あるホイールたちを評価できるようになれる。

基準を知れば、次に自分が選ぶべきホイールも見えてくるだろう。

MAVICがいいか、ZIPPか、LIGHTWEIGHTか、FULCRUMか、GOKISOか。いつか辿り着くべきホイールは他にもあるかもしれない。

だが、まずはカンパニョーロのBORA ONEを通過することで、より明確に見えてくる世界があるように感じている。

カンパニョーロ BORA ULTRA(ボーラワン)35クリンチャー


Campagnolo – Bora Ultra (ボーラウルトラ) 35 クリンチャーロードホイールセット

  • 重量:1370g (Fホイール重量: 585g、Rホイール重量: 785g)
  • リムの高さ: 35mm
  • リムの幅: 24.2mm
  • スポーク数: フロント 18, リア 21
  • 価格:379,000円(税抜)

ボーラワンのグレードアップ版であり、ブレーキ面を高精度に切削する3ディアマント処理で、カーボンホイールの弱点を完全に無くすことに成功したことも評価が高い。

ボーラワンとの違いは、前述のようにバブとベアリングのグレード。絶対性能としては、ボーラウルトラの方が間違いなく高性能だが、インプレライダーの評価では、ワンの方が「加速が軽く、動きが良い。」と評価されている。

レース向きはワン。ウルトラは乗り心地が良いので長距離向き。という評価だ。

この二つを乗り比べる環境にいれば、実際に試してみたいところだが、周りに持っている人がいない。蛇の道はへび。やはり、ロードバイク仲間に恵まれている人が羨ましい。先輩諸氏の中にボーラを持っている人がいれば、ちょっと試乗させてもらえるだろう。

とりあえずショップ店員などにヒアリングをしてみようと考えている。

カーボンディープリムホイール導入の目的

そもそもカーボンディープリムホイールを導入する目的を整理しておこう。

何事も目的を明確にしておいたほうが良い。仕事もそうだが、手段ばかりを考えることが多い。そして、目的を見失ってしまう。

フルクラムレーシングゼロを導入したときは、「完成車の鉄下駄と呼ばれる重いホイールから、フルクラムなどの高性能ホイールに換え、快適にロングライドやヒルクライムを楽しみたい」と考えていた。

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フルクラムレーシングゼロに期待していたことは以下の通りである

  1. ロングライドメイン
  2. ストップゴーを楽に
  3. 高速巡航も楽に
  4. ヒルクライムも少々楽に
  5. 超高速のスプリントはいらない

佐渡ロングライドを控えていて、日本全国へ旅乗りをしに行きたいと考えていたので、ロングライドの楽しく走ることが目的だった。

高性能ホイールとして期待する性能は、街中で繰り返されるストップゴー高速巡航を期待していた。フルクラムレーシングゼロは、アルミホイールとしては剛性の高く、走り出しの軽さや加速性能も高く、乗っていて楽しいホイールで買って正解だった。長距離走ると足が売り切れる、疲れるという評価もあったが、実際乗ってみると全く気にならなかった。

1年経った今でも大きく方向性に変わりはないが、ひとつ気づいたことがある。

ロングライドをすると、ヒルクライムに必ず出会う。

日本のような山の多い国では、長い距離を走ると、大小の違いはあれども必ず山にぶち当たる。アメリカのような平坦で広大な大地が広がっているわけではないのだ。

だから、ロングライドを楽しむなら、ヒルクライムへ必ずついてくる。登坂性能もかなり重要だということ。また、最近では平坦路を長距離走るだけは、飽きてしまう。

気の向くまま走り出すと、平坦で走りやすいサイクリングロードから、アップダウンがある峠へと自然とロードバイクの行く先を変えている。初心者の頃は坂なんてなくてもいいやなんて思っていたが、今となっては坂がないと物足りない。私も成長したということだろうか?

いずれにせよ、同じように山を目指す人は登坂性能も気になるところだろう。

今回、カーボンホイールを導入することで、加速性能、高速巡航性能の底上げと、さらに登坂性の底上げを目的にしたいと考えている。

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カーボンホイールの性能・ボーラのインプレ

そもそもカーボンホイールの性能はどう測ればいいだろう。

ホイールの性能を評価する基準は幾つかある。加速性能、巡航性能、快適性を、フルクラムレーシングでは気にしていたが、CYCLE SPORTSのレビューでは、より詳細に以下の項目で評価していたので、こちらを参考にしていきたいと思う。

  1. 加速性(低速)
  2. 加速性(高速)
  3. 高速巡航性
  4. 登坂性能
  5. 快適性
  6. 制動力
  7. ハンドリング

この中でも、特に私が重視したいのは、1.加速性(低速)、3.高速巡航性、4.登坂性能、この3つである。

そして最も軽視できるのは、快適性だ。そもそも、今までそれほどロードバイクが乗り心地悪いと感じたことがない。もちろん、カーボンフレームの恩恵もあるだろう。

ホイールを超・高剛性にしてガッチガチのフレーム、空気圧もパンパンにしたら悪くなりそうだが、ホイールだけではまだまだ大丈夫そうだから、快適性はなくても良い。

CYCLE SPORTS 2017年5月号のホイール特集から、ボーラワンと同じミドルグレードから幾つかホイールをピックアップして、その評価を比較してみよう。

あこがれのロードバイク生活スタートガイドほか、CYCLE SPORTS2017年5月号発売
春分の日を含む3連休で油断していたが、毎月20日は、自転車雑...

CAMPAGNOLO BORA ONE35 (カンパニョーロ・ボーラワン35)の性能インプレ

加速性(低速) 75

加速性(高速) 70

高速巡航性 70

登坂性能 75

快適性 70

制動力 75

ハンドリング 80

Campagnolo – Bora One (ボーラワン) 35 クリンチャーロードホイールセット

FULCRUM RACING ZERO CARBON CLINCHER(フルクラムレーシングゼロカーボン)の性能インプレ

加速性(低速) 75

加速性(高速) 70

高速巡航性 70

登坂性能 75

快適性 65

制動力 80

ハンドリング 75

Fulcrum – Racing Zero (レーシングゼロ) カーボンクリンチャーホイールセット
同じカンパニョーロ系のフルクラムとの性能差は大きく見えてこないが、これら2つのホイールはカーボンホイールの中でも評価が高い。

CAMPAGNOLO BORA ULTRA35 (カンパニョーロ・ボーラウルトラ35)の性能インプレ
加速性(低速) 65

加速性(高速) 65

高速巡航性 70

登坂性能 65

快適性 75

制動力 80

ハンドリング 75

Campagnolo – Bora Ultra (ボーラウルトラ) 35 クリンチャーロードホイールセット

ちなみにボーラウルトラ35だと、上の評価。

加速性能や登坂性がボーラワンより劣るが、快適性が向上している。やはり走るホイールとしては、ボーラワンの方が評価が高い。

また、私のホイール購入の目的とは、逆方向の性能である。快適性よりも加速・登坂性と考えるとやはり、ボーラワンの方が購入に向いているだろう。

クリンチャーか、チューブラーか?

カーボンホイールにも、タイヤの装着方法の違いで種類が分かれる。

日常的に理解しやすいのは、クリンチャー式だ。

クリンチャーは、ホイールとタイヤの間に、チューブを入れてそこに空気を溜める。駆動系が、ホイール・チューブ・タイヤの3つのパーツで構成されるようになる。

一方で、チューブラーは、中空になったチューブラータイヤをホイールに特殊な接着剤で装着する。要するにチューブとタイヤが一体型になっている。ホイールとチューブラーの2つのパーツで構成される。

チューブラーの方が速い!というのが一般的な評価だ。パーツが減り、駆動系の重量が軽くなるメリットがあり、チューブラーの方が加速性能が高いからだ

これはペダルに対する反応が良くなるため、乗り味はチューブラーの方が楽しいことにつながる。

しかし、近年はクリンチャーホイールの性能も上がり、また、クリンチャータイヤは高転がり抵抗が低いので、高速巡航は有利になると評価が上がってきている。

一定のパワーで走り続けるようなペダリングができれば、クリンチャーホイールの方が有利になるかもしれない。

また、クリンチャーホイールのもう一つのメリットはコスパだ。

クリンチャーはパンクしたら、中のチューブだけを変えれば良いが、チューブラーはタイヤごと変える必要がある


チューブラーホイール
Campagnolo – Bora One (ボーラワン) 35 チューブラーロードホイールセット

重量: 1215g

クリンチャーとチューブラーは甲乙つけがたい。

が、コスパを考えればクリンチャーで間違いなだろう。

2017年の新モデルのインプレでメーカーから届いた試乗ホイールでは、カーボンチューブラーより、アルミクリンチャーより、カーボンクリンチャーのラインナップが多いというのも事実だ。

しかも、チューブラーの派生モデルとしてのクリンチャーではなく、最初からカーボンクリンチャー専用モデルとして設計されたものも増えている。

これからはカーボンクリンチャーが主流になる可能性も高い。

35mmか、50mmか?

ボーラワンにも、ボーラウルトラにも、50mmのリムハイトモデルがある。

リムが高くなることで、空力が良くなり、高速巡航性能が向上する。しかし、重量も若干上がるので、加速性や登坂性は若干落ちそうであるが、長距離レースやタイムトライアルなどではリムハイトの高い方が有利であろう。

また、もう一つ大きなメリットは、「かっちょいい」ことであろう。なんか。もう。それだけだけど。


Campagnolo – Bora One (ボーラワン) 50 クリンチャーロードホイールセット

  • 重量:1485g (Fホイール重量: 655g、R ホイール重量: 830g)
  • 価格:262,000円(税抜)


Campagnolo – Bora Ultra (ボーラウルトラ) 50 クリンチャーロードホイールセット

  • 重量:1435g (Fホイール重量: 630g、R ホイール重量: 805g)
  • 価格:379,000円(税抜)

理想を言えば、前輪は35mm、後輪は50mmなど組み合わせて使うほどの財力があれば、その日の風の強さなどで組み合わせを変えたりして、プロっぽい走りを楽しめるのかもしれない。

そんなお金持ちに生まれたかった。

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カンパニョーロ・ボーラワン、ボーラウルトラ検討まとめ

カーボンディープリムホイールの検討は以上のような流れで進めて、今のところ、BORA ONE(ボーラワン)が最有力候補である。

  • 加速性能
  • 巡航性能
  • 登坂性

いずれの観点からも十分期待できる性能を持っている。

さらに


Campagnolo – Bora One (ボーラワン) 35 クリンチャーロードホイールセット

さらに、クリンチャーか、チューブラーの点でも、ホビーライダーレベルで、レースまでは考えていない私には、パンクのコスパを考えてクリンチャーとしておく。

そして、50mmリムのホイールは、次のステップであると考えている。

実はこのほかにも気になるホイールがある。

FULCRUM SPEED 40 CLINCHERだ。


フルクラム 2017 スピード40クリンチャー

ボーラワンとグレードも同じで、やや剛性が高くレーシーになったものだ。

少し味付けが強く、特徴的なホイールは実に好みなので気になる。

しかし、FULCRUMばかりを買うのも偏っている気がするので、BORA ONEがやや優勢であr。

もう少し検討を進めて、夏頃には結論を出そうと思っている。