たまーにクラウドファンディングで話題の最新ガジェットをみるとワクワクします。
良し悪しは実際使ってみないとわかりませんが、新しいライフスタイルを提供してくれそうな雰囲気があるモノは期待で夢が膨らみます。
以前、ご紹介した自転車用の軽くて、堅牢なベルト式ロックOTTOLOCKもクラウドファンディングでいち早く手に入れて、その性能に驚きとともに高い満足感を得ることができました。
ロードバイク盗難防止におすすめの鍵No.1「OTTOLOCK」レビュー。秀逸なベルト式ロック!
そんなクラウドファンディングに登場した超小型タフネススマホATOMが良さげ。
アメリカのKICKSTARTERで100万ドル(1億円)を突破し、日本のCAMPFIREでもスタートして、すでに3000万円を突破するほど話題になっています。
百聞は一見にしかず。
動画をチェックしてみてください。
自転車はもちろん、トレッキング、スノボ、ダイビング、マラソン、ジェットスキーなどあらゆるアクティブシーンで活躍しそうな期待感を持たせてくれます。
特に自転車では専用のサイクルマウントキットもあるので、特に力を入れてる感もあります。
今回は、そんな話題の超小型ATOMを紹介したいと思います。
クラウドファンディングで話題。超小型タフネススマホATOMを試してみたい!
開発元のUnihertzとにかく小さいスマホを目指して開発する会社で、先発モデルのJelly proも日本で技適マーク取得しAmazonでも発売され、密かに話題になっていたようです。
このJelly Proよりの次世代モデルとして、さらに進化したのが、最新モデルATOMです。
Kickstarterの100万ドル越えの勢いのまま、日本のCAMPFIREでクラウドファンディングをスタートさせています。
格安で手に入るアーリー・バードの限定数は終了していますが、通常ファンドで出資可能です。
まだまだ一般販売価格(予定)より安く手に入れるチャンスです。
価格:24,490円
発送時期:2018年11月発送予定
カメラ本体と別売りですが、マウント用のアクセサリーも合わせて購入可能です。
ATOMのスペック
OS | Andorid 8.1 |
---|---|
CPU | Octa-Core |
RAM | 4GB |
ストレージ | 64GB |
MicroSDカード | 非対応 |
ディスプレイ | 2.45インチ |
カメラ | 背面:1600万画素 前面:800万画素 |
バッテリー | 2000mAh |
サイズ | 約96 x 45 x 18 mm |
重量 | 約108g |
スペック面では、やはり小ささ、軽さが目立ちますが、バッテリーも2000mAhと大きめなのも嬉しいですね。
ATOMの良さげポイントをチェック
それでは早速スペックとは別にコンセプト的にATOMの優れているポイントをご紹介していきたいと思います。
特に自転車より目線で見ています。
自転車専用マウントキットで、格安サイコン化
ATOMはマラソンやトレッキングなどに向けたマウントキットの他に「自転車マウント」も用意しています。
プロモーションビデオでも自転車の扱いが大きく、メーカーが主力のターゲットシーンに設定しています。今後も自転車よりに進化してくれそうなのが期待大のポイントです。
ATOMをサイコンに
価格も25,000円ほどなので、ATOMをサイコン代わりに購入するのがいいのではないかと考えています。
Bluetooth系のスピード・ケイデンスセンサー、心拍計だけを購入すれば、STRAVAアプリで格安のサイコン化完了です。
ライド時にスマホとサイコンの二つ持ちだったのが、ATOM1つに集約できるのは、軽さを追求するロードバイク乗りにとっては大きなメリットだと思います。
小さい・10cm
正確には長辺9.6cmのサイズ感。
Garmin edge 1000Jは11cmなので、それよりも一回り小さいです。
Garmin edge 520Jは7.3cm。流石にそれよりはちょっと大きいですね。
軽い・108g
軽さもほぼ上と同じくらいですね。
1000Jとよりやや軽く520Jより重い。
この小ささと軽さで、スマホとしても使えるサイコンと考えると良さそうです。
強い・IP68の防水防塵性能
ダイビングでも普通に使えるほどの防水性能です。
ATOMの防水防塵性能を示すIP68ですが、これは防水・防塵性能を表す数字としては最高レベルです。
粉塵も全く中に入らず、水没でも全く内部に浸水しないほどの性能です。
だから、豪雨のレースなんて余裕で、あらゆるマリンスポーツシーンで使えます。
特におすすめなのはトライアスリートの皆さんですね。
スイム・バイク・ランの全てのシーンで行動履歴をGPSで取得できて楽しそうです。
1600万画素のカメラ
カメラつきのサイコンと考えると、安く感じるのが不思議です。
そして、画素数だけならiPhoneXの1200万画素を超えます。
もちろん、内部のソフト面で劣る可能性が高いので単純にカメラの性能が高いわけではないと思いますが、25,000円と考えれば高性能と感じられるのではないでしょうか。
ATOM。もしかしたら、微妙なポイント
指紋認証
ロードバイク乗りにとってだけのデメリットかもしれませんが、指紋認証のスマホってどうなんでしょうか?
春・夏・秋などショートフィンガーグローブで走っている時は問題なさそうですが、冬など完全に指を防御するグローブですから、指紋認証だと、スマホ見るためにグローブの着脱が必要になってしまいます。これがちょっとマイナスになりそうです。
NFC対応
NFCに対応しているが、「お財布ケータイ対応」かは未定だそうです。
iPhoneもお財布ケータイとして使えるようになってしまったので、もはやモバイルSuicaなど交通系電子マネーなしのスマホって考えられないのですが。
AtomはNFC-Fを対応します。😀😀#Unihertz #Atom #Jellypro次期モデル https://t.co/OmcLPrwWJN
— UnihertzJapan (@UnihertzJapan) 2018年5月28日
メーカー自体も日本は重要な市場と捉えているようで、日本向け仕様として搭載してきそうな姿勢は見せているので期待しましょう。
以上、メリット・デメリットを抜きにしても、25,000円ほどで買えてしまう格安スマホのATOMはガジェット好きなら一つくらい持っていても良さそうだと思います。
アクティブ系の時だけSIMカード差し替えて使ったり、サブスマホ的な位置付けとして、格安SIMで導入してみるなどもありだと思います。
ご興味があれば。
9月15日までで終了予定です。