2018年ツール・ド・フランスのステージ5で優勝してガッツポーズで魅せるサガンが着用するサングラスが気になった人も多いのではないでしょうか?
以前の記事でも投稿しましたが、サガンが愛用しているサングラスは、100%(ワンハンドレッドパーセント)です。
サガン愛用で話題のサングラス「100% SPEEDCRAFT」性能とレビュー。オークリーの次はこれか!?
そして、さらによく見ると、サガンが2018年つけてるのは3月に発売されたばかりの最新モデルSPEED CRAFT AIR(スピードクラフトエアー)。これまでのSPEEDCRAFTに、なんと鼻呼吸をサポートするシステムがついたサングラスとして進化して注目のモデルです!
そして、この注目の最新モデル100% SPEEDCRAFT AIRをタイムリーにも私は手に入れました!
早速、その紹介と実際に使用してみたインプレッションレビューをお届けしたいと思います。
100%SPEEDCRAFT AIR(スピードクラフト エアー)開封の儀
白いBOXで綺麗に送付されてきました100% SPEEDCRAFT AIR。
マットな質感の箱にロゴデザインといいなんとなくiPhoneぽいクオリティを感じます。
ロゴの下に”Featuring AC Systems breathing technology”の一文。
これが100%の他のサングラス「ノーマルのSPEEDCRAFT」、「SPEEDTRAP」と大きく異なる部分です。
最新モデル「SPEEDCRAFT AIR」だけが持つ性能のことです。(後述)
箱から取り出すと出てくるのが、100%のサングラスケース。普通のサングラスケースの1.5倍ほどで存在感が強いです。
その理由は開けてみるとわかります。
持ち運びにかさばるのは若干マイナスですね。
ただ、ケースを開けてみるとその大きさの理由がわかりました。
100%SPEEDCRAFT AIRは、サングラス本体以外にもオプション品がてんこ盛りなのです。
- サングラス本体
- 付属クリアレンズ
- 布のサングラスケース(サブ)
- 説明書3部
- AC Systems関連アイテム
- モイスチャーティッシュ
- Nasal Strip (鼻に貼るマグネット)
- Applicator(マグネットを貼るための器具)
アイテム全部を並べてみました。
まずは、サングラス本体。
レンズの大きさが格別です。
オークリーのジョウブレーカーよりもぱっと見のレンズ存在感が大きいです
鼻に当たる部分にあるのが、AC Systemsの重要部品マグネットのノーズパッドです。
オプションで、クリアレンズが一枚ついてくるのは、100%のサングラス共通の仕様です。
夜のライドや曇りや冬など日差しの弱い日などはクリアレンズが使えるので一年中100% SPEEDCRAFT AIRを使えます。
この嬉しいオプションは、価格的にも、年中使えるのでコスパ的にも、かなりお得です。
そして、AC System関連アイテムたち
- モイスチャーティッシュ
- Nasal Strip (鼻に貼るマグネット)
- Applicator(マグネットを貼るための器具)
AC Systemとは、つまり。
マグネットを鼻側面につけ、100%SPEEDCRAFT AIRを装着すると、マグネットのノーズパットがマグネットを引き寄せる力で、鼻孔を左右に開き、鼻呼吸しやすくする性能なのです。
レース中に”ブリーズライト”をつけているプロ選手もいるくらい鼻呼吸は大事です。
タイムトライアル前などは、鼻を通りやすくする薬をつけた綿を鼻に詰めている選手もいるのです。
それらの代わりとなるのが、100%SPEEDCRAFT AIRのAC Systems!
実際、サガンもAC Systemで鼻呼吸を最大限にして、ステージ優勝したのでしょう!すごいシステムです笑
ちなみに私個人の事情ですが、年中鼻炎気味で鼻呼吸しづらいので、待ち望んでいた機能と言っても過言でありません。
同じように鼻炎ライダーや花粉症ライダーの春先などにもAC Systemsは役立ちます。
100%SPEEDCRAFT AIRとオークリー・ジョウブレーカーの比較
私の愛用のオークリージョウブレーカーと並べてみました。
レンズの大きさは、やはり目を引きます。
ベンチレーション(空気の取り込み)面では、オークリーの方がレンズ上部に穴があるので良さそうですね。
試走したレベルでは、夏ということもありレンズが曇ることはありませんでしたが、冬の季節はジョウブレーカーの方に軍配があがるかもしれません。
それでは、実際に100% SPEEDCRAFT AIRを装着してみたインプレッションについてまとめて行きます。
100%SPEEDCRAFT AIR(スピードクラフト エアー)インプレ
特筆すべきは、その「視界の広さ」
まず、見た目のレンズの大きさが、そのまま視界の広さに直結しています。
オークリーのジョウブレーカーも十分視界が広いのですが、100% SPEEDCRAFTは、さらに広く、目を最大限上下左右に動かしてみても視界にレンズのフレームが入ってこないほどの視界です。サングラスしていない状況とほぼ一緒の視界です。
装着感は、まさにAIR
サングラス自体の装着感は、軽くてほとんどありません。
ただ、AIRはノーズパッドではなく、AC Systemsのマグネット部分で支えるので、普通のサングラスとは少し異なる装着感が最初あります。慣れるとほとんど気にならないですが。
本体の軽さは1歳児でも余裕で取り回せるほどの軽さです。約30gほど。
ただ、大きすぎて赤ちゃんにはつけられません。
AC Systems鼻呼吸をサポートする仕組みって?
さて、AC Systemsについて迫って行きます。
先ほども簡単に説明しましたが、ブリーズライトの”マグネット”版です。
サングラス本体側のノーズパッドにマグネットがついていて、鼻にシール式のマグネットをつけることで、鼻孔を広げてくれる画期的なサングラスです。
実際にマグネットをつけている動画を見つけたので参考にしてください。
SPEEDCRAFT AIR装着の様子
AC Systems試走レビュー
まだ20kmほどしか走れなかったので、週末のライドで追加レビューしたいと思います。
近日公開!
100%SPEEDCRAFT AIRの購入先は海外がおすすめ
100%のサングラスは2018年から日本正規輸入が始まったばかり。
まだまだ取り扱っているショップが少ないです。
国内の実店舗で、100%の実物を確認したのはTOKYO Wheelsです。
東京の日本橋、三宿。大阪の心斎橋に実店舗があります。
私は東京日本橋店で実物チェックしてきました。
100% SPEEDCRAFT AIR(TOKYO Wheels)店舗販売のみ
¥57,024 (税込)
TOKYO Wheelsは通常の商品は、ネット通販も対応しており、ASSOS(アソス)なども取り扱いがあるのでよく勧めているのですが、100%についてはなぜか全て店舗販売のみ。。。というルールです。
というわけで店舗に実際にいくしかありません。実物を見てから買えるのでそれはそれで良いと思いますが。
他の通販サイトで100%SPEEDCRAFTを探して見ました。
100%商品リンクまとめ
しかし!
今回紹介した100%SPEEDCRAFT AIRは、今のところほとんど売っていません。
そして普通のSPEEDCRAFTも日本で買うと高いです。オークリーもそうですが。
なので、オフィシャルサイトか、海外通販サイトでの購入をお勧めします。
SPEEDCRAFT AIR 定価325ドルです。
あとは、私が手に入れたマニアックなイタリアの自転車通販サイト”All4Cycling“をご紹介します。
100%SPEEDCRAFT AIR 10%OFFくらいの285ドル。(最安値)2018/07/10現在
初めて利用してドキドキでしたが、無事商品も届き、お買い得だったので大満足です。
サイクルウェア系が安い通販サイトという印象です。イタリアのブランドなどはこちらでチェックしてもいいかもしれません。
公式サイトや海外通販サイトでは、いずれも、個人輸入での関税と消費税がつきますが、日本のような57,000円という高額にはなりません。
おそらく2万円以上は、日本で買うよりお買い得で手に入ると思います。
ご参考まで。
それでも、日本の正規輸入品がいい!という人は
まぁ多少高くなっても日本の正規輸入が安心という方は、100% SPEEDCRAFT AIR(TOKYO Wheels)の実店舗を訪れるか、今後、ネット通販でも取り扱われると思うので、SPEEDCRAFT一覧(楽天市場)をチェックして見てください。