春から夏へ向けて日照時間も長く、走れる時間が長くなるのはロードバイク乗りにとって嬉しい季節でもあります。
しかし、同時に日差しが強くなると気になるのが「日焼け」です。調子に乗ってロングライドに出かけて帰ってくる頃にはくっきりジャージ焼け、サングラス焼けができ、翌日はヒリヒリ傷んでしまいます。女性は比較的日焼け対策をしっかりやられていますが、油断しがちな男性も、「日焼け対策」をしっかりした方が色々とメリットがあります。
日焼け対策は、将来の肌のシミなどの予防や、サングラス・ジャージ焼け防止だけではなく、「日焼けによる肉体的ダメージ・疲労を軽減する、残さない」こともロードバイク乗りにとって重要な対策です。
意外と難しいロードバイク乗りの日焼け対策
まず、日焼け対策として、物理的に日光を遮断するために「アームカバーやフェイスカバー」などを着ることは効果があります。ただ、本格的に暑くなるとたくさん着ているのは、私のような暑がりローディにとって苦痛になってしまうのが難点です。
次に、「日焼け止めクリームの使用」も検討してきたのですが、市販のウォータープルーフ日焼け止め程度では、ロードバイクのように長時間運動して汗をかき続けるスポーツでは、汗で流れてしまい日焼け止め効果が弱くなってしまいます。
どちらも順当な方法ですが、一長一短でなかなか悩ましい状況でした。
今回の記事では、私と同じように日焼け対策に悩みの多い夏のロードバイク乗りにおすすめしたい最強日焼け止め「アグレッシブデザインの日焼け止めローション”Fighter”」を紹介したいと思います。
あのWako’sが開発!最強の日焼け止めアグレッシブデザイン”Fighter”
- 内容量:62g
- 価格:3,500円(税抜)
ロードバイクの世界では、マルチクリーナーやチェーンオイルなどで有名なWako’s(和光ケミカル)が新しく展開している日焼け止めローションのトップアスリートサンプロテクト “ファイター”です。
Wako’sといえばオイルですが、
そもそもWako’sはロードバイク以外にもバイクや自動車向けの機械オイルなども数多く展開するケミカル系の企業というイメージなので日焼け止めを開発する違和感を感じるかもしれませんが、化粧品などのボディケア製品もとどのつまり化学製品なので比較的近しい存在でもあります。
Wako’sは日本のプロロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」のサポートをしている中で、プロ選手たちが市販の日焼け止めは汗で流れてしまって効果がないという話を常日頃から聞いていたそうです。まさにもっともカスタマーに近い現場で仕入れた潜在的ニーズの発見ですね。
というわけで、ロードバイク乗りの日焼け止めへのニーズ発見とWako’sの化学技術が融合して、ロードバイク乗りのために開発された日焼け止めローションアグレッシブデザインの “ファイター”が誕生したというストーリーも面白いです。
クレンジングオイル落とす「汗で流れ落ちない」日焼け止め
最強の日焼け止めの秘密は”クレンジングオイル”にあります。
- 内容量:200ml
- 価格:3,300円(税抜)
そもそも日焼け止め能力や肌の保湿などの効果が優れた日焼け止めは、市販製品でもたくさんあります。
アグレッシブデザインの”ファイター”のUVプロテクトの指標も、もちろん最強クラス「SPF50+/PA++++」です。
しかし、いくら内容成分がよくても肌の上にオイルやローションが残ってくれないと日焼け止め効果は得られません。
海やプール向けの市販サンオイルの持つウォータープルーフは外からの水に対したものです。ウォータープルーフだけの日焼け止めでは、アスリートたちの体の中から湧き出る汗が、日焼け止めを浮かせて肌の表面から流してしまいます。
アグレッシブデザインの”ファイター”が市販の日焼け止めと一線を画したのは、まさにこの外からのウォータープルーフ性能だけではなく、肌の内から湧き出る汗に対抗する”スウェットプルーフ”を、あえてクレンジングオイルで落とす手間を増やし、「汗でも流れない日焼け止めローション」を実現しました。
また、ドーピング検査に引っかかるような成分も一切使用されていないので、プロ、セミプロレベルのアスリートでも安心して使用できるため高い評価を得ています。
デメリット:正式名称が長くて、覚えづらい、言いづらい。
デメリットというほどでもないですが、商品名が長いですね。Wako’sブランドを使用せずに、新しいブランドを立ち上げた経緯もあるからですが。
ブランド名:「Aggressive Design(アグレッシブデザイン)」
商品名:「Top Athlete Sun Protect “Fighter” トップアスリートサンプロテクトファイター」
お店やネットで伝えるの大変です。噛みそう。
そもそもこの日焼け止めを知ったのは、ロードバイク中継で土井雪広選手が最強の日焼け止めとして勧めていたのがきっかけですが、彼も「ワコーズのアグレッシブデザインという日焼け止め」と紹介していました。
アグレッシブデザインのファイターの通称で統一してはいかがでしょうか。
お値段が高い
3,000円強の価格設定は、強力な市販の日焼け止めと同じかちょっと高い値段設定ですね。
さらに帰宅後にローションを落とすためにクレンジングオイルもあわせて購入する必要もあり、トータルで高価な日焼け止めになるでしょう。しかし、その分”効果”も高いということで、多くのプロ選手が愛用しているのも事実です。
汗で流れてしまい効果の出にくい市販の日焼け止めをなんども塗りながら走るか。
アグレッシブデザインのファイターを長時間ライドや日差しの強い日に絞って使うか。
金銭面の悩みはちょっと増えますが、ロードバイク乗りの日焼け止め対策としては、ウェアを重ねる暑さや汗で流れるデメリットから解放される「最強の日焼け止め」として、この夏は”買い”だと考えています。
Aggressive Design(アグレッシブデザイン)の日焼け止め・UVケア製品まとめ
今回紹介したのはWako’sが展開している2つの日焼け止め製品でした。
トップアスリートサンプロテクト ファイター(日焼け止めローション)
本文では説明しませんでしたが、UVケアのリップクリームもラインナップされています。
トップアスリート リッププロテクトクリーム エメレ(日焼け止めリップクリーム)
- 内容量:2.6g
- 価格:2,800円(税抜)
流石にこれはちょっと高い気が。。。リップクリームは、汗とそれほど関係ない気もするので、サーファー御用達のUVリップがおすすめです。1000円くらいですし。