2016年まで、ロードレース観戦はスカパーのJ SPORTSに加入すればよかった。
三大グランツールの「ジロ・デ・イタリア」「ツール・ド・フランス」「ブエルタ・ア・エスパーニャ」をはじめ、
UCIワールドツアーの主だったワンデーレース(春のクラシックレース)や、いくつかのステージレースを楽しくテレビ観戦できた。
ところが昨年の2017年。スポーツネット配信サービスDAZNの登場で、日本のサイクルロードレース事情が一変しました。
三大グランツールの一つ「ジロ・デ・イタリア」そして、春のクラシックレースの人気レース「ツール・デ・フランドル」のJ SPORTSの放映がなく、DAZNのみで放映されることになりました。
さらに、DAZNで配信予定だったツール・デ・フランドルが配信されなかったりして、一部ロードレースファンはパニックになったものです。
これまでJ SPORTSのロードレース放送でぬくぬく観戦していたファンたち(私も含めて)は、この急激な環境変化になかなかついていけませんでした。
さて、2018年は一体どうなるのでしょうか。今回は、その辺りをしっかりと調べてみました。
サイクルロードレース2018 年間スケジュール J SPORTSとDAZN(ダゾーン)
2018年もジロ・デ・イタリアはDAZNで確定です。
さらに今年は「春のクラシック」と「秋のレース」を中心にDAZNは配信レースを増やしてます。
一方で、J SPORTSも昨年から始まったハンマーシリーズや、2月のブエルタ・ア・アンダルシアなど新しいレース中継を増やしています。
2018年は日本で映像観戦できるレースが一気に増えます。喜ばしいことではあります。
レース放映スケジュールをまとめてみました。
太字は個人的に見逃したくないビッグレースです。DAZNはこの他にもUCIヨーロッパシリーズというプロコンチネンタルチーム中心のグレードがやや下のレースも数多く放映しています。
2018年も3月にロードレースシーズンが一気にスタートという感じのスケジュールです。
そして、朗報なのがDAZNは今年からしっかりロードレースにも予算を当てて、各国60レースを日本語コメンタリー付きでライブ配信と見逃し配信を実施していくと発表しました。
昨年はジロ・デ・イタリア以外のレースには日本語実況はなかったので、今ひとつ盛り上がらないような、初心者向きではない放送になっていましたが、今年から日本語コメンタリーをしっかりつけてくれるようです。誰が実況、解説をするのか楽しみでもあります。
実際に放映が始まってみていると、別府始さん中心に、木下さん、宮澤崇史さんなどロードレースに詳しい実況、解説者が集まったようで中継クオリティも満足しています。
J SPORTSとDAZNの加入時期を考える
さて、レーススケジュールがわかったところで、どうやって2つのサービスを使っていくかを検討します。
お金が潤沢なら、迷うことなく両方入ればいいのですが、それぞれロードレースの放送をあまりやらない時期もあったりして、何も考えずに会費を払うのは勿体無いなということです。
私なりの2018年ロードレース観戦計画
1〜2月 我慢する (どちらもロードレースが少ないので)
3月 3/3 DAZNに加入。ストラーデ・ビアンケから始まる春のクラシックを堪能。
J SPORTSは我慢する。
4月 4/1 J SPORTSに加入「パリ〜ルーベ」「フレッシュワロンヌ」「リエージュ・バストーニュ」鑑賞。4月末退会。
(新規契約の人は4月無料なので5月も継続で良いと思います)
DAZNは、ツール・デ・フランドル終了後4/2にDAZN解約するかも。
5月 5/4 DAZN再加入。「ジロ・デ・イタリア」視聴後、退会。
6月 6/1にJ SPORTS再加入。ツール前哨戦の「クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ」
7月 J SPORTS継続。「ツール・ド・フランス」観戦
8月 J SPORTS継続。「ブエルタ・ア・エスパーニャ」観戦。
9月 J SPORTS継続。ブエルタ観戦後、退会。
10月 我慢する
DAZNは、3月春のクラシックと5月のジロ・デ・イタリア期間に加入。
J SPORTSは、4月「パリ〜ルーベ」他のクラシック、6〜9月ドーフィネ、ツール、ブエルタ観戦。
シーズンインは、DAZNとJSPORTSを併用しながら、シーズン後半はJ SPORTSに集中するのが良さそうです。
もっとシンプルに
3〜5月 DAZN
4〜9月 J SPORTS
でもいいかなと思います。お財布事情次第でしょうか。
スカパーJ SPORTSとDAZNの加入方法
スカパー J SPORTSの加入方法は、月初がお得
スカパーは月締め課金なので、毎月1日に入るのがおすすめです。
入会した月は放映料金無料で、翌月分から課金が始まります。
例えばツール開幕7月なら、7/1に加入しましょう。
すると、7月一杯無料で視聴できて、8月分から課金となります。
つまり、8月のブエルタも含めて1ヶ月分で観ることが可能というわけです。
7月の間は、ロードレース以外のスポーツも視聴可能なのでお得ですね。
間違って、6/30に加入すると、7月分からすぐ課金が始まってしまうので注意してください。
まぁ、ブエルタは9月まで続くので、最後まで見るなら9月分まで課金されますね。
DAZNの契約方法
DAZNの契約方法は2種類あります。
だと月額1750円(税抜)と結構高いです。
もし、あなたがDocomoユーザーだと優遇されるプランがあります。
DAZN for docomoというサービスをDocomoが始めていて、月額980円(税抜)。
どちらも契約から31日間は無料体験できるので、いいタイミングを選んで契約しましょう。
3/3のストラーデ・ビアンケに契約すると4/1のツール・デ・フランドルまで観て31日間で収まりますので無料のまま終えることもできますね。
DAZNは見逃し配信がある
DAZNはLIVE放送だけではなく、1ヶ月前のレースまで見逃し配信で観戦できるので、仮にツール・デ・フランドルを機会に契約した場合も、ギリギリ1ヶ月前のストラーデ・ビアンケも観戦することができます。
DAZNレース観戦のスタートリスト・コースレイアウトなどの情報収集は!?
J SPORTSは公式サイトにスタートリストやコースレイアウトがまとまっているのでそちらをチェックすればいいのですが、
DAZNはどうなっているかというと、ツイッター公式アカウントと「ロードレース.jp」を活用するのが良さそうです。
さて、2018年のロードレース観戦ももうすぐそこです。
自分が走るのも楽しいですが、プロの走りを観て、自分のモチベーションをアップして2018年もロードバイクを楽しみましょう!