半年に一度、アマゾンが発表するランキング大賞。
その2017年上半期ランキングが6/1発表された。
本やDVDなども気になるところだが、もちろん一番気になるのは自転車グッズ。
その自転車ランキングTOP20と、ランクインしたアイテムについて紹介して行こう。
2017年上半期 Amazon自転車グッズランキングTOP20
Amazonの自転車・自転車用品ストアで販売されている商品を対象に以下の期間で集計されたランキングである。
RANK1 ブリジストン スマートポンプ
いきなり結構意外だった。
他の消耗品などすべてを抑えて、1位が、なんと空気入れ。
こちらは英式なので、仏式のチューブを使うロードバイクには使えない。
つまり、実用車を持つ、多くの一般家庭の人に支持されたということだ。
一般家庭では、自転車メンテナンスには「空気入れ」くらいしか必要ないのかもしれない。
パンクなどの修理も自転車屋さんに持っていくから購入しないのか。
また、ブラック・イエロー・レッドの3色から選べるのがユーザーの心をつかんだのかもしれない。
「ブリジストン」ブランドの安心感も購買を促進したようだ。
RANK2 CAT EYE(キャットアイ) ヘッドライト HL-EL140 JIS前照灯規格適合品
コスパの良いキャットアイのヘッドライトのエントリーモデルが、堂々2位にランクイン。
末尾にある「JIS規格」が、わかりやすく安心材料につながったようだ。
単三電池タイプのライトだが、ランニングコストが結構かかるので、充電式単三電池のエネループを合わせて買っておいた方がいいだろう。
ロードバイク乗りは電池の重さがきになるので、USB充電タイプのライトの方がおすすめ。
RANK3 CAT EYE(キャットアイ) セーフティライト TL-LD155-R OMNI-5 リア用
2位のフロントライトに呼応するようにキャットアイのリア用ライトがランクイン!
amazonでよくある「この商品を買った人は、こちらも見ています」でセットで出てくるので、そのままリアライトへも人は流れていったのだと考えられる。
こちらは単4電池タイプ。
エネループは、別々に買うともったいので単1〜単4まで使えるこちらのセットがお得かも。
以上がトップ3だ。
自転車を買ったら必要なものなので、納得のランキングだが、主に実用車レベルの人が購入していると考えられる。
電池式のライトは、使い始めは気軽なのだが、ライトの消し忘れなどをしてしまうと、あっという間に電池切れして、ランニングコストが結構かかったりする。
USB充電式がおすすめだが、こちらはマメに充電しないと肝心の時はライトがつかない。
そこで、私がおすすめしたいのはソーラー充電式。電池交換・充電などの手間から解放されたい人にはおすすめ。
それでは、第4位以降はスピードアップして紹介していこう。
RANK4 DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ダイヤルコンボワイヤーロック
次に必要なのは鍵。
こちらもライトに合わせて紹介されているので、ランキング上位群のamazon内の結びつきが強すぎる。
ワイヤーロックは、鍵式でなく、ダイヤル式の方が鍵を忘れなくていい。
RANK5 パナレーサー タイヤレバー
いよいよ出ました。ロードバイク乗りのための自転車用品。
実質、ロードバイク乗りの自転車用品ランキング1位はこの商品でしょう!
なくしたり、折れたり、と購入する頻度が高くなるアイテムなので、ランキング上位に食い込んできたのでしょうか。
私ももちろん持っています。ツーリングの際はタイヤレバー2本とチューブ、そしてエアボンベは必需品ですね。
RANK6 2016改良版 (オフフ) Ohuhu 自転車カバー
外置き派の防犯対策グッズを兼ねたカバー。
こちらはロードバイク乗りでも止むを得ず外に置かざるをえない場合は使用した方がいいでしょう。
カバーをしていれば、ロードバイクということもバレませんし、手間がかかるので防犯効果が高まります。
でも、やはり大事な愛車はできる限り家の中においた方がいいですね。
縦置きスタンドはかなり省スペースなのでうまく使えば1ルームタイプでも十分部屋にロードバイクをおけると思います。家に物が少ない人なら余裕。
RANK7 2本セット コンチネンタル(Continental) チューブ Race28 700×20-25C(仏式60mm)
仏式のチューブもランクイン!いよいよロードバイク乗りの世界が濃くなってきます。
2本で1300円はコスパも良いので買いやすいですね。
60mmのバルブはちょっと長い気もするので、短めなら42mmのこちらもあります。
RANK8 AZ(エーゼット) 自転車用ワークスタンド
こちらもロードバイク乗りなら一つは持っておきたいバイクスタンド。
チェーンの清掃やオイルさしのときは、後輪をスタンドであげて、くるくる回しながら作業するとすごい楽です。
スタンドがないとかなり面倒。
私も持っています。
RANK9 パナレーサー 空気入れ ミニフロアポンプ
ミニフロアポンプ。
私も初期に購入して、持っていますが、使っていません。
しかし、エアボンベを使ってからは、携帯性も高いし、空気入れるのが一瞬なので、ボンベに完全移行しました。
ロードバイクも慣れるに連れて、パンク回数が減るので、エアボンベも万が一の時のためなので、ほとんど使いません。
パンクしなくなったのは、以下の3つが主な要因かなと。
・体幹がそこそこよくなって、バランスよく自転車に乗れている。
・ライド前に必ず空気を入れ直す。7Barくらい
・タイヤをちょっといいものにする。
コンチネンタルGP4000S2にしてからほぼパンクなし。
パンクが多い人は、タイヤ交換と空気を入れてから走るはオススメです。
RANK10 自転車ホルダー バイクスタンド スマホ・iPhone固定用
スマホホルダーですね。
私もクロスバイクに乗り始めた頃はいろいろと購入してつけたりしてました。
スマホホルダーを盗まれたこともあります。
ただ、結論から言えば、この挟むタイプのスマホホルダーはすべて買う価値ないです。
構造的に挟むタイプは、しっかり止まったと思っても、自転車の振動のたびに少しずつずれて、最後には、スマホごと吹っ飛んでいきます。いずれ挟む力が弱くなり全く使えなくなります。
スマホが落ちることに気をとられて急ブレーキしたりするなど、道路を走っているときはかなり危険です。スマホが壊れる可能性も高いですし。
個人的には、安全のためにもこのスマホホルダーは買わないことをオススメします。
それでも自転車にスマホをつけたい人にオススメしたいスマホホルダーはこちら。
ガーミンエッジのようにカバーごと交換してホールドするタイプ「QUAD LOCK」
ホールド感も高く、落下などの心配は極力なくした方が、道路では安全だ。
RANK11キャットアイ(CAT EYE) ヘッドライト VOLT200
キャットアイのVOLT200がランクイン。
夜間走行はそれほど多くないけど、万が一遅くなったとき用に買っておくタイプ。
200ルーメンは道を照らしている!というほどではない。
ポジションを周囲に知ってもらったり、ぼんやり前方を投影して何か飛び込んだり変化があった時に気付きやすくするという使い方なら問題ないでしょう。
街中なら十分です。
RANK12 自転車オールメンテナンス5点セット
これは私も持っています。2回買っちゃいました。
チェーン洗浄機がもっとも消耗して壊れてしまったタイミングで、洗浄液もなくなり、バラバラに買うのも面倒だったのでまた1セット買うと。
チェーンのクリーニングは、こまめにした方が良いのでオススメします。
RANK13 TNI(ティーエヌアイ) CO2 ボンベセット
来ましたCO2ボンベ。
消耗品の決定版ですし、パンク修理を楽にしてくれるので非常に重宝します。
最近では、飛行機にも預けることができるようになりましたし、飛行機輪行の際は4本まで持っていけます。
ボンベで注意なのが、CO2は抜けが早いので、次に走る前にはきちんとフロアポンプで空気を入れ直した方がいいです。
RANK14 BV(ビーブイ)クールホワイトLED充電式自転車用ライト
充電式ライト。このブランドについては知りませんでした。
人気の理由はちょっとわかりかねますが、値段とデザインでしょうか。
白もあります。
RANK15 LIHAO 自転車カバー サイクルカバー
サイクルカバー2つ目のランクイン。
RANK16 パナレーサー チューブ
パナレーサーのチューブも消耗品としてランクイン。
上位のコンチネンタルの方が2本セットなのでお買い得ですね。
RANK17 アサヒサイクル ディンピーロック 65センチ
500円という驚きの低価格の鍵。
ダイヤルロックではなく鍵タイプなので、鍵をなくしがちな人には向いていない。
RANK18 Ohuhu 自転車カバー 29インチまで対応
自転車カバー結構売れてますね。3つ目のランクイン
RANK19 キャットアイ(CAT EYE) ベロ9 CC-VL820
サイクルコンピュータがランクイン!
ただ、有線式なのが不思議です。確かに安い。
速度・距離の最低限ですが、無いよりはあった方が自転車を楽しめます。
ただ、有線タイプは邪魔なので、マグネット式を選ぶのをオススメします。
速度・距離・時間等をワイヤレスですっきり計測できます。
ロードバイク乗りなら、もうガーミンがオススメ。
心拍数・ケイデンスやパワーなど必要なデータをじゃんじゃん取れます。
GPS計測でルート設定もできて便利です。
RANK20 シマノ デュラエース グリス 100g
最後に滑り込んできたのは、整備用グリス。
シマノ デュラエースのブランド力が発揮されたようですね。
ハブやボトムブラケットをはじめ、カップ&コーン、各ボルト類、クイルステムのウス、アルミピラーと金属フレームの固定部分に塗るなど様々な用途で使用可能な万能グリース
自分でそこまでメンテできてませんが、みなさんしっかりやられているようなので私も購入しようかなと思います。
amazon自転車用品ランキングTOP20まとめ
以上あくまでアマゾンでの自転車用品ランキングだ。
プロショップやロードバイク量販店では、また違うランキングになりそうです。
一般カスタマーが多い、気軽に買える、アマゾンらしい結果だと思います。
先日の自転車用品記事に通じるものがありました。
タイヤ、チューブ、メンテナンスなどの消耗品は、ショップで買うより安いので、amazonはやはり使いやすいですね。
でも、ホイールやバッグなど高価な自転車用品は、ショップや海外通販サイトwiggleなどの方が充実しているのでオススメです。