ロードバイクに乗り始めてから、関東近郊はもちろん国内はいろいろなところを走ってきた。
しまなみ海道、沖縄、草津の渋峠、佐渡島ロングライドなど、一度、旅行したことのある場所でも、ロードバイクで走るとまた違った印象を受けて楽しめる。
国内でもまだまだ行きたいところ、走りたいところはまだまだあるが、海外に目を向けるとさらに走りたいところは山ほど溢れてくる。ロードバイクの本場、ヨーロッパの山岳地帯やクラシックレースの本場のオランダなどなど、ヨーロッパの街並みもさることながら、大自然の中愛車を走らせることができたらどれほど楽しいだろうかと妄想は膨らむ。
そんな、海外の中でも少し毛色が違うがロードバイクで走りたい場所がある。ニューヨークだ。
以前、ニューヨーク旅行に行ってきたが、街中にあったレンタル自転車でマンハッタンを駆け巡った。それが非常に楽しかった。マンハッタンは小さな小島で59.1㎢ほどで、山手線の内側とほとんど同じくらいの広さしかない。
自転車に乗れば、セントラルパークから、タイムズスクエア、ウォール街、どんなとこにも行ける。橋を渡ってブルックリンにも気軽に行ける。ブルックリンブリッジの上は、歩行者レーンと自転車レーンが分かれていて、気持ちよく走れた。車道はこの下を走っている。歩いて話tるのも楽しい。
しかし、唯一の不満はレンタル自転車だったこと。ママチャリよりもずんぐりむっくりのこの自転車の乗り心地だけは残念ながら最悪だった。ハンドルはフニャフニャ、サドルもフニャフニャ、ペダルを一生懸命こいでもそのパワーの20%くらいしか路面に伝わっていないのではないだろうか。
ただ、ニューヨークの町中いたるところにスタンドがあり、借りるのも返却も簡単だし、価格も1日9ドル、7日間で25ドル(税抜)とかなり気軽に借りられるので、旅行に行ったら1日くらいは借りて走るのはオススメだ。
しかし、もう一度ニューヨークに行くときには自分のバイクを持っていこうと心に決めている。そんな私が参加してみたい自転車イベントがニューヨークで年1回開かれている。
BIKE NEW YORK である。
2017年は5月7日開催だ。
BIKE NEW YORK (Five Boro Bike Tour)は、32000名が参加する北半球最大のサイクリングイベント。2017年大会で40回目。レース形式ではなく、一般道路や高速道路、橋を通行止めにして行う全40マイルのサイクリングが楽しめる。(公式ページより)
アメリカらしい過剰にビックなサイクルイベントだ。32,000人も一度に自転車に乗って走るし、しかもニューヨークの一般道路や高速道路などもこのために封鎖するというから驚きだ。
普段走れないところをロードバイクでかっ飛ばすなんて最高だ。
40マイルは、たったの64kmなので、初心者でも全く問題なく完走できるだろう。
おしゃれすぎるコースマップでちょと分かりづらいが、マンハッタンの南から北上し、ニューヨークヤンキーススタジアムあたりでUターン、東の川沿いを南下したら、橋を渡りブルックリンへ。マンハッタンを対岸から眺めながらさらに南下、自由の女神よりも南にあるスタテンアイランドへ渡ればゴールだ。帰りはフェリーでマンハッタンへ戻る。
> BIKE NY 2017(正式名称:TD Five Boro Bike Tour)
もちろん自分の愛車を空輸して持ち込んで走るのが理想である。
飛行機輪行の海外デビューも近い。sciconエアロコンフォートの購入をそろそろ真面目に考えようようかな。
シーコンエアロコンフォート2.0
- 寸法:長さ 118cm x 奥行き 25cm x 高さ 90cm
- 重さ:8.9kg
ニューヨーク観光を自転車以外で色々楽しみたい人は大会公式のレンタルバイクも100ドル程度で用意があるようなので利用した方が気楽に参加できるのは間違いない。
2017年5月7日行けなかったとしても、いつか行きたいBIKE NEW YORKである。