トレックの最新グラベル「チェックポイント」2019年モデル登場!2台目のバイクでキャンプに行こう!?

週末TREK(トレック)からのメールマガジンが届いた。

開封してみたら、いよいよかと思った。ついにトレックがグラベルロードを出したんだ。

ちょうど1年前くらいに世田谷公園近くのTREKストアで最近グラベルロードにも興味があるんですよ。とスタッフに聞いたころはトレックにはグラベルがまだなかった。悲しかった。もちろん、トレックにはシクロクロスバイクやロードバイクのドマーネがあるのでグラベルを走ることも可能ではありましたが、グラベルロードはなかったのです。

そんな私の想いを知ってか知らずか、最新2019年モデルのグラベルロードCheckpoint(チェックポイント)をトレックが発表してくれました。

今回は、ロードバイクとは全く異なるグラベルロードの新しい自転車の世界に迫ってみたいと思います。

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グラベルロードとは?

最近になって欧米でどんどん人気が高まっている「グラベルロード」。

このグラベルとは、「砂利道」とか「未舗装路」という意味

舗装路を高速で走るロードバイクに太いタイヤを装着可能にしてフレーム設計をアレンジし、砂利道を長時間走行できるバイクが「グラベルロード」だ。

林道や山道に分け入って、そこでキャンプを張る。そんなアドベンチャーな世界観を実現してくれる冒険野郎のためのバイクです。

レースだけじゃない、街中だけじゃない、地球上のあらゆる道を走るために生まれたロード。それが「グラベルロード」の進むべき道なのです。

TREK(トレック)チェックポイントのグラベル仕様の3つの魅力

そんなグラベルロードをトレックが本気でを開発して最新2019年モデルとして誕生したのが「チェックポイントSL5」

トレックにはもともと悪路を走る競技シクロクロスバイク「ブーン」や「クロケット」、エンデュランスロード「ドマーネ」など悪路に対応するバイクをいくつかあります。。その技術を踏まえた上で、トレックは一から「チェックポイント」をグラベルロードとして設計しています

林道や山道、砂利道などの悪路の長距離アドベンチャーに耐えられる新たなジオメトリーのフレームと高品質のパーツの真のグラベルのトレックなりの解答の一つが新型グラベ

ルロード「チェックポイント」なのです。

それでは早速、TREK Checkpoint SL5のスペックからわかった新型グラベルロードの魅力について迫っていきます。

チェックポイントの魅力1 あらゆる荷物を運ぶ「マウント」

世界中のあらゆる場所へ冒険に出かけるためのグラベルロードは、あらゆるシチュエーションに合わせた「道具」や「アイテム」を持って行く可能性があります。

トレックのチェックポイントの最も素晴らしいポイントは、荷物積載量とそのアレンジが無限にできるところでしょう。

トップチューブ、シートチューブ、そしてダウンチューブ両側にあるたくさんのマウントがあり、ボトルケージやバッグのキャリアーなどをバイクに取り付けられます。

もちろん、最近流行りのバイクパッキングの大型サドルバッグやフレームバックを組み合わせてもいいでしょう。

ボトルケージを取り付ける場所も豊富で、フォークのサイドやダウンチューブ下にまでつけることができます。

ツールボトルも活用すれば容量が増えるし、途中に水場のない長距離移動も可能にしてくれます。

この図を見れば一目瞭然でしょう

これだけの積載能力をチェックポイントは持っています。

もちろん、自分の目的地や距離に合わせて自由にアレンジして、必要な分だけ効率良く荷物を詰め込んでアドベンチャーに出かけることができるわけです。

山へ走りに行ってそのまま「ゆるキャン△」そんな冒険にすぐ出かけられます。

チェックポイント魅力2 長時間快適に走る「ISO SPEEDテクノロジー」

長距離移動で疲れを誘う路面からの衝撃を最小にしてくれる「ISO SPEEDテクノロジー」を搭載しています。

あの石畳の凸凹悪路で名高い「パリ〜ルーベ」というレースに勝つためにトレックと最強のレーサー・カンチェラーラが開発したDOMANEに採用されていたテクノロジーです。通常は、フレームと一体化している「シートポストをフレームから独立させること」で、路面からの衝撃をしなるように受け流す機構がISO SPEEDです。

林道や山道の悪路から受ける振動は思った以上に強烈で、じわじわと体力を奪うでしょう。しかし、その衝撃を最小限にして長距離走らせる体力を温存してくれるISO SPEEDは、他のメーカーのグラベルロードにはない「チェックポイントSL5」の大きな魅力です。

チェックポイント魅力3 最大45cのぶっとい「タイヤクリアランス」

悪路を走るためのタイヤはロードバイクの23C、25Cといったタイヤでは到底無理です。

あっという間に足が取られますし、何より砂道ではタイヤがグリップせず走ることもできません。

チェックポイントには最初から35cのグラベルタイヤが標準装備されていますが、実は最大45Cまでのタイヤを装着することができます

太いタイヤで悪路をいなしながら走る感覚はロードバイクとは全く別の爽快感を与えてくれます。ファットバイクに近い楽しみ方もありそうです。

トレック チェックポイントSL5のスペック・価格

  • フレーム:カーボン
  • フォーク:カーボン
  • メインコンポ:シマノ・105
  • ホイール:ボントレガー・チューブレスレディ
  • タイヤ:シュワルベ・G-ワンオールラウンド 700×35C
  • ハンドル:ボントレガー・レースライトアイソゾーン
  • ステム:ボントレガー・エリート
  • シートポスト:ボントレガー・シートマストキャップ
  • サドル:ボントレガー・モントローズコンプ
  • サイズ:49、52、54、56
  • 完成車実測重量:9.58kg(54サイズ、ペダルなし)
  • 完成車価格:29万7000円(税抜)

フルカーボンフレームで、コンポも105。そして、35Cのチューブレスホイールとタイヤ。オールレディなグラベルロードですね。

トレックのグラベルロード最上位モデルである「チェックポイントSL5」は、このスペックで総重量10kgを切る軽量バイクなのも驚きの一つ。

自分の荷物も多く運ぶなら車体は軽くあってほしいそんな願いも最軽量バイクEmondaの技術を活用して実現しているのです。

以上が、グラベルロード「チェックポイントSL5」の大きな3つの魅力とスペックでした。

トレックの「チェックポイントSL5」にキャンプ用品を搭載して、険しい山道に踏み入り、岩場や砂利道・赤土をグイグイ進んだ先に待っている最高の景色を見にいく

そんな新しい自転車体験を味わえるのが、グラベルロードの最大の魅力です。

トレック・チェックポイントALR5、ALR4

チェックポイントにはフレームがアルミのシリーズも2つ展開しています。

理想はSL5のフルカーボンですが、予算が合わないけどどうしてもグラベル欲しい!ならアリです。

TREK Checkpoint ALR5 ¥213,000(税抜) 105

TREK Checkpoint ALR4 ¥185,000(税抜) Tiagra

ISO SPEEDテクノロジーはこちらアルミフレームモデルには採用されていません。

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