ロードバイクは買ってからが、本格的な趣味のはじまりと言っても過言ではありません。
ホイールやタイヤ、サドルなどパーツのグレードアップや、季節ごとにサイクルウェアを新調したり、ライドを快適に楽しくサポートしてくれるサドルバッグやガーミンエッジなどの装備やグッズを揃えたり、ロードバイクにまつわるアレコレをいろいろと考えて、お金をためて購入する楽しみがあります。
巷のロードバイク乗りの年間に使用する金額の調査結果も面白いです。
1年で自転車用品に10万円以上使ってるロードバイク乗りは、なんと67%!
私もロードバイクに乗り始めて約2年ですが、これまでにいろいろな装備やグッズを試行錯誤しながら買いました。ちょっと懐は寂しくなりましたが、おかげで充実したロードバイクライフをおくり、健康も手に入れたような気がします。しかも、ロードバイクに乗っていると週末もあっという間に時間が過ぎるので、意外と他のものにお金を使わないので、実はトータルでは節約できてるのではという通説もあります。そう思い込むように努力しています。笑
ロードバイクライフを快適にするおすすめ装備・グッズのレビュー記事まとめ
ロードバイクショップに行けば、全部見るのが大変なほどの装備やグッズがたくさん並んでいます。旅乗りのための輪行バッグやサドルバッグ、バックパックに、ボトル。ガジェット系では、ライトやサイコンなど。本格的トレーニングをはじめるならローラー台など。
なくても走れるけどあったら、もっとロードバイクが快適に楽しくなる装備・グッズ。私がこれまでに検討・購入してきた中から、特におすすめしたいものを紹介していきます。
Part1:より楽しく快適に!おすすめガジェット・グッズレビュー記事まとめ
日々のライドはまさにロードバイクの趣味の真骨頂。家を出た瞬間から始められる趣味ってなかなか他にないものです。そんなロードバイクの毎日をできるだけ快適に、楽しく過ごせるガジェット・グッズを紹介します。それぞれレビュー記事も以前に書いているので、詳細がきになる方は、関連記事もチェックしてみてください。
サイクルコンピュータなら、ガーミンエッジを手に入れよう。
プロでもアマでも気になる自分の走力。スピードや走った時間、平均時速などが基本情報として、比較的安いサイクルコンピュータでも計測できますが、次第に物足りなくなってきます。
そこでやはり買うなら王道のガーミンエッジをおすすめしてます。ケイデンスや心拍数など、ロードバイクのエンジンである自分の力によりフォーカスしてデータ収集ができるので、その日の調子や成長を実感できます。
ガーミンエッジ820J新登場!全シリーズを比較検証。買うならどれ?
ラインナップは3モデルあるのですが、現時点では820Jがおすすめです。(2017/9)
ただし、2017年は最新モデルで上位モデルの1000Jがリニューアルする予定なので、そちらも要チェックです。
GARMIN(ガーミン) Edge820J 162631 セット品(amazon)
さらにライドを面白くするならSTARAVAというアプリと連動するのがおすすめです。世界中のライダーたちと区間タイムを競い合うのがちょっと楽しいです。自分の速さを客観的に評価できる様になります。
骨伝導ヘッドフォンで、音楽のあるロングライドを
ライド仲間がいる人はあまり気にならないかもしれませんが、一人で走ってると結構、まったりしている時間があります。特に郊外に出るまでの交通量の多い幹線道路や山に行くまでのまっすぐなサイクリングロードなど。そんな一人寂しいまったりタイムに音楽があるとライドが格段と楽しくなります。もちろん周囲の音が聞こえなくなるのは危険なので、骨伝導ヘッドフォンがおすすめです。
-自転車で音楽を聞きたい-周囲の音も聞こえる骨伝導ヘッドホン marsboy,CODEO
夏の暑さも、冬の寒さも、保冷ボトルで快適に
夏の炎天下の暑さの中へ普通のボトルに水を入れて走りに出ると、30分もすれば立派なぬるま湯。夏の日差しを受けながらぬるま湯を飲むのは避けたいものです。そんなときに強力なグッズが保冷ボトル。
ステンレス製とポリエチレンの2重構造の2種類をゲットしました。
普段のライドなら保冷力の高いステンレス製がおすすめで、イベントライドやレースなど集団で走る場合は、安全性を考えて右のポリエチレンを使用するのがおすすめです。右のポディウムアイスの保冷力も、若干ステンレスより弱いかなという程度で十分な保冷力があります。
真夏ライドの熱中症予防に。保冷ボトルで18時間麦茶が冷たい!
2倍、4倍と保冷力アップするボトルCAMELBAKポディウム。実は凍らせてもOK!
自転車の家での保管を省スペースに
ロードバイクは盗難リスクもありますが、雨風に晒すとフレームが劣化してしまいます。だから、外ではなく室内で保管するのですが、思いの外大きいです。そこで、狭い日本に住む我々は縦置きがおすすめ。このバイクスタンドは置くのも簡単で超おすすめです。
MINOURA(ミノウラ) DS-2100 Tancho E’sse(amazon)
Part2:旅乗りもカバーするロードバイクのバッグ戦略まとめ
ロードバイクで日帰りで走るだけなら、パンク修理セットが入るサドルバッグがあれば十分です。
さらにロードバイクの醍醐味を味わうなら「旅乗り」に出かけるのがおすすめです。国内の名だたる山を攻めたり、有名なしまなみ街道などの初心者も楽しいサイクリングロードを走ったり、ロードバイクを走らせて街から街へ移動していく。自転車のスピードは風景も街並みもゆっくり流れ、旅情をたっぷり味わえるのがメリットです。
そんな魅力たっぷりの「旅乗り」ですが、問題になってくるのが荷物。ロードバイクでの移動中も次の宿へ向かうなら、荷物を全て運ばなければいけません。そんなときに役に立つ自転車用バッグのおすすめを紹介します。
バイクパッキングが旅乗りの基本・アピデュラのサドルバッグ
ロングライドに最適。四次元ポケットな「アピデュラ サドルバッグ」インプレ
旅乗りでも2泊3日くらいであれば、最大容量17リットルのアピデュラのサドルバッグだけで十分です。荷物が少なければ丸めて小さくできますし、防水処理されているので急な雨でも問題ありません。
逆にこのアピデュラに入る量くらいまでで荷物は抑えた方がいいです。旅の移動で常に運ぶので多すぎるとかなりしんどくなってしまいます。
3泊を超えるなら、バックパックを携えよう。
ロードバイクの走行中におすすめのバックパックを2つご紹介。
左がASSOSのスパイダーバッグ、右が定番のドイターのレースXです。
普段使いも考えるならイチ押しは、ASSOS。装着感がぴったりで背負ってることを忘れるくらいのフィット感が売りです。
自転車でバッグは背負うな!ASSOS(アソス)伝説の「着る」バッグ
また、使わないときは丸めて、背中のポケットに入れることもできるので、出先でおみやげを買ったら、パッと出して背負うといった使い方もできます。
輪行バッグ(鉄道用)は、最小・最軽量の輪行バッグSL100
旅乗りで必ず必要になってくるのが、ロードバイクを鉄道の車内に持ち込む輪行バッグ。いろいろな種類はあるもののオーストリッチがやはりおすすめです。中でもSL100という最小・最軽量の輪行バッグをおすすめします。
輪行袋で広がるロードバイクの世界。鉄道・飛行機の鉄板バッグはこれ!
輪行バッグはロードバイクで走っている時は、荷物になるのでできるだけ小さく、軽いほうが邪魔になりません。サドルバッグやボトルケージにもサクッと入ります。
OSTRICH【オーストリッチ】 SL-100 輪行袋(amazon)
輪行バッグ(飛行機用)は、OS-500
鉄道輪行に慣れてきたら、さらに遠いくへ行きたくなるでしょう。いよいよ飛行機輪行です。
しかし、大事な愛車を入れるのでクッション性の確実なOS-500がおすすめです。
通算で2回沖縄にこれで輪行しましたが、全く問題ありませんでした。ただ、それなりに大きいので空港についてバイクを組んだら、ホテルに郵送するか、空港のロッカーなどに入れておくなどの計画も一緒に考えておいたほうがいいでしょう。
海外遠征も視野に入ったら、Scicon Aero Comfort2.0
海外の自転車旅は、いまの夢です。一番走りたいのはヨーロッパ。ツールドフランスなどの舞台になったアルプス山脈やツールデフランドルの石畳などを実際に走れたら最高です。
ただ、それほどの大移動になるとさらにしっかりしたバイクケースが欲しくなります。プロレーサーたち御用達のシーコンも検討してみました。
飛行機輪行に最強と評判のシーコンScicon AeroComfort 2.0を真面目に検討してみた。
こちらはまだ検討していて購入に至ってはいませんが、wiggleだと50%OFFくらいで売られていることもあるので買うならここかなと思っています。
旅のお供にしたい携帯シューズ
旅乗りでちょっとだけ問題になるのが、自転車を降りて宿泊しているときの散歩のときに履く靴。
これを持っていくか、持っていかないかで悩みます。靴って重いし、かさばります。そこで、いろいろ探してて見つけたのが、丸めて小さくできる携帯シューズ。
軽くて小さくなるので、旅の荷物を極力減らしたいロードバイク乗りには超おすすめです。
夏のビーチライドや旅乗りのおともにオススメの逸品『テスラ・マリンシューズ水陸両用』
TESLA(テスラ) 軽量 マリンシューズ(amazon)
Part3:より速くより遠くへ!室内トレーニングにおすすめローラー台
ロードバイクに乗って1年経った頃についにローラー台を導入しました。サラリーマンライダーにとっては平日にロードバイクに乗るのはなかなか厳しいものです。ローラー台なら平日でも1時間ほどの時間があれば充実したトレーニングができます。同じような境遇でローラー台が気になっている人におすすめの記事を紹介します。
特に私と同じように都市部の狭小住宅で、近隣の皆様に迷惑をかけられない人が気になるのは、「騒音」でしょう。せっかく買ったローラー台でも、ご近所さんの苦情で使えなくなったらただの邪魔な立体物になってしまいます。まずはそんな賃貸派な皆様におすすめのローラー台を6つ紹介しています。
賃貸派におすすめローラー台6つ。静かさとZwift対応の徹底比較!
(関連記事)
静音性は特に「ダイレクトドライブ式」という機構を採用しているローラー台がおすすめなのですが、私が購入したのは、Tacx Neo Smartです。やはり高額でしたが結果としては最高でした。周りに気兼ねなく、平日もちょっとした時間を見つけて毎日1時間ほどのトレーニングを継続できています。
Tacx Neo 2 Smart トレーナー 122,500円 30%OFF (Wiggle)
2019年10月から、最新モデルがWiggleで取扱いスタートし、いきなり30%OFF!と、まさに冬に向けて買いどきです。
(インプレ記事)
ローラー台Tacx NEO Smart 購入!その静かさに感動!
このTacx Neo Smartのセカンドグレード版として2017年登場したのがTacx Flux Smartです。私はこの選択肢がなかったので買えませんでしたが、10万円を切る価格なので、購入しやすくなっています。今ならこちらの方がおすすめかも。
初心者のローラー台にオススメ!Tacx(タックス) FLUX Smart(フラックススマート)登場!
ローラー台を買ってからを、より快適に楽しくするもの。
静音性の高いローラー台を購入しましたが、振動は若干響くようで対策をしました。活躍したのが、ブルカットという緩衝材です。
ローラー台の防振(防音)対策。ブルカット2で振動72%減は本当か?
音ではなく、振動がかなり軽減されます。特に階下の人には洗濯機のような低音の振動が伝わっていたかもしれませんが、これでほとんど問題なくなったと思います。実際に導入して今までクレームが出たことありません。
ローラー台から世界とバーチャルレース
また、ローラー台とネットを繋いだバーチャルレースが楽しめるZwiftの導入もおすすめです。
3ステップではじめるZwift(ズイフト)入門。1番大事だったのが扇風機
世界中の人とリアルタイムでレースを楽しめたり、インターバルトレーニングなどのキツイのも自分で設定して作ることができます。ローラー台を始めたら一緒にはじめるのがおすすめ。
最後に
以上3部構成でおすすめのロードバイクのガジェット・グッズを紹介してきましたが、日々の消耗品やウェアなどamazonを活用する方も多いかと思います。そこでamazonで格安90% OFFの商品を見つける方法をまとめてました。
ロードバイクグッズを格安で購入する方法
毎日がセールに!?アマゾンの自転車用品を90%OFFで買う裏ワザ
また、自転車ウェアの季節に合わせた選び方についてもまとめています。
気温と体温のコントロールを快適にする装備を選ぶのがコツです。
自転車ウェア選びに大事な3つのこと。春・夏・秋・冬おすすめリスト