毎年、夏が来るまですっかり忘れていますが、暑い真夏のロングライドは、想像以上に過酷。
そんな真夏ライドに向けて、対策をしっかりして、熱中症予防や快適な夏の自転車ライフを楽しんで欲しい。
そんな思いを込めて、真夏のライドにオススメしたい自転車アイテムを14個厳選して紹介します。
ウェアやグッズ、自転車旅に役立つ真夏を快適に便利にしてくれるアイテムたちです。
真夏を生き残るサイクルウェア
真夏のライドで一番問題なのは、尋常じゃない量の”汗”
対策しておかないと、走れば走るほどウェアが汗でべたつき、不快感がどんどん増していきます。
また、頭から垂れる汗が目に入ってしまうと安全面の問題もあります。
そこで、まずは真夏のウェアについて紹介していきたいと思います。
1.インナーウェア
夏は暑いから重ね着したくない人も多いと思いますが、夏の汗を快適に管理するインナーウェアは必須アイテムです。
特に吸収・速乾性に優れたインナーウェアは、汗をどんどん外へ逃してくれます。
2.サイクルキャップ
もうひとつ、夏は特におすすめしたいのが、意外と賛否が分かれるサイクルキャップ。
頭からの汗が目に落ちてこないようにかぶった方が安全で快適です。
2個持って行きと帰りで変えてもいいくらいだと思います。
3.ショートフィンガーグローブ
単純に暑いからショートフィンガーグローブにするのもオススメ。
また、手の甲側が額の汗をふきとれる素材になっていたりすると便利です。
手のひら側のクッションもしっかり存在感あり、革張りの高級感を味わえます。
4.着るバックパック
夏のちょっとしたロングライドで荷物を持って行きたいなら、暑くないバックパックがオススメ。
写真のように圧倒的に接触面積が少なく、背中が暑くなりづらい。
5.サングラス
夏の日差しに対応するためには、サングラスも必須アイテム。
断然、オススメは、オークリーのサングラスシリーズだ。
特におすすめは、ジョウブレーカーのプリズムレンズモデル。
サイクリングシーンに特化した設計とレンズで、高速走行時のクリアな視界と広さ、レンズの曇りを防ぐエアベントなどの特徴がまさにロードバイクに最適。
真夏のライドを快適にする自転車アイテム
夏用のウェアを揃えたら、ライドシーンを快適にしたり、万が一のトラブルの対策になる自転車グッズについても揃えておきたい。
6.保冷ボトル
ロードバイクに乗り始めて色々なボトルに出会いましたが、周りのロードバイク乗りをみても、一番支持されているのが、CAMELBAK ポディウム。
特に真夏ライドにおすすめしたいのが、これ。
CAMELBAK ポディウム アイス 定価:3,600円(税抜) 保冷力4倍!
特に保冷力が高いので、真夏用に一本持っておくと便利です。
2倍、4倍と保冷力アップするボトルCAMELBAKポディウム。実は凍らせてもOK!
ステンレス製の保冷ボトルは、ロングライドのお供に
もう一つ、真夏にオススメは、ステンレス製の保冷ボトル。
夏は、ダブルボトルの一本をステンレスボトルにして、氷をたくさんいれて冷た〜い飲み物を少しずつ飲めるようにしておくのがオススメ。
その一口が、ロングライド中の暑さをリフレッシュしてくれます。
各社から保冷ボトルも色々出ているのでお気に入りの一本を選べば良いと思います。
サーモスからはストロータイプ。
7.最軽量・輪行バッグSL-100
夏のロングライドで万が一の熱中症などに備えるならば、体調に異変を感じたら、いつでも輪行で帰れるように準備しておくのは心の保険になります。
そんな万が一の保険として使える輪行バッグが最軽量のSL-100。
ボトルケージに突っ込むことも可能なサイズ感で軽量なのでライドの邪魔にもならない。
8.あとちょっとの荷物にマルチユースサイクルマウント
そんな最軽量輪行袋のSL-100を持って行きたいが、夏はダブルボトルでボトルケージが空いていない!
そんな時に使えるのがマルチユースサイクルマウント。
トップチューブにおまけの輪行バッグを装着できます。
補給食などを束ねてつけたり、モバイルバッテリーをつけて、ライトやサイコンの充電をしながら走るなど意外と使い道は多い。
9.3分で終了できる!パンク修理の電動空気入れ
夏じゃなくても起こってしまうパンク。
特に猛暑の夏のパンク修理は過酷。
暑いのでできるだけ短時間で終わらせたい。
しかし、携帯型ポンプで空気を入れるのはかなり苦痛。
そこで、オススメしたいのが、携帯型スマートポンプ「Smart Air Pump M1」
電動ポンプなので、3分で必要な分の空気を送り込んでくれる優れものです。
10.インドアサイクリングに、ローラー台
暑い夏でも猛暑日にライドに出かけても熱中症になるだけだ!と合理的な考え方のあなた。
そんなライダーはやはりインドアサイクリングがいいだろう。
そんな中でも特にオススメしたいのが、私も購入したTacx Neo Smart
Tacx – Neo Direct Drive スマートトレーナー
Zwiftに対応して、仮想空間のコースのヒルクライムでは負荷が上がるなど、最高のバーチャルトレーニングが楽しめます。
雨の日や真冬も使えるので非常に使えます。
夏休みの自転車旅のお供にしたいグッズ
夏休みともなれば、自転車を連れて旅に出るのは正しいロードバイク乗りの夏休みの作法でしょう。
そんな旅乗りにオススメの自転車グッズもいくつかあります。
11.大容量のアピデュラ・サドルバッグ
ロードバイクの旅乗りで問題になるのは、荷物。
ロードバイクに乗っているときにリュックを背負うとパフォーマンスが落ちるので、できれば荷物はロードバイクに搭載したい。
そこで、ちょうどオススメなのが大容量のサドルバッグのアピデュラ。
数泊分のウェアと輪行バッグなど旅行に必要最小限のものは、これだけで十分入ります。
私も沖縄旅行のときはこれを活用しました。
逆に言えば、アピデュラに入る量より多くの荷物を持つと、かなり辛いので、この中で入る程度に荷物を絞った方が快適な旅になると考えた方がいいかもしれません。
これ一つで、自転車旅に出よう。
12.飛行機輪行なら、OS-500
夏休みの旅行先に、南の島へとか、北の北海道へなど。
飛行機に乗って旅行する計画を立てている人もいるでしょう。
国内の飛行機輪行でオススメしたいのが、オーストリッチの飛行機輪行バッグOS-500
基本的に国内ならばこれで十分だ。
ペダルを外す必要があるので、アーレンキーやペダルレンチを忘れずに。
また、旅行中は邪魔になので、空港から、最後の宿泊先、もしくは帰りの空港の郵便局などへ到着したら送るのがオススメ。
13.骨伝導ヘッドフォン
一人の旅乗りシーンで長距離の平坦路に入ったら、かなり孤独との戦いになります。
そんな孤独を払拭してくれるのが、骨伝導ヘッドフォン。
耳は完全にフリーで、ちょうどBGMを聞いている程度で音楽を楽しむことができます、
BGMに好きな音楽が流れるだけで、一気に一人ロングライドも楽しくなります。
14.旅先の普段履きシューズ
荷物を最小限に抑える場合に問題になるのが、宿泊先から夜の外食に出かける時、サイクルシューズからはき替えるためのシューズだ。普通の靴やスニーカーは、荷物として非常にかさばる。
そこで、オススメなのが、くるっとまるまるテスラの軽量ランニングシューズ。
かさばらないし、スポーツシューズとして機能性も優れている。
まとめ
以上、夏のサイクリングシーンで活躍するグッズをご紹介してきた。
夏の都市部は何と言っても暑い。アスファルトの照り返しやクーラーの外気などのヒートアイランド現象の影響も強い。
そこでオススメはやはり郊外。そして、高地。
山梨や長野など近くの避暑地へちょっとした旅乗りに出かけたい。
そこへ行けば文句なく素敵な坂が我々を待っているだろう。
Route92