2017ホイールインプレッションPart2ほか、CYCLE SPORTS7月号発売!

毎月20日は、恒例の自転車雑誌のBiCYCLE CLUB(バイシクルクラブ)とCYCLE SPORTS(サイクルスポーツ)の発売日。

立ち読みして、内容を吟味してから、どちらか1冊を買って帰るのが毎月の楽しみの一つである。

もうすぐGW!今年は29日が土曜日という不運で喜びが少なく、...

先月は、両雑誌とも決め手に欠けていたが、ペダル効率アップというスキル系記事をストックしておこうということでBiCYCLE CLUBを購入した。

さて、今月はどちらが面白いだろうか?

7月号のCYCLE SPORTSとBiCYCLE CLUBのメイン特集比較

早速、それぞれのメイン特集から比較していこう。

CYCLE SPORTS 7月号

メイン特集:ヤバいロングライド大特集

表紙は、先日記事も書いたシャア専用ロードバイク。

バンダイの大人向けショッピングサイト・プレミアム バンダイか...

実走レポート記事もある。

メイン特集はイベントライドの季節が到来しているのもあってか、さらにマゾっぽいロングライドの特集。

ブルベや獲得標高4000m以上ライドなど、しんどいことが大好きな人には垂涎のロングライドのイベントを集めて紹介している。また、そんなヤバいロングライドを完走するための装備や準備などについてまとめている。

個人的には、そこまでヤバいロングライドに出てみたいと思わなかったのでメイン特集はぐっとはこなかった。

BiCYCLE CLUB 7月号

メイン特集:もっとラクに坂を上ろう!がんばらない ヒルクライム術

こちらは、もう少し実用的なロードバイクスキルアップ特集。しかも、私のような軟弱ライダーをターゲットにしたがんばらないヒルクライム術ときた。

これは!と思い、ざっと立ち読みしていた。

基本的には、ヒルクライムの時のポジションの取り方やハンドルの持ち方、楽なダンシングの方法と割とすでに実践している内容であった。そういえば、1年前にも雑誌で同じような記事を読んだなとデジャブのような感覚を覚える。

実際、これらのスキル・テクニックは覚えておいて損はない。初心者で私のように坂が苦手だった人にはぜひ参考にしてみて欲しいと思う。

というわけで、メイン特集は今月もほぼ差がない。

そこで、サブ特集に目をやったら、1つ決め手となる特集があった。

CYCLE SPORTS の2017ロードホイールインプレッション Part2だ。

これは、2ヶ月前の5月号にて第一弾のカーボンクリンチャーホイール特集が掲載されていて、その第二弾である。今回は、カーボンチューブラーホイールと、アルミクリンチャーホイールのインプレッション特集だ。

春分の日を含む3連休で油断していたが、毎月20日は、自転車雑...

前回も楽しく読んだので、Part2を期待していたが、先月号ではなく、2ヶ月経った今月号だったのか。

BiCYCLE CLUBにはこれを超えるサブ特集がなかったので、今月は、CYCLE SPORTSに軍配をあげた。

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CYCLE SPORTS(サイクルスポーツ) 7月号のコンテンツ

表紙は、シャア専用ロードバイク。

公式サイトでもわからなかったフレームのメーカーがわかった。

台湾の「アックスマン」製だった。

AXMAN(アックスマン)公式サイト

同社の展開するディスクブレーキのカーボンロードバイクENDURO C1 DISCが元なんじゃないかと考えられる。

こちらは、価格230,000円(税抜)。シャア専用ロードバイクは、324,074円(税抜)。

その差9万円。ロゴとカラーリングの分。

ガンダム製品の価格はバケモノか!

と思う次第である。

目次

(メイン特集)

  • 極限・激走・限界突破! ヤバいロングライド

(サブ特集)

  • 本誌独占試乗 シャア専用ロードバイクでガンダム聖地巡礼!
  • 2017ロードホイールインプレッション Part2
  • カンパニョーロ ロードディスクブレーキコンポ「H11」登場!
  • ロード乗りの嗜み バックポケット活用術
  • 第6回GSRカップ実走レポート
  • 最旬アイウエアカタログ

(注目の最新モデルを試乗記事)

  • ビアンキ・オルトレXR3/XR4
  • コンドル・アッチャイオ ステンレス
  • トンプソン・マエストロ

以上の記事から、特に気に入ったロードホイールインプレッション記事を紹介。

2017ロードホイールインプレッション Part2

5月号のCYCLE SPORTSのロードホイールインプレッション記事の第二弾。

今回は、カーボンチューブラー&アルミクリンチャーの最新19モデルを試乗インプレッション。

カーボンチューブラーホイール 6モデル

まずは、カーボンチューブラーホイールの6モデルのインプレッションだが、比較対象として当初予定していなかった、カンパニョーロ・ボーラウルトラ35、50とフルクラムスピード40Tも用意して、カンパニョーロ、フルクラム、シマノ入り乱れてのインプレッション合戦となったようだ。

やはり、目玉はシマノの最新デュラエースホイール。

特にWH-R9100-C60は評価が高い。

しかし、チューブラーは高いですね。

クリンチャーならなんとか手に入りそうだけど。

その他のインプレホイール

レーゼロ持ちにとってきになるのは、やはりFULCLUM SPEED55T


Fulcrum – SPEED 55T カーボンチューブラーホイールセット

その合成の高さからか、高速域での加速性能に高い評価が集まっている。

逃げのアタック時や、スプリントでちぎる時には性能を発揮するらしい。いいなぁ。

アルミクリンチャーホイールチューブラーホイール 13モデル

後半は、アルミクリンチャーホイールの13本。

初心者にとっては、まずは手に取り安い価格帯のものも多い。

インプレアルミクリンチャーホイールラインナップ

  • FULCRUM RACING ZERO NITE
  • FULCRUM RACING ZERO
  • CAMPAGNOLO SHAMAL MILLE
  • CAMPAGNOLO SHAMAL ULTRA
  • MAVIC COSMIC PRO CARBON EXALITH
  • MAVIC KSYRIUM PRO EXALITH
  • DT SWISS PR1400 DICUT OXIC
  • ROLF PRIMA VIGOR ALPHA STEALTH
  • ZIPP 30 COURSE RIM BRAKE CLINCHER
  • CAMPAGNOLO ZONDA
  • EASTON EA90 SL
  • BONTRAGER PARADIGM ELITE ROAD WHEEL TLR
  • GIANT SL1 WHEEL SYSTEM

アルミクリンチャーホイールの最新モデルはどのメーカーもC17のワイドリム化が進んだことが話題の中心になっている。

車輪の幅がワイドになることで、高速域での伸びや安定感が増すメリットがあるということだ。

ただ、重量が増してしまうので、乗り出しの加速感や軽さが損なわれるというデメリットもある。

時代の潮流は、ワイドリムだが、好みによっては旧モデルのC15の方を選択するのもありなのかな。

などなど、参考になる記事。

まとめ

ホイールインプレッション記事は読み応えがある。今後ホイール購入を検討している人は、CYCLE SPORTS7月号がおすすめ。

一方で、BiCYCLE CLUB 7月号だが、坂の苦手な初心者には非常にためになるテクニックやコツが丁寧に紹介されているのでおすすめ。

そこそこ乗っている人は、シャア専用ロードバイクがきになる人は、CYCLE SPORTS。

BiCYCLE CLUBは今月はちょっとおすすめできないかもしれない。

今月も好みが分かれそうなので、サブ記事なども参考に気になるものがあれば購入してもいいかも。

結論として、どちらも買わないというのも結構な確率でありだと思う。