毎月20日は自転車雑誌のBiCYCLE CLUB(バイシクルクラブ)とCYCLE SPORTS(サイクルスポーツ)の発売日。
本屋で立ち読みしながら、気に入った方を1冊買うのが毎月の恒例。
先月はCYCLE SPORTSがパーツ特集が決め手になった。
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自転車雑誌4月号のメイン特集比較
早くも4月号となる今月。早速メイン特集を比較してみる。
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メイン特集:2017年に走りたい「一周ライド」17選
「アワイチ」「ビワイチ」「サドイチ」「ワンイチ」「カスイチ」「マメイチ」「チタイチ」「オオイチ」「アソイチ」「ナスイチ」など、日本全国津々浦々のロードバイクで一周したくなる名所を17か所紹介。
[amazonjs asin=”B01N6NTJBM” locale=”JP” title=”BICYCLE CLUB(バイシクルクラブ) 2017年 04 月号 雑誌 特別付録:ダブルファスナー・マルチポーチ 特集:「逆説のスピードアップ術 ガンバらずに速くなる! 」「ビッグプーリー検証&導入ガイド」「フレーム磨き徹底ガイド」”]
メイン特集:逆説のスピードアップ術 ガンバらずに速くなる!
速く走ろうとしすぎる初心者陥りがちな落とし穴や最適なポジションについて詳細に解説。
2つの雑誌のメイン特集を比較すると、CYCLE SPORTSはこれからのロードバイクシーズンの旅乗りの参考になりそうでもあるが、割とメジャーどころが多く既に知っているひとではなく、これから探す人向け。そして、BiCYCLE クラブのテクニック記事は気になるが、立ち読みしてみるとポジション関連の項目が多い。そして、人それぞれ乗り方にしっくりくるポジションが違うという説明もあり、どこから手をつけていいのか分かりづらいという印象を受ける。実践する手間なども考えると、少し途方に暮れそうになりそうだ。
メイン特集が決め手にかけるため、サブ特集まで目を向けて、今月はBiCYCLE CLUBを購入することにした。
最新シューズコレクションと、ピナレロ・ドグマ試乗F8 vs F10の二つの特集が気になったからだ。
一方のCYCLE SPORTSは、“日本製であること”にはどんな意味があるのかMade in Japanの自転車を作るやデザインができなくても大丈夫こだわりのチームジャージを作ろう!などがサブ特集だが、今の私には必要のなさそうな記事が多かった。もちろん、人それぞれ気になる記事は異なるだろう。
全体的な印象だと、BiCYCLE CLUBは、シューズ、ピナレロ、ビックプーリーなど機材・パーツ系の記事が多く、CYCLE SPORTSはMadeinJapan, チームジャージ、ebikeなど、かなり狭いところをピンポイントに攻めている印象を受けた。
BiCYCLE CLUB 4月号のコンテンツ
BiCYCLE CLUBにはおまけがつくことが多い。
付録・ダブルファスナー・マルチポーチ
今月はかなり使えそうなダブルファスナー・マルチポーチが付いてきた。
ツーリングの際に財布を持っていくの大業だ。ナイロン製のポケットサイズのファスナー付きのポーチに数千円とクレジットカードを入れて、ジャージの後ろポケットに突っ込んでおくと、休憩の買い食いも立ち寄ったバイクショップでの衝動買いに対応出来る。
この付録はファスナーが2つあり、さらに間にものを挟めるので、スマホやバッテリーなど汗と接触したくな機器を挟めるので便利そうだ。
目次
(メイン特集)
- 逆説のスピードアップ術・ガンバらずに速くなる!
(サブ特集)
- ビッグプーリー導入マニュアル
- いつまでもキレイに乗りたい! フレーム磨き徹底ガイド
- 春だからシューズを新調! サイクルシューズコレクション
- シンクロシフト搭載! 新型デュラエースDi2実走インプレッション
(注目企画)
- カラーオーダーができる完成車特集
- ハンドメイドバイシクル展
- シクロクロス世界選
- シクロクロス東京
- ピナレロ・ドグマF10試乗
(注目連載)
- 日向涼子の「やっぱり坂が好き」 静岡県・天城峠
- ハシケンの「ロードバイクエクスプローラー」コーダーブルーム・ファーナアルティメイト
- 自己ベスト! 「これから着たいウインドブレーカー」
- ロードバイク一人旅「ぶらり台湾旅」
この中から今回特に気に入ったコンテンツを一部チラ見せ。
メイン:逆説のスピードアップ術・ガンバらずに速くなる!
メイン特集は24ページと読み応えのあるテクニック・セッティング記事。
元プロロード選手の辻善光選手による逆説的なスピードアップ術。基本的な方針としてガンバリすぎて逆に遅くなってしまうこともあるという視点で、ガンバルを調整してくれる記事構成になっている。
特によくありがちな、最初に気合い入れて頑張って後半垂れるよりは、一定ペースもしくは少しずつペースを上げた方が結果として速くなるという話。
最初にガンバルことで逆に遅いという今回の特集の根幹を貫くテーマをこれで表現している。
他にもアップライトポジションは一見楽そうで、体重をサドルに乗せてペダリングに活用できていないので逆に筋力を消耗してしまうなど、いろいろと細かいテクニックを紹介している。
ピナレロ・ドグマシリーズを乗り比べ!
2017年のシーズン前に急遽発表されたDOGMA F10。いよいよ試乗記事も出始めた。
DOGMA F8、DOGMA F8 X-LIGHTと比較している。
DOGMA F10の性能はインプレライダーでもさすがにわずかになってきているようだ。
DOGMA F8にTTバイクのエアロ性能を付与したのがDOGMA F10以上のコメントはない。むしろ、X-LIGHTの軽さによるヒルクライムメリットは明確で魅力的のようだ。
サブ:最新シューズコレクション
ずっとMTB用のヴィンディングSPDを使用しているのだが、最近ロード用のSPD-SLも気になっているので、シューズ特集は興味深かった。
GIRO、LAKE、SHIMANO、SIDIの4ブランドの最新シューズについて詳しく紹介している。日本人の足には、SHIMANOが合いそうだが、個人的にはSidiが気になっている。
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連載記事:自己ベスト・春先から使えるウインドブレーカー
春先から使えるウィンドブレーカー特集。まさに風が強い春先はウィンドブレーカーは必須アイテムだし、結構、寒くなったりする春のウェアは重ね着が命。
本当におすすめのウィンドブレーカーはどれか?気になる記事であった。
今回、紹介されたウィンドブレーカーは、以下の4種類。
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結論から言えば、例の定番のあのメーカーだったが、納得といえば納得である。
自転車雑誌4月号対決まとめ
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メイン特集:2017年に走りたい「一周ライド」17選
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メイン特集:逆説のスピードアップ術 ガンバらずに速くなる!
好みの分かれるメイン特集で結構悩んだが、こればかりはそれぞれ好みと直感に任せて選べば良いと思う。雑誌が2種類あるので、それぞれ毛色の違う内容で今後も楽しませてくれれば嬉しいものだ。