ロードバイクにハマってしばらくすると自転車通勤をしたくなる。
平日はなかなか自転車に乗る時間が取れないからだ。
仕事が終わってからだと、帰宅した頃にはすでにあたりは暗いし、そこから走りに行こうと思ってもなかなか難しい。
早起きしての朝練ができればいいが、ネット時代の申し子である我々は夜型になりがち。朝はなかなか辛い。
朝夜の通勤をロードバイクに変えることができればロードバイク乗りにはいいことだらけだ。
睡眠もたっぷり取れるし、満員電車からも逃れ、ロードバイクにも毎日乗れる。
しかし、自転車通勤で問題なのが、「スーツ」な仕事の人だろう。
スーツでロードバイクに乗るのははっきり言ってキツイ。走り始めて10分もしたら蒸し風呂状態になることが容易に想像できる。
私の友人でも自転車通勤できるクロスバイクと会社近辺に駐輪場を用意して、実際に自転車で出勤したが、結局、スーツを着ていかねばならない問題に対応できずに、自転車通勤を始められなかった奴がいる。今でも満員電車に揺られて会社に通っている。
そんな彼のために自転車通勤のスーツ問題の解決策を調べてみた。
自転車通勤のスーツ問題の解決策は主に2つ
- スーツを着ていくか。
- スーツを持ち運ぶか。(スーツを入れるバッグを持っていく)
スーツを着て自転車通勤なら、汗対策と汚れ対策
スーツを着て自転車通勤をするなら、汗と汚れの対策が重要になる。
自転車の運動量で、熱がこもりスーツの中蒸し風呂状態になるので、汗をしっかりかく。
さらにスーツの裾がばたついてチェーンの油などの汚れがつかないなど、スーツを着る対策が必要だ。
- 裾はゴムバンドで絞る
- 襟、袖まわりの汗対策に吸汗インナー
- 足まわりのスレ対策
しかし、このような対策をしても、普通のスーツで自転車通勤を繰り返すと、スーツはかなりの確率で痛んでしまう。特にペダリングで動き続けるお尻や股スレで、スラックスには穴が開くことが想像できる。
私は、私服通勤だが、ジーパンでも穴が開いたことがある。普通のスーツを着ての自転車通勤はなかなか厳しいと思う。
自転車通勤はサイクルウェアを着て、スーツを持ち運ぶためのバッグ
個人的にはこちらの方が自転車通勤のスーツ対策として優れていると思う。問題はバッグだ。
スーツにしわをつけず持ち運ぶにはガーメントケースに入れて鞄に入れてとなかなか手間がかかる。さらにガーメントケースが入るバッグは大きくなってしまうし、メッセンジャーやバックパックじゃないと自転車には向いていない。
そんな自転車通勤サラリーマンのためのバッグが一つある。
オーストラリア発のHenty(ヘンティー)のガーメントバッグ。このブランドの創設者自身も自転車通勤で苦労した口で、そこで感じた不便さを解消する為に考案したというから、まさに自転車通勤のためのバッグに仕上がっている。
それが、ヘンティ Henty Wingman Backpack / Messengerだ。
このバッグにスーツが入っているんです。意外とコンパクトでスマートなバッグパックだ。メッセンジャータイプもある。
このバッグの秘密は、ガーメントケースを丸めてバッグにしていること。
普通のガーメントケースに見えるがこれをくるくると丸めると、形状記憶のサポートもあって綺麗なちくわ上のバッグに早変わり。
さらにこのちくわの空洞部分には、サブバッグを入れることができ、スーツ以外にもインナーの着替えや革靴、パソコンなども収納可能だ。
このセカンドバッグに必要なものを入れて、さらにガーメントケースの外側のファスナー部にも薄い収納がある。
携帯や財布などはこちらに入れておけば邪魔にならない。
How to Use
ガーメントケースとインナーバッグをくるくる巻いて、雨用カバーで防備も可能。
自転車に乗って、GO!
と言った感じだ。
このバッグならば、サイクルウェアのフル装備で通勤して、会社で着替えれば、スーツな仕事のサラリーマンもストレスなく自転車通勤が可能になるだろう。
私は、スーツな仕事ではないのだが、ちょっと欲しいと思ってしまうくらいよく考えられて作られたガーメントバッグである。サイクルウェアとの相性も良さそうなLOOKだ。
後ろのライトも点けられる。
スーツに悩んで自転車通勤を断念していたなら、Hentyいかがだろうか?
バッグパックか、メッセンジャーバッグかはお好みで。
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