今月は、BiCYCLE CLUBの2018年8月号も購入したのですが、今月はCYCLE SPORTSも欲しくなり、CYCLE SPORTS 2018年8月号「前乗り時代のポジション改善術」ほかを追加購入しました。
というのもヒルクライムなどで長時間の高出力ライドをするとしばらくすると腰痛が出てくるという悩みを抱えているからです。
CYCLE SPORTSのメイン特集が「前乗り時代のポジション改善術」でプロチームのマッサーとして有名な中野さん監修の記事がなんとも魅力的に感じたからです。
今年参加した富士ヒルクライムでも後半は腰痛がじんわり出てきて苦労しました。この問題を改善しないとなかなか記録更新は難しいと思い、藁にもすがる思いで購入に至りました。
同じようにポジションに悩める初心者ライダーの人は参考にしてはいかがでしょうか?
また、他にも最近流行ってきたグラベルロードの特集もたっぷりあり、購入をちょっぴり検討している私には魅力的な特集です。
付録には、雨の日に使える”マッドガード”も付いていてちょっとお得です。
さて、早速、今月のCYCLE SPORTSのコンテンツを紹介していきましょう。
CYCLE SPORTS 2018年8月号コンテンツとレビュー
目次1
大特集1が「前乗り時代のポジション改善術」
大特集2が「この夏、グラベルバイクで旅に出よう」
とこの辺りに興味がある人は今月号は買いですね。まさに私か。
あと、サブ特集できになるのは、来るべき夏に向けた「インナーウエア実力検証」、さらに時間のないサラリーマンライダーのトレーニング方法として活用できそうなのが、「日常生活でできる 乗らずに強くなる方法」です。この辺りも簡単にレポートしていきます。
目次2
さらに月間連載モノも付いています。個人的には、巻末にあるトライ&ジャッジは毎月何かいいものないか参考にしています。
大特集1:前乗り時代のポジション改善術
30ページに渡り、ロードバイクにおける理想的なポジションについて最新の情報をまとめた大特集です。
ロードバイクのポジションが、ここ30年で後ろ乗りから前乗りへと明確に変貌したと編集部が語っています。
その前乗りの長所と短所、そして、そのポジションを獲得する方法について4章に渡り説明されています。
冒頭から登場するのが、エンネスポーツマッサージ治療院の中野喜文さん。
ツールドフランスの中継などを見ていると解説をされているのでご存知の方も多いかもしれません。プロチームのマッサーとして長年グランツールなどにも帯同してたくさんのプロ選手を見てきた方が今回のポジション特集のアドバイザーとして登場しています。
ポジションの基本となる「3つの”ル”」とは、ハンドル、サドル、ペダルの3つのことで、現在のロードバイクのポジションが”前乗り”主流になっている中、この3点をどうセッティングするのが良いかを順を追って解説されていきます。前乗りにより、高ケイデンスのライディングが主流となり、また、膝関節や腰への負担が軽減されるため、故障が減るというメリットがあるようです。
3つとはいえ、全て調整しようと思うとなかなか大変ですが、現状持っている腰の問題を解決できるならチャレンジする価値はありそうです。
とても読み応えのある実用的な特集です。
大特集2:この夏、グラベルバイクで旅に出よう
全8章28ページと読み応え十分のボリュームで、グラベルバイクを1から知ることができる良特集でした。
特にこれから始まる夏シーズンに向けて、山へ海へと分け入っていけるアドベンチャーなバイクは活躍の場が多いので買うなら今。お金があれば。。。
簡単なキャンプ用品をバイクに積んで、山道を登りキャンプする。なんて楽しそうな旅を楽しめそうです。
8章の内容は以下の通りです。
- グラベルバイクはここが違う!
- グラベルに適したタイヤの話
- グラベルバイクで旅に出た!
- グラベルバイクを改めて語る
- 荷物はどうやってパックする?
- 厳選グラベルバイクはこれだ!
- ロードバイクのグラベル化計画
- グラベルバイクが楽しいルート
特に読んで楽しかったのは、5章の「荷物はどうやってパックする?」
グラベルバイクは、ダボ穴が多かったり、フロントフォークに荷物を搭載できたりと、重量をとにかく軽くするロードバイクとは真逆の思想を持っていることがわかります。
荷物を効率よく積んでいながら、ロードバイクに近い走行性能でロングライド・ツーリングを楽しめるわけです。
荷物パッキングの仕方も様々、持っていく荷物も様々、アドベンチャーなグッズ購入の泥沼にハマる予感がプンプンします。
軽さを追求するとおそらくとても効果になることも想像できますね。
グラベルバイクを本格的に始めるには、気合いと何よりも財力が必要そうなことがわかりますw
いますぐグラベルを始めるのは無理だなーと痛感しましたが、自転車の楽しみ方はまだまだ広がりそうだと夢は広がりました。
とりあえず、現在の愛車のタイヤをグラベル仕様にして少し山道も走れるようにするところから始めようかなと思います。
8,000円でロードバイクをアウトドア化! 舗装路も、林道も1台で走破。
サブ特集1:インナーウェア実力検証
夏シーズンのウエア選びで最も重要なインナーシャツの最新15モデルの吸収力、速乾力の実験結果とインプレッションをまとめた気になる特集です。
最新15モデルの中に、イタリアのインナーウェア専門メーカーのOUTWETが入っていないのが残念ですが、ASSOSやパールイズミ、カステリなどなど一般的なウェアブランドもしっかりラインナップされているのでインナーウェアを検討しているライダーには実用的な記事だと思います。
インナーウェア実験結果TOP3
速乾性の実験結果のインナーウェアTOP3を紹介します。
NO.1
【カステリ】コアメッシュ3
1時間後の水分残留率がなんとたった3%という記録でとっても赤丸急上昇のインナーです。やはりカステリは良質なんですね。
NO.2
【カペルミュール】ノースリーブ ソフトメッシュアンダーウエア PP100
2位はカペルミュール。ちょっと意外でした(失礼)。1時間後の水分残留率6%とこれも非常に好記録です。
NO.3
【モンベル】ジオライン クールメッシュ ノースリーブシャツ メンズ
3位はアウトドアブランド【モンベル】の自転車ウェアラインです。1時間後の水分残留率10%とこちらも好記録。
さらに価格が2,100円(税抜)と最も安いのも魅力です。コスパを考えるとモンベルが最も優秀です。
サブ特集2:日常生活でできる!乗らずに強くなる方法
平日は走る時間がなかなか取れないサラリーマンライダーに向けて5秒でできる(ものもある)日常の中のトレーニングTIPSを詰め込んだ特集です。
通勤中、オフィス、自宅の隙間時間を活用して強くなれる!?かもしれない方法がたくさん載っています。
体をコントロールする習慣を身に付けるのが良さそうですね。
CYCLE SPORTS 2018年8月号「前乗り時代のポジション改善術」ほか
自転車なんでもセレクション400が魅力のBiCYCLE CLUB 2018年8月号