W杯開催で、例年より1週間遅れの7月7日からいよいよ始まるツール・ド・フランス2018。
公式プログラムが発売されました。
例年と同じくコースマップの特大ポスターも付いていて、今からツール・ド・フランスのレース展開を妄想して楽しむことができます。
電子書籍が当たり前になった今でも、テレビと相性が良いのと付録のポスター欲しさに今年も雑誌を購入しました。今からコースレイアウトを予想して、昨年から続くフルームのグランツール4連勝が達成できるか想像を膨らましています。
今回はこのツール・ド・フランス2018公式プログラムの内容と活用方法について簡単に紹介したいと思います。
ツールドフランス2018公式プログラム コンテンツ
ツール・ド・フランスに関わるメインコンテンツは大きく4つに分類して掲載されています。
- 選手たち
- 出場22チーム
- 行程
- 全21ステージ
これらに加えて、ツール関連の読み物として、「ツールの周辺」「レトロ・ツール」といったマニア向けの情報も追加されています。
それでは、ツール・ド・フランスを楽しむメインコンテンツそれぞれを簡単に説明していきましょう。
1:選手たち
「選手たち」は、レースの主役である有力選手にフォーカスして情報を掲載しています。
発売時点ではツール・ド・フランス2018出場選手は確定しているわけではありませんが、出場が有力視されている選手を中心にその背景や能力について知ることができます。
楽しみ方
レース観戦の熟練者は、言われなくても有力選手については把握しているかたも多いと思いますが、自分の頭の中でバラバラになっている情報を一度、並べて整理するのにとても重宝します。
また、レース観戦中は気になる選手がどうだったかな?とテレビの横に置いておいてちょっと調べたりできます。
レース観戦の初心者の方は、一度に全ての選手を知るのは難しいので、上記ページのような有力選手を把握しておくために使うのがおすすめです。レースの間は、これらの有力選手の動向に注目していると、自然にレースの理解が深まり、レース観戦を楽しむことができます。
チクリッシモ2018選手名鑑
総合優勝を狙う選手以外にも、スプリンターやステージ優勝を狙う選手なども知りたい場合は、チクリッシモの選手名鑑も持っているとよりレースを深く楽しむことができます。
2:出場22チーム
ロードレースで重要なのは、エースだけではなくサポートするアシスト選手やチーム戦略などの総合力です。
その辺りのチームそれぞれの状況や機材について知ることができるページです。
チーム所属の全メンバーの客室やプロフィール、成績などの一覧を見ることもできるので、データ好きには楽しいページです。
また、自分でもロードバイクに乗る人は機材情報を見るのも楽しく、自分の乗っているバイクメーカーに乗っているチームのホイールやヘルメットなどのブランドを調べることもできます。ただ、また物欲が刺激されてしまいますが。
楽しみ方
出場選手が決まってスタートリストがでてきたら、各チームの出場選手をチェックすると見やすくなります。そして、他のチームと比較しながら総合力が優れているチームを検討して自分なりのツール・ド・フランス展開を予想するのが楽しいでしょう。
レース観戦中は、中継で注目されたチームとその選手の情報をチェックするのに使うといいでしょう。
各チームのエース、スプリンター、ヒルクライマーあたりを把握しておくと自ずとレースが楽しくなります。
3:行程
行程は、各ステージのコースより一歩引いた俯瞰視点で、戦いの舞台となる地域についてどんなエリアなのかを紹介しているページです。旅行雑誌のような地域の特色について深く知ることができます。
特に過去のツール・ド・フランスで使われたときの名勝負や名シーンの紹介は今年の展開を楽しむ上でも非常に役立ちます。
楽しみ方
「行程」はツール・ド・フランスが始まる前までの時間にレース観戦へのボルテージをあげる下情報として、また、ツール・ド・フランスに帯同しているかのような気持ちを味わうために、知識や背景として楽しむのがおすすめです。純粋に読み物として一度読むだけで楽しめます。
4:全21ステージ
全21ステージ全てのコースレイアウトの詳細についてまとめられたページです。
レースディレクターによるステージ設計の意図についてもコメントが載っており、あらゆる手でレース展開を楽しくしようと(選手を苦しめようと?)している考え方がわかって面白いコンテンツです。
もちろん、レース観戦中はその日のステージのページを開いて今どこを走っているのか、このあとどうなるのかなどを想像しながら楽しむサブ情報として使います。
楽しみ方
大会が始まるまでは、一度、全てのステージの詳細をパラパラ見て、注目するステージをチェックするのに使います。今年は大会中盤のステージ12に有名なアルプ・デュエズも登場するのも見どころです。
レースが始まったら、毎日その日のステージをチェックして、レースが終わったら、明日のレースをチェックする。そのルーチンが始まるでしょう。情報をもとにレースについて想像し、自分なりのウンチクを語るそんな楽しみ方ができるでしょう。
特大マップ
付録の特大マップは、私はローラー台の横に貼ってました。ツールの気分や壮大さを感じながらトレーニングできるのでおすすめです。
それぞれのコースについてもある程度わかりますが、使うには細かすぎるので、たった21日間で広大なフランスを駆け抜ける選手たちに想いを馳せて、ツール・ド・フランスの壮大さやロマンに浸るために眺めるのが乙でしょう。
以上、ただ観るだけでは勿体ないツール・ド・フランスを余すことなくたっぷり楽しむサポートをしてくれる「ツール・ド・フランス2018公式プログラム」の紹介でした。
年に1度のロードレースの祭典を楽しみましょう!
(おまけ)ツール・ド・フランス観戦方法について
今年もツール・ド・フランスの中継はJ SPORTSです。
衛星放送は月課金なので7月から加入がおすすめです。
あとはAmazon Primeビデオの有料チャンネルにJ SPORTSが追加されたので、選択肢が増えました。
Amazon Prime Video チャンネルからは、月額2,138円(最初の14日は無料)です。
いまなら、前哨戦のクリテリウム・ドゥ・ドーフィネの見逃し配信など39本のロードレース番組を視聴できますし、リアルタイムでツール・ド・フランス観戦もできます。ビデオ録画しないのであれば、こちらの方が安くておすすめです。
Amazon Prime Videoはそのほかにもロードバイク映画なども見れます。梅雨時期なので雨の週末にライドに行けない時などはこちらでストレス発散しましょう。
【雨の日】Prime Videoで観れるロードバイク映画・ドキュメンタリーおすすめ10選