【雨の日】Prime Videoで観れるロードバイク映画・ドキュメンタリーおすすめ10選

2018年前半戦、春になって走りやすくなったにもかかわらず、何度か「春の嵐」が週末に直撃して走りに行けない日が続きました。

そんな雨の日はライドを諦めて大人しく家で過ごしますが、そんなときこそ、ロードバイク関連の映画やアニメ、ドキュメンタリーなどを観てイメトレしたり、映像見ながら体幹トレーニング(プランクや腹筋ローラー)などをするのはいかがでしょうか?

今日はAmazonのプライム会員なら無料で観れる映像を中心に

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Amazon Prime Videoとは?

ご存知と思いますが、通販サイトAmazonが運営する映像配信サービスが「Amazon Prime Video」です。

そもそも配達料金が無料になるPrime会員に、無料の映像サービスがついてきたようなものですが、年間3,900円(月額換算330円ほど)なので他の映像配信サービスHuluやNetflixよりも安い上に、プライム会員特典もついてくるので、ネット映像配信サービスではコスパが最強です。

最近ではオリジナルコンテンツも充実していて、松本人志の「ドキュメンタル」は、すでにシーズン5が2018年4月からスタートするほど人気です。

Amazon Prime Videoをテレビで観る方法?

Amazon Prime Videoは、スマホやタブレット、PCなどでも簡単に観る事ができますが、できればテレビに映してリラックスして観たいものです。そのために必要なモノと環境を簡単にまとめます。

Prime Videoをテレビで観るために必要なものと環境

  • HDMI入力端子のあるテレビ(プロジェクタでもOK)
  • FireTV(4K対応) or Fire TV Stick
  • Wifi環境

以上です。

最近のテレビで家にネット環境Wifiがあるなら、あとはAmazonデバイスのFireTVを買うだけでOKです。

Fire TV

Fire TV stick

FireTVは4K対応なので4Kテレビを持っている人は買いですが、そうでないならFireTVstickで1080HD映像観れるので十分です。

ちなみにFire TVをテレビに繋げるとNetFlixやHule、AbemaTV、DAZNなど他の映像配信サービスもアプリをDLすれば同じようにテレビで簡単に観れるので便利です。全ての映像配信サービスがFireTVで一元管理できるのです。

特にDAZNでロードレース観戦する人にはFireTVおすすめです。

いよいよ、2017年もシーズンイン。暖かくて走るのも楽しくな...

PrimeVideoで観るロードバイク映画 /アニメ /ドキュメンタリーのおすすめ10選

無料編(2018年4月時点)

疑惑のチャンピオン

まずは、伝説のロードバイク選手「ランス・アームストロング」のドーピング疑惑をテーマにした映画です。

非常にリアリティのある演出で、はじめてスイスにドーピング用の薬を買いに行くシーンの罰ゲームで買いに行くノリは、逆に現実感がなかったのですが、実際に起きたという前提なので、まさに「現実は小説よりも奇なり」です。

ドーピングだけではツール7連覇は難しいとは思いますが、なかったらまた難しいだろうとも思い、彼がなぜわざわざ自分から告白したのかとは思います。1時間40分程度なのでさくっと観れるのもおすすめポイントです。

ツールドフランス2015オフィシャルドキュメンタリー23日間の舞台裏

なぜか2015年のツールドフランスだけ、しっかりしたドキュメンタリー映像が展開されていてなかなか面白いです。

選手視点だけではなく、レースの前にルートを走る宣伝カーの女の子や、ポディウムガール、峠で何日も前から待ち構えるファンなど様々な人のツールドフランスを中心にしたドラマがいくつもあって非常に楽しめる一本です。

レーサー/光と影(吹替版)

これもランスと同様ドーピングをテーマにした女子ロードレーサーの映画ですが、勝つために禁忌に手を出すのは、どこの世界でも一緒で引き返せないものなのですかね。整形疑惑のアイドル、公的文書改ざんなど、最初は少しのつもりが、あっという間に転げ落ちて行くような現実はスリリングですね。

茄子 アンダルシアの夏

ジブリ映画だとばかり思っていた「茄子」ですが、全然違いました。でも面白さはピカイチです。ロードレースの面白さをアニメ化している唯一のアニメだと思います。舞台は、主人公の地元を通過するブエルタ・エスパーニャのある1レース。選手の生活感や駆け引きなどなどリアリティ溢れる小ネタに満ち溢れていて、登場人物が浮き上がりイキイキとしたドラマが進んでいきます。面白い。

茄子 スーツケースの渡り鳥

続編は、日本に舞台がうつり、宇都宮で開催される日本最大のロードレース「ジャパンカップ」を舞台に日本人と海外選手たちの交流を描いています。ちょうど去年のジャパンカップが劇中同様の雨だったのを思い出します。

また、エンディングテーマ曲が、自転車LOVEロッカーの忌野清志郎が歌う「自転車ショー歌」。

小林旭の自動車ショー歌を自転車に替え歌したものですが、いい歌です。

 自転車ショー歌(歌詞)

  • 子猫がミヤータ コルナーゴ ぼくの彼女はビアンキで
  • プジョーが読めなく コメンサルー ルックは良いのに クラインで
  • ちょっトマズィーニ こまったら モールトン飲ませりゃ バッタリーン
  • オルモ お前もスカピンで カンパを キャノンデールけど
  • カッレラはやっぱり カサーティと 弱音を吐くこと アランで
  • ギターをつマビック 俺たちは のび太の友達 ジャイアント
  • 河原のマルイシ 手にとって マージをかければ 黄金に
  • バッソと変わると スピナジー 世の中そんなに アマンダじゃ
  • ないから人生 コロンブス 次に行くのは どのムラーカ
  • あの娘はやっぱり スペシャライズド トレックいっぱい アンカーを
  • 積み込みデローザ ジダンけど ピナレロれつが ソニックで
  • ほっぺをチネリれ コッピどく ボッテキアがれと オルベアた

TVアニメシリーズ

弱虫ペダル

皆さんご存知だと思いますが一応。全テレビシリーズを無料で楽しめます

ろんぐらいだぁす!

意外と現実のライドの参考になるのがこのアニメ・

女子大学生が自転車を一から始める物語で、ロングライド、ブルベが目標で日本中を旅乗りしていきます。実際の峠やお店を訪れるので、まさに聖地巡礼的にアニメの世界を後追いしたり、自分の上った山が出てきたりするのを楽しめます。

南鎌倉高校女子自転車部

なぜか横浜舞台が多いロードバイクですが、こちらは鎌倉の女子高で自転車部を作ってみんなで頑張る話です。

有料編(2018年4月時点)

プライムビデオの無料対象になっていないですが、Amazonは動画レンタルもやっているので、100〜500円程度で映画をレンタルできるのは非常に便利です。特に雨の日なんかはわざわざレンタルショップなど行く気になりません。というか、もう1年以上TSUTAYAには行ってませんね。借りに行くのも面倒な上に、返しに行くのが面倒ですし。映像レンタルは有料ですが、時間的にはかなりお得です。


疾風スプリンター

台湾を舞台にしたロードレース選手の成長を描いた青春ストーリーで、優待投資家の桐谷さんも1押しした映画です。実際にロードレースシーンも迫力があり、ストーリーもサクサクでテンポが良いので面白いです。恋愛要素はあんまりいらないかなと思いましたが。

スポ根に恋愛は必要か?ロードレース映像の迫力は凄い!映画「疾風スプリンター」レビュー

2017年のツール・ド・フランスも終わり、ブエルタまでしばし...


パンターニ海賊と言われた男

伝説のヒルクライマー”パンターニ”のドキュメンタリー映画です。実際のレース映像や一緒に走った選手たちのインタビューを聞いていると、リアルタイムでは観ることが出来なかったパンターニのすごさを追体験できるのでおすすめです。

(おまけ)NetFlixのロードバイク映画

Amazonでは絶対に観れないNetFlixのロードバイクドキュメンタリー映画を1本だけおまけで紹介します。


イカロス(NetFlix)

Netflix製作のドキュメンタリー映画で、アカデミー賞も獲得した「イカロス」は超おすすめです。

元々は、あるロードバイク選手のドキュメンタリー映画監督が、自分の体を実験台にして、ドーピングしたら勝てるようになるのか!?というドキュメンタリー映画を作っていたのですが、その協力者がロシア人科学者。ドキュメンタリー制作を進めていくうちに、あのロシアの国ぐるみのドーピング疑惑が巻き起こり、その要人である科学者からロシアの真相が暴かれていくという瓢箪から駒的な展開で抜群に面白いドキュメンタリー映画でした。

ロードバイクメインではないものの、スポーツと切っても切れないドーピングの歴史は非常に面白いです。

アカデミー賞の受賞前に見たのですが、納得の見応えです。NetFlix無料体験でこれだけみてはいかがでしょうか。