東京でも探せばある温泉銭湯。
460円の温泉は極楽へのコスパとしては安くて申し訳ない。
そんな温泉銭湯の中でも、西の横綱の座を、先日投稿した武蔵小山温泉・清水湯としのぎを削っているのが、今回紹介する戸越銀座温泉。
この銭湯のキーワードは「非対称」
ふつう、銭湯は男湯と女湯は同じ作りで「対称」になっているが、
戸越銀座温泉は月の湯と陽の湯の2種類の異なるレイアウトの浴場が日替わりで楽しめる「非対称」が面白い銭湯である。
戸越銀座温泉 @戸越銀座
外観は見たとおり綺麗で、お気に入りポイントとしては、駐輪場が道路から隠れた場所にあるため、一番奥に停められれば、盗難の心配が少ない。
おすすめその1 陽の湯 黒湯露天風呂 テレビ付
まずは陽の湯。清潔な脱衣場から、中に入ると広い内湯が広がる。
内湯には、マッサージ風呂と電気風呂があるので、疲れた体を程好く刺激してくれる。
そして、階段を上った先にあるのが、丸型の黒湯の露天風呂。なんとここには大型テレビが備え付けられていて、他のお客さんと丸く囲むようにテレビを見ながら黒湯温泉を楽しめる。
スポーツ番組の時間などは奇妙な一体感が生まれるだろうな。山場になればその回がおわるまでみんなで粘って、3アウトでみんな一緒にお風呂から出るみたいな。
露天なので、冬は長時間入っていても、顔を冷たい外気が冷やしてくれるので、いくらでも浸かり続けることができるのでテレビも十分楽しむことができる。気がつけば30分くらい経ってしまいそうに。
もちろん水風呂もあるので、のぼせそうになったら、水風呂でスカッとリフレッシュするのもおすすめだ。
おすすめその2 月の湯 黒湯の寝風呂
一方、月の湯。
こちらは内風呂が黒湯温泉。浴場に入るとどーんと黒湯の浴槽がある。
マッサージ風呂と奥の隅に寝風呂がある。隅っこ大好きな私はこの寝風呂がお気に入りのスペース
壁で浴槽が区切られているため、一人でリラックスゾーンに入り込むことができる。
陽の湯と同様に階段を登るとこちらも露天風呂がある。こちらはテレビがないが、木の温かい雰囲気でリラックスして薬湯も楽しめる。
このように陽と月の露天も内風呂も非対称で行くまでどちらかわからないので、ついてからこの日はどう楽しもうかとプランを立てるのも楽しい。
おすすめその3 広い待合所にはビール
1回の暖簾をくぐった奥には、20人規模ほどのテーブルのある広い待合所がある。
そして、カウンターがあり、ビールも提供している。風呂上りの待ち合わせには最高のスペース。ここにのんびり長居をするお客さんも多い。
おすすめその4 マッサージ師在中
銭湯としては、初めてみたが、1Fロビーにマッサージエリアがある。
マッサージ師がいて、本格的なマッサージをしてもらえる。
リラックスよりも、疲れを解消したい時の銭湯としては、トップクラスのサービス充実度である。
所在地 東京都品川区戸越2-1-6
定休日 毎週金曜日
営業時間 15時半~25時
日曜・祭日は朝湯 8時 ~12時
最寄り駅 都営浅草線「戸越」駅より徒歩3分
東急池上線「戸越銀座」駅より徒歩5分
入浴料 460円
サウナ(入浴料込) 750円 (タオル付き)
銭湯レーダーチャート・戸越銀座温泉@戸越銀座
お風呂:5点 黒湯温泉をベースに2種類の露天風呂・マッサージ・寝風呂と種類豊富。軟水炭酸風呂・薬湯など種類が豊富で、日替わりで楽しめる。
サウナ:4点 サウナも非対称で、通常サウナと遠赤外線サウナの2種類。
その他施設:4点 広い待合所。テレビ付き露天。マッサージ師
ドリンク:5点 ビール。その他も種類充実。
駐輪場:1点 ないです。
混雑度:2点 やはり人気店の宿命、混んでます。脱衣所が若干狭く感じますが、浴場は洗い場もふくめてゆったり広いのでお風呂にはしっかりはいれます。テレビ付き露天は長く入っちゃう影響か、少し混みがち。
非対称の銭湯。
日替わりで楽しみください。
Route92