自転車通勤を始めると、当たり前だが、毎日のように自転車に乗るようになる。
通勤時間も短くなるし、楽しいし、健康にもいい。いいことづくめなのだが、唯一リスクなのが、交通事故である。
原則、自転車は車道を走るため、交通事故となると自動車との接触事故になる。
そして、この自転車対自動車の事故の大半が、後方からやってきた自動車による追突や巻き込みが占めているそうだ。つまり、注意力が散漫になっていたり、疲れている自動車の運転手の過失によるものが多いというわけだ。
そんな世の中の疲れたドライバーさんにもしっかりここにいるよ!とアピールするためには、後方へしっかりアピールする「テールライト」は自転車通勤の必須アイテムといってもいいだろう。
購入時についている赤い反射板だけでは、自転車通勤の装備としてはやはり心もとない。特に帰り道は夜で暗くなってからという人も多いだろう。
夜は特にみんな疲れてきている時間帯。暗闇の中でも自転車がいることをしっかり主張できるテールランプつけておくことで、リスクをできる限り減らそう。
そんな必須アイテム「テールランプ」の中でもおすすめが、高性能のちょっと気になる機能を搭載している「キャットアイ・TL-LD710-K ラピッドX2 キネティック」だ。
自転車の減速にあわせて、最大照度で自動点灯するブレーキライトの機能を付加したテールライトである。
ブレーキライト機能搭載「キャットアイ・TL-LD710-K ラピッドX2 キネティック」
自転車のライトは、前方向は白色で、後ろ方向は赤色のものをつけるのがルール。街ゆく自転車の後方に赤色のテールライトがついていることが多い。
点灯していたり、点滅してよりアピールしていたり、さらには、LEDで左から右へ流れるように連続点灯・消滅を繰り返したり、なかなか趣向を凝らしたものが多い。
そんな数ある自転車のテールライトでもまだまだ少ないのが、自動車や自動二輪では当たり前のブレーキライト機能。ブレーキを踏むのに合わせて、後ろの赤いライトが強く点灯して、これから減速、もしくは、止まりますよーとアピールする機能だ。
自転車に乗っていてもわかるが、自動車のブレーキライト機能は、車の動きを予測するためには非常に重要なシグナルで、前方の車のブレーキライトが点灯すると、左折するかもと考えたり、左折しないのであれば、素早くすり抜けようなどと参考にする。
そんなとっても便利なブレーキライト機能を自転車用ながら搭載しているのが、今回紹介するテールライト「キャットアイ・TL-LD710-K ラピッドX2 キネティック」である。
加速度センサーで減速時に、ライトが自動でハイモードに!
このテールライトがすごいのは、減速の判断を本体内蔵の「加速度センサー」で行うところだ。
これまでもリヤブレーキにスイッチをつけてブレーキライトとして機能をさせていた製品は市場に存在していたが、このキャットアイは「速度の変化を検出する加速度センサー」を内蔵させることで、減速によるGを検知すると、テールライトが通常照度から、最大照度へ自動で変化して2.5秒間点灯する。
百聞は一見にしかず、動画を確認してみてほしい。
ブレーキ時はかなりの照度なので、昼間でも後方の車にアピールすることが可能なので、自転車通勤にはかなり使えるテールライトである。
しかも加速度センサーは減速だけに反応して、上下振動や加速時は反応しないしっかりした仕様である。
2016年度グッドデザイン賞も受賞しており、機能性とデザインともに安心のクオリティのアイテムだ。
(追記)
1/29のライドのついでにY’sロードによって購入!
早速、装着して帰り道は新しいテールライトで安全に帰ってきました。
というか、後ろなのでイマイチちゃんと機能しているかわからなかったので、ケータイで撮影して、ブレーキライト機能がきちんと動作しているか確認してみた。
ちょっとぶれてますが、減速時に2.5秒ほどライトが強く点灯していることがわかります。
これはかなりアピールになって良さそう。
製品概要
- 加速度センサー内蔵で、減速を感知するとハイモード(約50ルーメン)で約2.5秒間自動点灯するキネティックモード搭載。
- デイタイムライトとしても使える、面発光で約50ルーメン(キネティックモード時)の明るさのUSB充電式セーフティライト
- ラバーバンドで簡単に取付でき自転車にピッタリフィット
- 3モードの発光パターン(ロー・点滅・ラピッド)
- リチウムイオンポリマー充電池
- モードメモリ機能により消灯時のモードで点灯開始
- バッテリーインジケータ搭載
- 電池残量が少なくなると発光パターンが点滅に切替るバッテリーオートセーブ機能*3
- 充電用MicroUSBケーブル付属
- オプションのシャープエアロ用ラバーベースで、より鋭角なシートポストにも取付可能(対応パイプ周長 約95~155 mm)
使用時間
- ロー:5時間
- 点滅:30時間
- ラピッド:16時間
USB充電式なので、ランニングコストは抑えて使用可能。
1時間に約60回キネティックモード(ブレーキライト)が働いた場合は、3〜7時間ほどと短くなってしまうので、こまめに充電が必要だが、帰宅時、もしくは、会社にて充電すれば問題ないだろう。
自分の安全は自分で守るのは自転車ツーキニストとしてはマナーの一つである。たとえ相手の過失でも、もらい事故は避けたいものである。
ブレーキライト機能搭載のテールライトはそんなリスクヘッジ意識の高いツーキニストにオススメのアイテムである。
私も今のところ、運良く無事故であるが、念には念を入れてこちらを購入しようかなと考えている。値段も5,000円程度と、ちょうど悩む値段だが、安全を買うなら安いものか。
さらに安全を得たいなら、後方をこちらが警戒する機能で、より進化しているのが、GARMIN EDGEと連動するリアビューレーダーがある。
このテールライトが後方最大140メートル以内に接近する車両を検知し、ユニットディスプレーまたはEdgeの画面上で接近を警告するという優れものである。
ガーミンエッジを元々持っていて追加として買うならアリか。ガジェット好きな私は前から気になっている。
ガーミンエッジは、サイクルログを記録するツールとしてはもちろん超おすすめだ。