GIANTのキックバイクPRE PUSH BIKEの子ども感がちょうど良い。おもちゃ感とモノの魅力のバランスが秀逸。

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そして、今回は第三弾GIANT(ジャイアント)のPRE PUSH BIKEを取材してきました。

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GIANT(ジャイアント)PRE PUSH BIKE 「子ども感」が意外と良い。

ジャイアントのキックバイクPRE PUSH BIKEのファーストインプレッションは、子供向けの可愛いデザインがちょうど良い感じ。

実際に子供の目線からも気にいったみたいで、これまでストライダーやトレックのキックバイクも見せてきましたが、今回は自ら近くに寄っていって触ろうとしました。これまでで一番反応が良かったです。

子供っぽいからといって、決して安っぽい訳でもなく、細部を見ていくとアルミフレームの形状もよく、塗装もしっかりしていてきちんとした作りの丁寧さがわかります。

やはり、ストライダーのようなプラスチックなタイヤやホイールと違い、ホイールとタイヤがしっかりしているので立派な自転車感を感じられます。

フロントフォークもしっかり。

ホイールもデザインの一部としてしっかり塗装されていて、全体的に子どもらしさのあるわかりやすいデザインが子ども心にもピンと来るのでしょうか。

大人目線だとどうしてもトレックのような重厚感のあるしっかりしたデザインが好みになったりするのですが、やはり子どものバイクなので、そこは子どもの感覚を大事にしてあげたほうが良いのかなと少し反省してみました。

んー、やっぱりトレックはスッキリしてかっこいい。

ただ、やはり自転車は「見た目」が一番大事。という教訓を掲げる私としては、子どもにとっての見た目を今回も最重要視するべきだと思いました。

そういう点では、GIANT(ジャイアント)のPRE PUSH BIKEは見た目も子ども向けとして良いし、自転車的なデザインの点ではストライダーよりも良質なモノに仕上がっているので非常に良いバランスだと感じました。

唯一、GIANTのPRE PUSH BIKEで気になる点をあげると、フレームに「ステップ」が無いところです。

キックバイクに慣れて、緩い下り坂などで少しスピードが出て慣性で走る時に、足をあげて乗せておくことができる「ステップ」です。

GIANT(ジャイアント)PRE PUSH BIKEとストライダー・スポーツモデルのスペック比較

続いてスペック面からジャイアントのPRE PUSH BIKEとストライダーのスポーツモデルのスペック面を比較します。

価格と重量

GIANT(ジャイアント) PRE PUSH BIKE

価格: 15,500円(税抜)

重量:4.1kg

ストライダー スポーツモデル

価格: 13,500円(税抜)

重量:3.0kg

価格面では、GIANTが2000円ほど高くなります。

きちんとデザインされているキックバイクのGIANTのフレームの質感とタイヤ・ホイールの仕様を考えると2000円程度の差はむしろ安く感じます。

重量は、GIANTちょっと重めですね。

1.1kgストライダーが軽いです。1歳半から2歳の幼児期は1kgの重量はかなりの違いですね。

4、5歳まで乗ることを考えると、成長したらそれほど気にならなくなるのかなとも思いますが、子どもにとってはストライダーの方が軽くて取り回しやすいキックバイクではあります。

GIANT(ジャイアント)PRE PUSH BIKEまとめ

身長80cmとギリギリキックバイクを始められるくらいの我が子でも、サドルを最下部にすれば地面に足がしっかり着きました。

まだ自分で進むのには苦労していましたが、これから覚えていくところを見るのは楽しみです。

総括としては、

「見た目」は子どもにとっても好印象のカラーリングで「子ども感」が良いです。

細部をみていくと、ホイールやタイヤ、フレームの形状もしっかりしているので自転車好きの大人も満足いくキックバイクの一つだと思います。

この子どもと大人のバランスの良い「見た目」である点が、ジャイアントのキックバイクPRE PUSH BIKEの最も優れたポイントだと感じました。

マイナス面は、重量がやや重めなところと、フットステップが無いところ。

重量については、幼児の頃は少し手こずるかもしれませんが、子供が触っている感じを見ていると意外と気にならない気もします。

フットステップについては、サドル下のフレームがやや肉厚なので足を置くこともできそうですが、やはりきちんとステップを設定してくれたほうが安心ですね。

(結論)

いい意味での「子ども感」が秀逸。子どもと大人の両方が気に入りそうな「見た目」のバランスが良い。

ブルー、レッド、スカイの3色展開で、男の子も女の子も好みが見つかりそうな多色展開なのも嬉しいポイントです。

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