1歳半になる子供のクリスマスプレゼントにいわゆるストライダーのようなキックバイク/ランニングバイクを買おうかと検討を始めています。
キックバイクでバランス感覚を身に付けることで、ペダル付きの自転車に乗れるようになる5歳には、スムーズに自転車好きになっている流れが理想的です。
前回は、定番のストライダーを取材してきて、その人気たる所以を感じてきましたが、ロードバイク好きには少しこだわりたいところです。
カスタムも子供と一緒に楽しめる!定番キックバイク「ストライダー」3つの魅力に迫る!
そこで今回は、トレック六本木店にお邪魔して、2019最新モデルのキックバイクKicksterを実際に見てきました。
壁のトレックロゴの横にコンタドールのサインを見つけました。
TREK(トレック)Kickster(キックスター)2019年モデルの「本物感!」
トレックのキックバイクKicksterの実物を見て、まず思ったのは「本物感」や「クオリティの高さ」がストライダーと圧倒している点です。
写真で伝わるかどうかわかりませんが、アルミボディの質感とフォルムの美しさはトレックの方が圧倒的に美しいです。
その印象と性能を大きく変えている最も大きなパーツがタイヤとホイールです。
12インチのしっかりした専用ゴムタイヤとチューブが装着されていて、アルミホイールも本物の自転車と変わりないクオリティです。
あまり気にしてないと、ストライダーもタイヤついているでしょと思うかもしれませんが、
ストライダーの実物の写真はこちらです。
ホイールとタイヤは一体化したプラスチック製です。
グリップ力や回転力などの性能面は、トレックの比にならないと思います。
ただ、重量は軽くなるので、幼児にとっては取り回ししやすいメリットをストライダーは優先しているのかとも思います。
また、フロントフォークやフレームのフォルムもやはりトレックと趣が大きく違うことがわかりますでしょうか。
こちらも好みの問題かもしれませんが。やはり実物を見比べてしまうと、「本物感」というか「良いモノ感」は圧倒的にトレックに軍配が上がります。
子供にとっては、どちらもキックバイクとしては変わらない。
むしろ、ストライダーじゃないトレックは「偽物」扱いを受けてしまうリスクがありますが、
ロードバイク乗りとしては、子供が初めて触れる自転車は本当に良いモノに乗って欲しいとも思うので、トレックに気持ちを持っていかれました。
トレックKicksterとストライダー・スポーツモデルのスペック比較
続いてスペック面からトレックのKicksterとストライダーのスポーツモデルのスペック面を比較して見たいと思います。
価格と重量
価格: 16,000円(税抜)
重量:3.97kg
価格: 13,500円(税抜)
重量:3.0kg
価格面では、トレックの方が2500円ほど高いですが、それほどの差では無いですね。
フレームの高級感や質感と、タイヤ・ホイールを考えると、ちょっと安く感じてしまいました。
ただ、ロードバイク脳だから金銭感覚がちょっとおかしいかもしれませんね。
重量は、なんと970gもストライダーが軽いです。
1歳半から2歳の幼児期は1kgに近い重量はかなりの違いですね。
ストライダーの方が取り回しやすく、乗りやすいキックバイクと言えます。
パーツの比較
ストライダーは、ハンドルバーにクッション
ストライダーのスポーツモデルとプロモデルには、ハンドルバーにクッションがついていて、安全面で配慮がされているのは特徴的です。
ハンドルに向かって倒れ込むリスクを考えた良いパーツだと思います。
ストライダーは、フットステップが大きめ
キックバイクになれて、ある程度スピードをつけれるようになったら、フットステップに足を乗せてよりバランス感覚を養うことができます。
ストライダーはフットステップが、トレックのモノよりも1.5倍くらい大きいので、乗りやすそうです。
トレックKicksterは、タイヤ・ホイールが本物
前述していますが、トレックKicksterの一番大きな特徴は足回り性能です。
上の写真のようにタイヤを並べて比較してみるとわかりやすいでしょうか。
ゆっくり走る分にはそれほど気にならないかもしれませんが、高速走行やカーブなどグリップ力が必要になってくると性能の違いが出てくると思います。
手で押して見ただけではそれほど違いはわかりませんでしたが、ロードバイクでは足回りが変わるとかなり変わるので乗り味の違いは大きいと思います。
トレックKicksterまとめ
我が子はまだ早すぎたせいか、キックバイクのKicksterよりも、ちょっと早めのクリスマスツリーのディスプレイに興味がすぐに移ってしまいましたが、
私なりに真剣にKicksterを検討してきました。
まず「見た目」でトレックのKicksterが格段にカッコいいです。
その印象は、性能とデザインが洗練されたホンモノのバイクが持つ「機能美」を感じているからだと思います。
トレックのキックスターと比べると、良くも悪くもストライダーは子供用の玩具の位置付けです。
しかし、その分メジャーだし、イベントやコミュニティもあるし、カスタムもできるので、子供にとって楽しめるフィールドが多い点では、ストライダーに軍配が上がります。
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トレックのキックスターは、はっきり言ってオーバースペックなのかもしれません。
ただ、見た目の美しさも含めて、子供を将来自分の好きな自転車の世界に導きたいのなら、初めてのバイクは「キックスター」でしょう。
そして、トレックのキッズバイクへと誘っていくストーリーが目に浮かびます。
小学生に上がる頃にはロードバイクで一緒にロングライドに出かけたい。
(結論)
子供の初めてのバイクは良いモノを与えたいなら(親のエゴかもしれませんが)、トレックのKicksterはキックバイクの最有力候補。
カラーはBlackとPinkの2色展開のシンプルデザインです。