2018年11月4日の日曜日に、さいたまで開催される市街地ロードレース「さいたまクリテリウム」。
ロードバイクに乗り始めた3年前から、毎年観戦してきました。もちろん無料で、早めに会場に行き観戦エリアを確保するバトルを繰り広げていました。
しかし、今年の私は違います!
1万円払って、個人Bオフィシャルサポーターになりました!
(一緒に行く家族の分も買って2万円ですが。。高い)
なぜ、サポーターになったのか?
タダで観戦できるロードレースに1万円も払うなんてマジ!?と思う人も多いと思います。私も割とそっち派でした。
ただ、今年は私の大好きな選手・バルベルデの緊急来日が決まり、また、世界選手権王者としてアルカンシェルジャージを纏って参加する最初で最後のチャンスなので、ぜひ「生のバルベルデ」を観たいと思ったので、2日くらい悩んだ末、えいやとネット決済のボタンを押しました!
「生のバルベルデ」って、ロードレース知らない人は新しいスイーツの名前だと思いそうですね。
オフィシャルサポーターになると、観戦席のチケットやグッズを事前にゲットできるのですが、その際に同梱されたチラシが上になります。
バルベルデ以外にも、マイヨ・ジョーヌのゲラント・トーマス、キッテル、クリストフ、ニバリ、クリストフと超有名選手が出場するのが何とも楽しみです。
バルベルデ先生はスプリントも得意な方なので、活躍してほしい。強いスプリンターがいますが。。。
本当に価値があるのか!?レポートします。
というわけで、オフィシャルサポーターズに大枚を払ったわけですが、観戦以外にも特典やグッズがもらえるので、その辺りも含めて、実際に価値があるのか、また、来年もオフィシャルサポーターになる価値があるのか?、実体験を元に正直なレポートをしたいと思います。
さいたまクリテリウム・オフィシャルサポーターズの特典とは?
2018ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム観戦席のチケットがもらえる有料のサポーター登録です。
個人プラチナ、A、B、Cと法人サポーターの5種類のサポーター登録があり、それぞれ募集人数・価格、特典が異なります。
サポーターランク別の詳細
個人プラチナ | 個人A | 個人B | 個人C | 法人 | |
価格 | 100,000 | 30,000 | 10,000 | 3,000 | 50,000 |
募集口数 | 70 | 200 | 1200 | 2000 | 200 |
観戦チケットの場所 | プラチナ観戦エリア(指定) | 個人A観戦エリア(指定) | 個人B観戦エリア(指定) | 立ち見観覧エリア | 立ち見観覧エリア3枚 |
特典グッズ | 選手とふれあいなど豪華な特典とグッズ一式 | グッズ一式 | グッズ一式 | LEDブレスレット | 法人用グッズ 公式HPに社名 |
個人プラチナサポーターは、なんと10万円!(1人)
もちろんゴール前の一番いいエリアで観戦できる上に、前日イベントを含めて、さいたまクリテリウム大会期間中に何度も選手と触れ合える特典がついてくるのが魅力でしょう。
ただ、選手と触れ合うだけで10万円を安いと感じるか、高いと感じるか。出場選手や個人の価値観によりますね。
今年は、私が最も好きな選手バルベルデが出場するので、モチベーションマックスではあるものの、流石に10万円を払う気にはなりませんでした。握手や写真を撮るだけです。。。
アフターパーティで、もっと安めか、抽選にしてくれればなぁ。と思います。
チケットごとの観戦エリアについて
観戦場所は、価格が高いほど、当たり前にいい席です。
これまでに日本のロードレース観戦は、ジャパンカップやさいたまクリテリウム、TOJなどいくつも経験ありますが、無料観戦の限界を知っています。
それは、
無料では「スタート、ゴール」の勝負は見れない!
事です。
周回コースの多い日本では、スタート・ゴール地点が一緒です。そして、そこを必ず有料席にします。なので、ゴール間際のスプリント勝負は、無料の観戦では遠目に観る事しかできません。
この1点が観戦チケットのメリットです。
観戦席の決まり方は、早い者順だと思われます。
個人Bは1200席もあるのですが、私の座席は後ろの方でした。
私はバルベルデ出場が決まった10月頭に応募したため、注文が遅かったため、かなり後列になったと類推します。申し込み順に前から埋まっていく可能性が高いです。
もし、来年以降、前列を狙うなら、とにかく早めに応募をおすすめします。
立ち見席について
個人Cサポーターや法人の立ち見観戦エリアは、選手ピットに近いのでもしかしたら臨場感は楽しめるかもしれません。
ただ、その他の立ち見観戦エリアは、私が昨年のさいたまクリテリウムを観戦したポイントで、周回スタート直後のエリアでぐるっと回るだけなのでレース観戦的に動きが少なくちょっと面白くないかも。
(共通特典)オフィシャルサポーターズ・ヴィレッジの入場
また、今年はオフィシャルサポーターには、ランクに依らずこの中央の「オフィシャルサポーターズ・ヴィレッジ」に入場することができるのは新たな試みです。
スタート前の式典や表彰式などを間近で観る事ができるチャンスでもあるので、楽しみです。
グッズについて
さいたまクリテリウムのオリジナルグッズもついてくるのですが、については、それほど期待している人はいないと思います。
サポーターランクによって若干内容は異なりますが、実用性のある、普段持ち歩けるものはほとんどないので、あくまでファングッズと割り切りましょう。
ただ、グッズのクオリティは、非常に良いものでした。ツール・ド・フランスから正式なライセンスを受けている大会なので、ツール・ド・フランス感が強く、オフィシャルな感じはあるので好きな人は好きかもしれません。
個人Bサポーターの私にも、チケットと一緒にグッズ一式が届きました。
実際にもらったグッズ一式の写真
- サコッシュ
- キーホルダー
- ピンバッジ
- 2017さいたまクリテリウムDVD
- チケットホルダー
- チケット(指定席)
ツール・ド・フランスらしいイエローと黒で統一されたグッズで、デザインもしっかりしているので好印象です。
早速、DVDを鑑賞してみましたが、ダイジェスト映像としてサクッと楽しめてなかなか良いものでした。前日イベントの風景や選手のインタビューなど、ロードレースファンなら楽しめそうです。
肝心のレースはそれほど展開なども楽しめないので、レースを楽しみたい人は、J SPORTSやテレ東の番組を録画しておくのが良いでしょう。
大会当日に使えるグッズたちであるので、一日たっぷり楽しむ事ができそうなので、結果としては満足度は高いと思います。
その後は、記念に飾っておこうと思います。
グッズの着こなし例
オリジナルサコッシュは愛車のハンドルにひっかけて、荷物を無くさないように注意しながら走るのに最適。
身長に対して、ちょっと長めだったチケットホルダーのストラップを短くして、お腹あたりに大きく配置。下半身の差し色に使えるシンプルなデザインで服と合わせやすい点は高評価。
黄色と黒のツートンは、工事現場のように人目を引くカラーリングなので、注目度満点です。
2018さいたまクリテリウム・オフィシャルサポーターズのチケット購入のメリットまとめ
色々な特典やグッズなどありましたが、オフィシャルサポーターズになるメリットは、とにかく、観戦場所を確保する!につきます。
- スタート・ゴールを確実に観戦できる!
- 時間ギリギリに行っても指定席で座れる(立ち見席以外)
- サポーターズ・ヴィレッジに入れる
ただ、それには個人Bサポーター1万円以上を支払う必要があるので、来年も応募するか微妙です。
やはり、特に好きな選手が来た時に限るかもしれません。
ただ、我々には2020年のオリンピックがあります。
ロードレースは富士山までの200km超ですが、有料席は富士スピードウェイに作られます。しかもさいたまクリテリウムより安そうです。
東京オリンピックのチケット情報サイト(公式)を確認すると、
自転車競技(ロード(ロードレース・ゴール、個人タイムトライアル))3,500〜5,500円
とあります。悪くない値段です。
もちろん、山場のヒルクライムを見たい気持ちもあるんですが、ここは確実に富士スピードウェイで観戦しようかなと考えています。
あるいは、自転車でヒルクライム頂上で観て、すぐさま富士スピードウェイへ行けるならそれもありですね。
もちろん、2年後なら、バルベルデ先生も最後のオリンピック来てくれるはずです!
2018年のツール・ド・フランスのブルーレイもいよいよ11/14発売です。
『パリ~ルーベ 2018』と『ブエルタ・ア・エスパーニャ 2018』 のダイジェスト映像もついています。
(参考記事)
大会前日のイベントの様子を取材してきました。
豪華メンバーたちを一同に集めた様子は、思った以上に贅沢でした。
さいたまクリテリウム2018・前日イベント&サイクルフェスタのレポート速報