さいたまクリテリウム2018・前日イベント&サイクルフェスタのレポート速報

2018年のさいたまクリテリウムは、大会当日が11月4日の日曜日に開催されます。

しかし、前日の11月3日土曜日にも、ツール・ド・フランスのプロモーションとなるステージイベントが開催され、これが結構盛り上がります。

去年までは金曜日の平日だったので参加しづらかったのですが、今年は土曜日でたくさんの人が来場していました。

今日は、その前日イベントの速報をお届けします。

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ツール・ド・フランス2019コースプレゼンテーション

ツール・ド・フランスのアンバサダーとして、昨年引退したコンタドールが再び来日!

先日発表されたばかりのツール・ド・フランス2019第106回大会の全21ステージのコースについて、サッシャと栗村修さんと共に解説するという豪華なプログラムです。

ツール・ド・フランス2019のコースプロモ映像を撮影したので、気になる人はどうぞ。

4分ちょいとちょっと長いのですが、映像は綺麗でした。

ピレネー、アルプスと回る今回のコースは、後半に行くに連れて、難易度が高まっていき、20ステージも山頂フィニッシュと最後まで目が離せないコース設定です。

さいたまクリテリウム2018チームプレゼンテーション

続いて、メインイベントであるチームプレゼンテーション。

さいたまクリテリウムに出場する選手を順番に紹介していきます。

メインステージの横には、UCIワールドチームの控えテントが並んでいます。

マイヨジョーヌのチームスカイを筆頭に、カチューシャモビスターバーレーン・メリダミッチェルトン・スコットUAEチームエミレーツ、ジャパンチーム。

さいたまクリテリウムに出場する豪華ワールドチームのメンバーは総勢26人

彼らが順番にステージに上がり、意気込みを語っていきます。

前日イベント最大の見せ場です。

彼ら自身とともに、一緒に登壇するバイクも見所の一つでしょう。

それでは順番に出場選手を写真と映像と一緒に紹介していきます。

チーム・スカイ

チーム・スカイは、現在、世界最強のワールドチームですが、今年のマイヨ・ジョーヌは、フルームではなく、ゲラント・トーマスに引き継がれました。最後までどうなるかと気を揉みましたが、フルームと違って、フランクなイメージのゲラント・トーマスのマイヨジョーヌは新鮮です。

出場選手(写真左から)

  • ゲラント・トーマス
  • ワウテル・ポエルス
  • イアン・スタナード
  • ヨナタン・カストロビエホ

マイヨ・ジョーヌのゲラントトーマスだけではなく、残りの選手も豪華!

名アシスト三人が勢揃いで盛り上がります。

ゲラント・トーマスは、「2013年以来の来日だけど、今年はサインを多くねだられるかな」なんて言ってました。

「あんまりトレーニングできてないけど、勝てるといいな」と抱負?を語りました。

ツール・ド・フランスの表彰台での最後のコメントの時に、「クウィアトコウスキーの名前を忘れてたのは、わざとなの?」という質問には、「あれは本当に忘れてた。あとでポーランドの友達に怒られたよ」とコメントして会場は笑いに包まれました。

優等生のイメージの強い王者フルームとは全く違うゆるい雰囲気を纏ったマイヨジョーヌのゲラントトーマスは新鮮でした。

チーム・カチューシャ・アルペシン

日本大好きなマルセル・キッテル率いるチーム・カチューシャ・アルペシン。

クリテリウムでは優勝候補筆頭でしょう。

出場選手(右から)

  • マルセル・キッテル
  • ニルス・ポリッツ
  • マルコ・ハラー
  • リック・ツァベル

ちなみにキッテルは、この前日の金曜日は渋谷でデートしてたらしい。

モビスター・チーム

そして、今年の目玉といっても過言ではない2018世界選手権王者アレハンドロ・バルベルデ率いるモビスター・

王者の証アルカンシェルのジャージと、アルカンシェルカラーのバイクが目を引きます。

写真だけを見たときはちょっとどうかなと思いましたが、生で見ると似合ってきてます。カッコいいです。

出場選手(右から)

  • アレハンドロ・バルベルデ
  • イマノル・エルビーティ
  • ルーベン・フェルナンデス
  • ホルヘ・アルカス

「スプリンターがいないけど、明日はどんな作戦でいくの?」という質問にはバルベルデが、「エルビーティがスプリントあるから彼がいって、他の二人にも行ってもらって、僕は一番後ろからついて行くよ」と行ってました。

バルベルデもスプリントはある方ですが、流石にピュアスプリンターのキッテル、クリストフとの勝負は厳しいですかね。展開次第ですが、見せ場を作ってくれるのを期待しています!

バーレーン・メリダ・サイクリングチーム

バーレーン・メリダもエースのニバリが参加してくれて豪華さを増してくれました。

このレースで引退するペリツォッティもニバリとの歴史を振り返り、感慨深そうだったのが印象的です。

ニバリ弟とモホリッチに加えて、新城選手も日本枠で出ているので実質5人のメンバーがいるという不思議な体制です。まぁ別々にレースすると思いますが。

出場選手(右から)

  • ヴィンチェンツォ・ニバリ
  • アントニオ・ニバリ
  • マテイ・モホリッチ
  • フランコ・ペッリツォッティ

ミッチェルトン・スコット

こちらはヨーロッパチャンピオンのトレンティンが出場のミッチェルトン・スコット。

クイックステップからいつの間にか移籍してて、そうだったかと思い出しました。

オーストラリアのチームですが、今回はヨーロッパ人の選手ばかりが出場してくれました。

出場選手(右から)

  • ロジャー・クルーゲ
  • マッテオ・トレンティン
  • ルカ・メツゲッツ
  • カルロス・ベロナ

UAEチームエミレーツ

さいたまクリテリウム優勝候補のもう一人クリストフを要するUAEチームエミレーツ。

昨年はヨーロッパチャンピオンでしたが、今年は先ほどのトレンティンにその座をずっていますが、貫禄はやはりクリストフに軍配があがるかなと感じますね。

出場選手(右から)

  • アレクサンドル・クリストフ
  • ベガールドステイク・ラエンゲン
  • マルコ・マルカート
  • スヴェンエリック・ビストラム

明日はクリストフとキッテルの一騎打ちになるか、それとも違う誰かが間に割って入るか?

ただ、去年はキッテルは途中のスプリントポイントを取りに行って優勝は狙ってなかったりしたので、今年はどんな展開になるか?

基本的にはオフシーズンにすでに入っている選手たちのやる気次第です!

ツール・ド・フランス・ジャパンチーム

最後にUCIワールドチームの二人の日本人選手がこの日だけ特別にチームを組んだジャパンチーム。

昨年は別府選手がデゲンコルブにあと一歩まで迫って2位でしたから、今年はやってくれるかもしれません。

出場選手(左から)

  • 新城 幸也
  • 別府 史之

また、他にもたくさんの日本のコンチネンタルチームなどが参戦しています!

流石にマニアックかと思いますので割愛します。

興味のある方は公式サイトをチェックしてみてください。

クリテリウム以外にもスプリントレースとチームタイムトライアルがあるので、そのスタートリストも発表されています。

特にスプリントレースは勝ち抜き戦なのでちょっと面白いです。

さいたま市内交流会

このあとは選手たちがいろんなイベントに参加する1時間がありましたが、ロードバイクだったので暗くなる前に帰りました。

J SPORTS前夜祭もカオスだった模様です。

でも、豪華だなぁ。やってることはバラエティ番組ですね

選手たちも楽しそうなので良いのかな。

サイクルフェスタ会場

会場のすぐ隣には、自転車関連の様々なブースが出展されている「サイクルフェスタ」が開催されています。

ちょっとした買い食いもできますし、ウェアなどのショッピングも楽しめます。

一番奥には、子供向けの自転車で楽しめるシクロクロスすみたいなコースもあり、たくさんの子供たちが遊べます。

豪華メンバーのイベントレースを観戦!

そして、この会場に一瞬ですが、ワールドチームの選手たちが集合したのです。

コンタドール、バルベルデ、クリストフ、ゲラント・トーマスの豪華四人が子供たちと一緒に周回レースするイベントです。

これがなかなかハッピーで楽しげな動画が撮れたのでおすすめです。

最後にゲラント・トーマスが、隣のちっちゃな子が苦戦しているのを見かねて、「ゴー!ゴー!ゴー!」と優しく声をかけているのが印象的でした。

これだけ豪華な4人が子供用バイクを駆る姿はかなり貴重なシーンです。

当日の観戦エリアについて

今回から新しくできた「オフィシャルサポーターヴィレッジ」は有料エリアです。

前日のイベントは無料で誰でも入れましたが、本番で入りたい人は当日券も若干数あるようなので早めに購入するのをおすすめします。ただ、表彰式だけ見てもあんまりかもしれませんが。

ただステージ横には、選手たちの控えテントがあるので、レース前後に選手たちがリラックスしている姿を見ることはできるかもしれません。

今日の様子ですが、選手たちは結構リラックスしまくりです。

あとなぜか、チームスカイとカチューシャは女性スタッフ?もしくは選手の彼女が多いです。

モビスターは男臭かったです。チームごとに雰囲気は全く違うもんだなと思います。

オフィシャルサポーター席がそりたっている

このすぐ左隣がオフィシャルサポータS、A、Bの人たちの指定席スタンドが立ち並んでいます。

私も今年は!と大枚をはたいて購入したので、ゴール前の様子がしっかり見れるのが今から楽しみで仕方ありません。

(参考記事)

さいたまクリテリウム2018観戦チケット購入!オフィシャルサポーターズのメリットとは?

ちなみに、2018年のツール・ド・フランスのブルーレイもいよいよ11/14発売です。

『パリ~ルーベ 2018』と『ブエルタ・ア・エスパーニャ 2018』 のダイジェスト映像もついています。

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以上で前日レポートは終了します。

夕方からは、選手たちと地域のふれあいイベントもありましたが、疲れたので帰りました。

ロードバイクで会場に行ったので、夜帰るのも辛いので。

ちなみに会場近くに駐輪場はたくさんありますので、ロードバイクでの参戦も問題ありません。

それではみなさん、また明日!

さいたまクリテリウム本番で会いましょう!