毎月20日は自転車雑誌の発売日。
2つの雑誌を比較して、1冊購入するのが恒例行事です。
まずは、12月号のメイン特集を比較してみましょう。
BiCYCLE CLUBが、「走りを変える握り方」
CYCLE SPORTSが、「エアロロード大研究2019」
テクニック系の特集と、最新モデルのエアロロード比較と、趣の異なるメイン特集ですが、決め手にかけました。
次に付録も比較してみると、BiCYCLE CLUBは「ハンドルポーチ」と毎月恒例の実用アイテムで攻めてきます。一方、CYCLE SPORTSは、紙の付録が多いですが、「2019年サイクルレースカレンダー」と定番ながらも魅力的です。
まだ甲乙つけがたしなので、サブ特集に目を向けました。
個人的に、最新バイク特集にもそろそろ飽きがきており、ライドテクニックも知識ばかりを仕入れていて、実際の走りに反映できていません。
なんとなく、秋のベストサイクリングシーズンに気持ちよく走りたいなーと思い始めていました。
そこにBiCYCLE CLUBのサブ特集、【次の週末にいく!「注目サイクリングエリア」全紹介】が目に飛び込んできました。
これだ!
ということで、今月はBiCYCLE CLUBを購入しました。
最近、変な表紙が続いていて困っていましたが、今月号の表紙は可愛い女の子とキャノンデールシステムシックスのコラボとオーソドックスでとても好感が持てます。心が洗われました。次号以降も変なおじさんの写真ではなく、ぜひこの路線を続けて欲しいと思う今日この頃です。
BiCYCLE CLUB 2018年12月号コンテンツとレビュー
目次
メイン特集:ドロップハンドル走りを変える握り方
サブ特集:パワートレーニングの新常識
サブ特集:関東サイクリングエリア全紹介
サブ特集:2018-2019秋冬サイクルウエアセレクション
サブサブ特集:日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2019 10ベストモデル決定!
期待していた関東サイクリングエリア全紹介は、ほとんど既知のコースでしたが、周辺のお店などの情報もあって意外と使えそうです。
パワートレーニングの新常識は、理系サイクリストにはなかなか興味深い記事です。ただ、結構難解なので実践するのは難しいかもしれません。
それでは、気になる特集とちょっとずつご紹介していきましょう。
メイン特集:ドロップハンドル走りを変える握り方
テクニック系記事ですが、初心者にも、伸び悩む中級者にも参考になりそうな基本的なテクニックです。
ハンドルの握り方で、効率良いポジションを身につける内容です。
全26Pに渡るボリュームで、途中に挟まれるハンドル・機材のコラムはすぐ取り入れられそうです。
以前紹介したレックマウントなどハンドル周りをスッキリさせるマウントなどを紹介しています。
ロードバイクにGoPro装着!! おすすめカメラマウント5選&レビュー!
サブ特集:パワートレーニングの新常識
本格的なトレーニングを実践するライダーは、FTPを気にしている人も多いと思います。
そんなFTPのさらに先、sFTPとmFTPの違いや、1時間を超える本格的なロードレースに必要な持久力へのアプローチの仕方などを詳しく特集しています。
ただ、ちょっとレベルが高い情報で、実践の難易度も高いので、初心者の方は特に気にせずスルーで良いかと思います。来月開催されるツール・ド・おきなわに出場するような方は参考にしてみると良いかもしれません。ただもう1ヶ月前なのでちょっと遅いかもですね。
来年のシーズンに向けたトレーニングに取り入れると良いかもしれません。
サブ特集:関東サイクリングエリア全紹介
ちょっとぬるめな気分でトレーニングをしている私にズバッとハマった特集ですが、紹介されているのは、多摩川、ヤビツ、奥多摩、荒川、道志みちなど、定番のサイクリングコースです。
ただ、その周辺にあるカフェやご飯どころなど、ライドの途中で立ち寄りたくなるポイントが紹介されているので、そういった意味では使える特集になっています。
サブ特集:2018-2019秋冬サイクルウエアセレクション
完全に秋になってきて、昼は暑くても、夕方から夜にかけてググッと気温が落ちて肌寒苦なりますね。
そんな秋口の小物対策や、冬用ウェアのおすすめを紹介しています。ただ、ちょっとメーカーが偏っているので、考え方を取り入れつつ、自分の好きなウェアブランドの商品で似た性能のウェアを見つけるのがおすすめです。
参考記事:秋ウェアの選び方
参考記事:ウェア選びに大事な3つのこと。
サブサブ特集:日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2019 10ベストモデル決定!
最後にご紹介するのは、最新2019年モデルのバイクから、バイシクルクラブの賢者たちが独断と偏見で選んだベストバイク10台の特集です。
選ばれた10台のバイクは、バラエティに富んでいて、いかにも今年のバイク!というものが選ばれています。
さて、気になる1位のバイクは、流石に紙面で確認してみてください。
付録の特製ハンドルポーチ
ちょっとしたものを入れておくのにちょうどいいサイズで、ハンドルのステム側あたりにつけるハンドルポーチです。ボトルも差し込めるくらいのサイズです。
外側にメッシュポケットも付いていて、ちょっとした補給食などはここに入れておくとサクッとたべれて良さそうです。ポタリングやロングライドのお供に良さそうです。
まとめ
今月号は、サイクルスポーツのカレンダーもちょっと気になっています。
来年のロードレースのスケジュールがもう反映されているようなので、今から観戦体制を整えておきたいところです。
CYCLE SPORTS「エアロロード大研究2019」
BiCYCLE CLUB「走りを変える握り方」
11月は、本格的に寒くなる前のベストライドシーズンです。
ハンドルポーチを持って、いろんなところへロングライドに出かけて行きたいものです。