ロングライドイベントやレースに参加したり、絶景の山をヒルクライムしたときなど、「ロードバイク の走行風景を動画で記録に残したい!」と思うことはありませんか?
かくいう私も人気アクションカメラのGoPro(ゴープロ)を使って撮影しようと色々な方法にチャレンジしたことがありました。ヘルメットや胸などの体にGoPro(ゴープロ)本体を装着して走ったり、ハンドルバーにつけるマウントを試したり、試行錯誤をしていました。なかなか理想のGoProマウント方法を見つけられずにいました。
しかし、先日、ロードバイクに乗り始めたばかりの友人が、待ち合わせ場所にサイコンと最新GoPro7 Blackをハンドルバーにマウントして、颯爽と現れました。そのカメラマウントと映像に触発されて、久々にアクションカメラ熱が湧いてきました。
少し分かりづらいですが、ハンドルバーの先に飛び出ているサイコンの下にぶら下がるようにGoProがマウントされています!
今回は、人気アクションカメラGoProをロードバイクに装着(マウント)するのにおすすめのカメラマウントをマウント方式別に厳選して紹介します。
GoPro7 Blackの手振れ補正機能はすごかった!
友人の最新GoPro7 Blackの手振れ補正機能は、これまでのGoProの弱点を克服してさらに進化したイメージです。
GoPro7のプロモーション映像では、MTBや滑り台など手ブレが強そうなシーンをがありますが、過去モデルとの比較すると全然違いますね。
スタビライザーやジンバル並みの手ぶれ補正を内蔵しているそうです。
実際、友人がつい最近撮影したばかりのダウンヒル動画も見せてもらいましたが、路面ギャップを拾いがちなロードバイク にも関わらず、ほとんどブレが気にならない動画で驚きました。。。そして羨ましい。
GoPro7 Black
GoPro(ゴープロ)にはいくつかグレードがあり、Blackは、前述の「手振れ補正」に加え、Facebook Liveなどのライブストリーミングもできる最新性能がついた最上位モデルです。
下位モデルであるシルバーとホワイトのグレードは、残念ながら手振れ補正機能なく、それぞれ機能が下げられています。
ロードバイクにGoProを装着!おすすめカメラマウント5選
さて、いよいよGoPro(ゴープロ)をロードバイクに装着するカメラマウントについてご紹介していきたいと思います。ヘルメットにつける、体につける、ロードバイク本体につけるなどの方法がありますが、それぞれのマウント方式に分けて説明します。
ロードバイクのハンドルバーに、装着
最もおすすめのGoProのカメラマウント方式は、ハンドルバーに設置するタイプです。
メリット:撮影した動画は、前方に視界がひらけた最も走行状態と近い画角なので、思い出に残る動画が撮影できます。
デメリット:ハンドルバーは路面ギャップなど衝撃の影響を受けるためブレやすい。
視界が大きくスピード感たっぷりの映像が取れるのが大きなメリットです。
デメリットのようにハンドルバーは路面からの衝撃をもろに受けるため、頑丈なカメラマウントをおすすめします。
昔のGoPro純正のハンドルバーマウントは、プラスチック製で衝撃に弱く、数日間は問題なかったのですが、ある日根元からぽきっと折れてしまいました。
このマウントではなく、友人が装着していたカメラマウントが良かったので、おすすめします。
サイコンとGoProを一緒にマウントできる優れものです。
得意のネットで調べてみると、GoProをロードバイクにつけるなら、最近このREC MOUNT1択のようですね。
実際に友人が走行している様子をみると全く邪魔じゃないし、しっかり固定されていて安心です。
おすすめ① REC MOUNTフロントバイクマウント
サイコンの種類やカメラの種類によってパーツを変えてあらゆる組み合わせで、サイコンとアクションカメラ、サイコンとライトなどいくつもハンドルバーに装着できるので、誰にでもおすすめできる逸品です。
GoPro装着を始めるなら、これが一押しです。
ロードバイク のサドル下に、装着
つづいて、同じくロードバイク本体に装着するシートレールマウントです。
GoProをサドルの下に装着するので、後方の映像が撮影できます。
メリット:後方を走るライダーの迫力ある映像が撮影できる。
デメリット:映像のバリエーションとしては良いが、メインではなくサブ映像。
レース映像としては迫力満点間違いなしです。
レースやイベントなどでは後方を走るライダー達の迫力ある映像が楽しめます。
ツール・ド・フランスの中継でも、最近はこういった映像が活用されています。
他には一緒にツーリングする仲間の様子を振り返って楽しめますね。自分がカメラをつけているバイクの後ろを走るのがおすすめです。
スピード感や風景などは、後方の映像でも十分に楽しめます。
ただ、アクションカメラ1台をつけるのだったらここじゃない感ありますね。
単独ライドだと被写体なくてつまらないかも。
カメラ1台はハンドルで、2台目をサドル下に装着するといった上級者用だと思います。
もちろん、ライドの途中でカメラ位置を変えて、後ろも撮影しようという工夫はアリですが。
おすすめ② GoPro純正シートレールマウント
おすすめ③ REC MOUNTSサドルレールマウント
これら二つは多少形状は違うものの、GoProをサドル下につけるマウントでほぼ変わりありません。
どちらでもお好みで選びましょう。
ヘルメットに、装着
ヘルメットにカメラをつけるタイプも意外とおすすめです。
多少、頭が重くなるのが難点ですが、一番大きなメリットは「自分の視界と全く同じ映像が撮影できる」ことです。
ヘルメット正面の上部にカメラを固定していて、左を向けば当然ですがカメラも左を向いてくれます。
ヒルクライムで登ってきた道を眺めるとか、休憩場所で歩いている情景なども連続して撮影できるので、ヘルメットタイプはまさに1人称視点です。
最も臨場感を味わえる映像が撮影できるのが「ヘルメットマウント」です。
また、ハンドルバーに比べて、振動の影響が受けづらくブレが少ないのもメリットです。
メリット:頭と一緒にカメラが動くので、自分の視線と全く同じ臨場感たっぷりの映像が取れる。ブレにくい。
デメリット:頭が重い。
頭の重さは意外と気になったりしますが、集中してると忘れたりするレベルです。
コース設定次第ではアリだと思います。特に景色のいい場所を走るときはおすすめかと。
おすすめ④:純正ヘルメットフロント&サイドマウント
おすすめ⑤:お手頃ヘルメットマウント
胸(チェスト)に、装着
最後は、胸にハーネスのようなベルトをつけて、そこにGoProをつけるチェストマウントです。
両手が自由になり、汎用性は高いマウント方式ですが、ロードバイクではあまりおすすめしません。
まず、ロードバイクは運動量が高いので、胸あたりに汗がたまること。また、撮影映像がポジションによるコロコロ変わるからです。
体と一緒にカメラが動くので、前傾姿勢をとるとカメラは斜め下を向いてしまいます。またハンドルや手が常に動画に映り込み、撮影画角が狭くなってしまいます。
チェストマウントは、釣りなど、比較的のんびりしたスポーツやシチュエーションでの撮影に向いています。
ロードバイクにはおすすめしない「チェストマウント」
ロードバイクにGoPro!おすすめカメラマウント5選まとめ
いくつかのマウント方式とおすすめのカメラマウントを紹介してきましたが、
走行映像の迫力では、「ハンドルマウント」が一押しです
サイコンと一緒にまとめてマウントできるので、ハンドル周りもスッキリできます。
臨場感ある映像なら、「ヘルメットマウント」がおすすめ。
視界を動かせるメリットがあります。ヒルクライムの風景撮影は格別です。
余裕ができたら、2台目を「サドルマウント」する。
映像に変化も付けれるので撮影したい気持ちはあるのですが、後方だけでは物足りないので2台目用かなと思います。
GoPro7 Black
そして、ロードバイク 用の撮影なら、最新のGoPro7 Blackの手振れ補正性能を手に入れたいところ。
欲しいものが多すぎるので、しばらくは友人にお願いして貸してもらえないかと思っています。