トレックの2019年モデルで、特にこれからロードバイクを始める初心者におすすめしたいモデルは、エモンダ ALR5 DISC です。
2019年モデルで、フレームがフルモデルチェンジされ、完成車でも最新型105が搭載されていて、ディスクブレーキも採用。
それで税抜価格で20万円を切ってくるので非常に買いやすい価格帯です。
今回は、そんなトレックエモンダALRの最新モデルの特徴やスペックについてまとめていきます。
TREK(トレック)EMONDA(エモンダ)ALR 2019年最新モデルの特徴
ディスクブレーキモデル投入
ついに、エモンダALRにもディスクブレーキの波がやってきました。
2019年モデルを色々見ていると、本当に各メーカーがディスクブレーキ対応モデルを投入してきています。
もしかしたら、今年がディスクブレーキ元年となのかもしれません。
ディスクブレーキのメリットは、安定した制動力、ブレーキ操作に力が不要の2点があります。
特に初心者は安全面でおすすめですし、女性ライダーにはブレーキをかける握力が少なくて済むのも快適性の面でおすすめです。
一方でデメリットですが、
プロのレースシーンでは、ディスクブレーキは、タイヤ交換に時間がかかる、とか、落車時にディスクが危険などのデメリットがあるのですが、ホビーライダーレベルでは、どちらもデメリットになりません。
というわけで、ディスクブレーキモデルで気に入ったものがあれば、今後はディスクブレーキを購入した方が良いと思います。
3年後くらいには全てディスクブレーキが当たり前になりそうな勢いです。今買うならディスクブレーキの方が良いかもしれません。
将来的に、新しいロードバイクを購入することも考えると、ディスクブレーキの方が、機材流用(特にホイール)などもできるメリットがあるからです。
女性専用ジオメトリWoman’s
フレーム設計の思想は一緒でも、女性の体型にフィットするようにサドルやハンドル幅、クランク長などがデザインされたWoman’sモデルもあります。
2019年フルモデルチェンジで、フレームシルエットがカッコイイ!
間違い探しみたいですが、2018年モデルに比べ、トップチューブの丸みが大きく異なっているのがわかりますでしょうか?
ディテールまでカーボンフレームのような作り込まれて、シルエットがかなりクールになっています。
個人的にGOOD POINTは、ブレーキやシフトのケーブルも内装化されている点で、全体としてシルエットがスッキリして、カッコよくなっています。
Emonda(エモンダ) ALR5は、新型105(R7000)搭載
ALR5は最新のShimano 105(型番R7000)を搭載しています。
2019年モデルではこの最新型105(2×11速)が一般化しているので、他のメーカーの最新モデルを含めて、今買うなら105のモデルがおすすめ。
ALR4はワングレード下のコンポ・ティアグラ(2×10速)を採用していますが、この差は結構大きく、購入後のロードバイク事情を一変します。
コンポ105にするメリット
そもそも、「ロードバイクを買うなら、コンポ105以上」というアドバイスがあります。
私もそうでしたが、初心者の時は、なぜ105以上がいいのかよくわかりませんでした。だから値段だけみるとティアグラでいいじゃんと思いがちです。
私はアドバイスのまま105を購入しましたが、結果として、やっぱり正解でした。
コンポ105以上であるメリットは簡単に言えば、以下3つです。
- レースシーンでも対応可能
- 上位モデルとの互換性
- 他の仲間との互換性
初心者でロードバイクを始めるときは、ロードバイクの用途を決める(絞る)のが難しいと思います。
その辺を軽く走るだけで満足か、ロングライドくらいはやっちゃうか、レースまで参加したくなるか。どこまで自分は走りたくなるか、乗ってみるまでわかりません。最初は、レースなんて全然考えてないよ!なんて思っていても、ハマりだすと、ちょっと足試しにレースに出たくなる人も多いです。
用途がわからないからこそ、のちのちレースに出ても遜色ない機材105を買っておいたほうが、後々の買い直しの必要がなく、結果として、コスパが良くなります。
そもそも性能や耐久性もよくなるので、ポタリングやロングライドしかしなくても、ランニングコストもよくなるはずです。
次に、2のようにパーツ互換性が高い点も大きなメリットです。
ロードバイクに乗り始めると下り坂が怖いからブレーキ性能をあげたい!とか、クランクの剛性を高めて反応をよくしたい!など機材アップグレードをしたくなるケースも出てきます。
この時105は、アルテグラやDura-ACEなどの上位コンポのパーツと互換性もあるので、ブレーキだけアルテグラにしたり、クランクをDura-ACEにしたり、と自分の予算に合わせてパーツごと少しずつアップグレードできます。プラモデル感覚で自分のバイクに手を入れる楽しみもロードバイクの醍醐味の一つです。
最後に、3ですが、特にリアホイールをちょっと借りて走りたい。みたいなときは、105であれば11速なので、簡単にロードバイク仲間のホイールやショップの試乗ホイールに付け替えて走ってみることもできます。高価なディープリムホイールを買う前に、友達に借りたり、ショップの試乗ホイールを借りたりとホイールの貸し借りができるのも105以上のメリットです。
TREK(トレック)EMONDA(エモンダ)ALRシリーズ2019モデルの価格・スペック
EMONDA ALR5 Disc
- カラー:Matte Gravel/Gloss Quicksilver
- 価格:新105Disc 完成車:199,000円(税抜)
- サイズ:47、50、52、54、56、58
- ホイール:Bontrager Affinity Tubeless Ready Disc
EMONDA ALR5 Woman’s Disc
- カラー:Purple Flip
- 価格:新105Disc 完成車:199,000円(税抜)
- サイズ:47、50、52、54、56
- ホイール:Bontrager Affinity Tubeless Ready Disc
EMONDA ALR5
- カラー:Purple Flip
- カラー:Matte Gravel/Gloss Quicksilver
- 価格:新105 完成車:172,000円(税抜)
- サイズ:47、50、52、54、56、58、60
- ホイール:Bontrager Affinity Tubeless Ready
EMONDA ALR4
- カラー:Matte/Gloss Trek Black
- カラー:
- 価格:ティアグラ 完成車:135,000円(税抜)
- サイズ:47、50、52、54、56、58
- ホイール:Bontrager Affinity Tubeless Ready
まとめ
2019年最新モデルのトレック エモンダALRシリーズのラインナップはカラーリングも含めて以上のパターンです。
初心者に最もおすすめなのは、やはりディスクブレーキモデルです。
カラーラインナップが少ないのがちょっと不満です。もし、カラーで悩んだ人は違うモデルをおすすめします。
ロードバイク選びで、最も重要なのは「見た目」なので、そこは妥協せずに、他のメーカーも含めて、ビビッとくるかどうか、心の声に従うことを忘れずに!
もちろん、性能面ではトレックらしい構成ので、間違いないものなので、気に入ったら買いで全く問題ありません。
(参考記事)
2018年トレックエモンダSLR,SL,ALRまとめ。ついに20万円前半のカーボンロードバイク登場!