2018年7月7日(土)から、いよいよツール・ド・フランスが開幕します!
暑い夏を彩る21日間のロードバイクの祭典。
これまでロードレースを観たことない人には、ぜひツール・ド・フランスから、ロードレース観戦を始めてみてほしいなと思い、ツール・ド・フランス観戦の魅力と3つの観戦方法についてまとめたいと思います。
ここがすごいよ!ツール・ド・フランス2018!?
ロードレースの最高峰
毎年7月にフランス(および近辺諸国)を21日間かけて1周するロードバイクレースです。
オリンピック、サッカーW杯と並ぶ、全世界で最も人気のあるプロスポーツです。
毎日200km近く、そして、アルプスやピレネーなどの大自然の山を登る、普通のロードバイク乗りなら悶絶する距離を自転車で走ります。
2018年のデータをまとめた広告がその辺りをわかりやすく記述してます。
- 総移動距離3,329km
- 1日の最大獲得標高5,000m超
- 視聴者総数35億人
とにかく長いし、とにかく登りますね。
そして、日本ではそれほど観戦する人多くないイメージですが、世界では35億人が視聴するほどです。
世界最高峰のレースなので、世界トップクラスのロードレーサーが集まり、さらに魅力がアップするのも特徴です。
観戦に慣れ、選手名を覚えると、毎年春から秋にかけたたくさんのロードレースを観戦するのが楽しく、とても楽しいスポーツ観戦ライフを送ることが出来ます。
通算5勝、3連覇の王者クリス・フルーム参戦確定!
ドーピング疑惑が”白”判定が出て無事参戦が決定した、現役最強ロードレーサーのクリストファー・フルーム。
国際自転車競技連合(UCI)が7月2日、クリストファー・フルームに対するドーピング問題に関する手続きが終結したことを公式サイト上で発表しました。フルームはチームのサイト上で歓迎の意を示し、ツール・ド・フランス出場へ向けて準備を進めることを表明しました。https://t.co/yRqqx9AKzk pic.twitter.com/HETi3lusTC
— Cyclist(サイクリスト) (@cyclist_sanspo) 2018年7月2日
2015〜2017年のツール・ド・フランスを3連覇して、通算4勝しています。
さらに、昨年からの成績は特にすごくて、
ツール・ド・フランス総合優勝(2017) → ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝(2017) → ジロ・デ・イタリア総合優勝(2018)
とロードレースで最高峰の3つのレース(グランツール)を勝ち続けて、今年のツール・ド・フランスに帰ってきました。
タイムトライアル、ヒルクライムで無類の強さを誇り、また、所属チームのチーム・SKYの選手は全員強くてチームプレイでも他のチームを圧倒しています。
今年勝てば、ツール・ド・フランス4連覇、グランツール4連勝という近年では他に類を見ない大記録を達成するのも見どころです。
ツール・ド・フランス2018で、ロードレース観戦をはじめよう!
⚠ Au passage des coureurs, la sécurité, c’est aussi votre affaire. ⚠
 #TDF2018 #RespectSurLaRoute pic.twitter.com/11FgSLRxF6— Le Tour de France (@LeTour) 2018年7月4日
世界トップクラスのロードレーサーが集まる!
ロードレース最高峰のツール・ド・フランスに出場する選手は、とにかく豪華です。
スプリンター、クライマー、総合系、アシスト、どれをとっても超人クラスのロードバイク乗りです。
野球ならWBC、サッカーならW杯、自転車なら、ツール・ド・フランス。
観戦しているうちに好きな選手ができてくると、他のレースも観たくなり、ロードレース観戦にハマりやすいのです。
ロードバイクに乗る人は、プロのすごさを実感できる!
普段から自分もロードバイクに乗っている人は、プロの走りを観るだけで刺激をもらえます。
勾配10%を超える急坂を時速20km以上で登ったり、
逆に下り坂を時速100km近いスピードでかっ飛ばしたり、
ロードバイクのポテンシャルはそこまであるのか!と気付かされ、自分ももっと速く走れる(ような)気がして、日々のロードバイクに乗るのも励みになります。
ゴール前とヒルクライムだけをチェックしても楽しめる!
全21ステージあるツール・ド・フランスは、コースごとに様々な戦いがあるので飽きません。
ただ、レース時間は3、4時間近くあるので、ずっと観てると「何も変わんないなー。」という落ち着いた時間もあります。
そんな時は、実況や解説の話を聞いたりしているのですが、もっと言えば、ゴール前とヒルクライムの時だけテレビ画面に集中すればOKです。
あとは、ながら見でも十分ロードレースは楽しめますので、ゆったりした気持ちで休みながら楽しみましょう。
全時間集中し続けて観ようなんて気構えは不要です。気楽に楽しみましょう。
ツール・ド・フランスでロードレース観戦をはじめる3つの方法
ツール・ド・フランス2018開幕まであと4日🇫🇷
本日は第18ステージ「本物のチャンピオンを選び出す山」として名高い伝説峠では総合本命たちも大会最後の直接対決を繰り広げ、結果114年の歴史を誇るツール史上初めてのイゾアール勝者としてバルギルがその名を刻んだ。#jspocycle #TDF2017 #TDF2018 pic.twitter.com/P2vCDfd7jv— jspocycle@7/7ツール開幕🇫🇷 (@jspocycle) 2018年7月3日
「ツール・ド・フランス2018」でロードレース観戦をはじめる3つの方法を紹介します。
ただ、初心者にとって、自分がロードレース観戦にハマるかどうか、実際に観てみないと分からないでしょう。
そこで、どの方法を選ぶか判断する前に、まずは無料ライブ放送を体験して観るのをおすすめします!
まず、ツール・ド・フランス2018のステージ1 7/7(土)のライブ中継を無料で観戦!
BSスカパーとネット放送のJ SPORTSオンデマンドのどちらでも
ステージ1:7/7(土)午後05:35~深夜 00:15(生)が無料で観戦できます。
会員登録の必要もありません。この機会を生かして、まずはロードレースをフル体験してみてください。
BSが見れるなら、TVの大画面で観れるスカパーでチャンネル合わせるだけ。
これまで1度も加入していない人なら初月無料なので入っちゃうのもありです。
ネットでPC・スマホからなら、J SPORTS オンデマンドからお試し。
どちらでも構わないので、無料で一度、ロードレース観戦を体験してみてください。
もし、7/7の無料放送に間に合わなかった人は、どちらかに会員加入すれば、初月は無料で観れます。
登録の手間と、やめる場合は解約が必要ですが、費用面では無料です。
次のステップ:ステージ2以降を観る方法を決める。
ロードレース観戦して観ると、ハマりそうか判断もしやすくなると思います。
最初はロードレースの知識がないので「?」も多い思います。
ただ、レースの中で、自分の中で盛り上がるシーンがあったらハマる素質はあると思いますので、ぜひツール・ド・フランスの全21日間は体験して観るのがおすすめです。
無料放送を観戦して、ハマりそうと思った人
→J SPORTS のBS放送、もしくは、ネットJ SPORTSオンデマンドの有料プランに正式加入!
無料放送でハマりきれなかった人
→ NHK BS1でダイジェスト版を視聴
と自分のタイプに合わせて視聴方法を選んでください
ちなみに、他のスポーツ観戦との相性からのアプローチもあります。
・ロードレース観戦は展開が長くてちょっと暇かな?
→ テニスとか、サッカーのような攻守が激しく変わるスポーツがおすすめ。
・モータースポーツ、マラソン、駅伝、野球、ゴルフの観戦好き
→展開やストーリー好きな人です。ロードレースにハマる才能あり。ぜひ観戦して観ましょう。
それでは、いよいよツール・ド・フランスを観戦する3つの方法をまとめていきます。
タイプに合わせて観戦してみてください。
1.BSスカパー!J SPORTS ツール・ド・フランス生中継で、観る
7月になりました🌻
ツール・ド・フランスの季節だけ加入しようという貴方、後で入ろ〜と思わずに思い立ったら即行動です!
7/5(木)深夜1:15〜はチームプレゼンもあります!7月はツール月間🇫🇷
世界3大スポーツの名に相応しい盛り上がりを一緒に作っていきましょう#jspocycle #TDF2018 pic.twitter.com/6DOCJf7OIn— jspocycle@7/7ツール開幕🇫🇷 (@jspocycle) 2018年7月1日
全21ステージ独占生放送は、スカパー!の「J SPORTS」
初月無料ですが、次月から月額2,676円(税抜)となります。
注意は月単位で課金されるので、1日加入でも30日加入でも、無料期間はその月まで。月末に加入するとすぐ翌月は有料になります。
放映日時
- ステージ1:7/7(土)午後05:35~深夜 00:15(生)(無料放送!)
- ステージ2:07月08日 (日) 午後08:55~深夜 02:00(生)
- 以降、レース開催日の午後9時前後にライブ放送
(メリット)
- 全レースライブ中継
- テレビの大画面で視聴!画質も最高!
- 録画可能
- ロードレース以外のスポーツ番組も観れる
(デメリット)
- 申し込みが必要で、月額課金
スカパーのスポーツチャンネル「J SPORTS」に加入すると、ツール・ド・フランスの全レースを生中継で楽しめます。
ロードレース観戦の王道です。
テレビの大画面でも観れるし、録画もできるので名レースは残して繰り返し楽しめます。
また、野球やサッカー、ラグビー、モータースポーツ、プロレスなど他のスポーツ番組も豊富にラインナップされているのでスポーツ好きの人はかなりお得ですね。
2.J SPORTS オンデマンド サイクルパック(ネット放送)で、観る。
J SPORTSの番組をネットでも楽しめます。
過去数カ月のオンデマンドとライブ中継がPC、スマホ、タブレットでいつでも観戦できます。
月額1800円(税抜)25歳以下は900円。有料で観る方法では一番安くなります。
(メリット)
- 全レースライブ中継
- マルチカメラで自分の好きなカメラを指定して観れる
- 過去数カ月分のレースは、オンデマンドでいつでも観れる。
(デメリット)
- サイクルパックは、自転車のみ
- BSに比べ画質はやや落ちる。スマホやタブレットだと画面小さい(テレビにキャストすれば大画面で見れると思いますが)
- 申し込みが必要で、月額課金。(ちょっと安いけど)
- 録画して残せない。
オンデマンドは、ロードレースだけなのを注意。
自転車ファンなら問題ありませんが、他のスポーツも観たい人はBSスカパーのJ SPORTSに入った方がお得です。
Amazon Prime Video チャンネルもスタート
ネット放送の延長線上で、Amazon Prime Video内の有料チャンネルとして「J SPORTS チャンネル」がつい最近スタートしました
価格は月額2,138円(税込)で、上のオンデマンドよりやや200円ほど高い。
しかし、その分ロードレース以外のスポーツも観戦できるのでお得です。。
(メリット)
- 全レース・ライブ中継
- PC、スマホ、タブレット、TV(kindle Fire・ゲーム機)で見れる。
- 過去数カ月分のレースは、オンデマンドでいつでも観れる。
- 自転車以外のスポーツも観戦できる。
(デメリット)
- 申し込みが必要で、月額課金。(ちょっと安いけど)
- ネット画質は低そう
- 録画して残せない。
3.NHK BS1 Daily ツール・ド・フランス2018 で、観る。
レースのダイジェスト録画放送をNHK BS1の深夜に毎日25分間放送されます。
放映日時
- ステージ1:7/9(月) 午前0:50〜
- ステージ2:7/10(火) 午前0:00〜
- 以降、午前0:00〜予定
(メリット)
- ダイジェストなので、時間ない人は観やすい。
- レース時間の長いロードレースを凝縮して観れます。
- BS見れるなら、すぐ見れる
- NHK BS1なので、申し込みなど必要なし。
- お金がかからない
- NHK受信料以外は追加料金なし。
(デメリット)
- 2日遅れの録画放送
- たった25分では物足りない。
- F1やマラソンのようなレース展開の楽しみがなくなり、ロードレース観戦の醍醐味が味わえません。
- 初心者の人は楽しみづらいかも。
- 25分だと選手やチームを知らない初心者では、ダイジェストの間も想像できないので、結果だけ観てる感じになりそうです。
NHK BS1のダイジェストでの観戦は、「無料ではじめやすいけど、面白味にかける」という印象です。
と言いつつ私も最初はNHKから入りました。レース中の見せ場は押さえられているので、まずはここから初めて観るのもありでしょう。
物足りなくなってから、有料のJSPORTSを検討するのもありだと思います。
まとめ
ツール・ド・フランスを観戦する3つの方法
- BSスカパーのJ SPORTSで、ライブ中継!
- J SPORTSオンデマンドサイクルパックで、ライブ中継
- NHK BS1で録画ダイジェストを観戦。
初心者は、まず7/7(土)のJ SPORTS無料放送を試してみてください!
もし見逃したら、J SPORTSまたはJ SPORTSオンデマンドに会員登録して、初月無料で体験してみましょう。
ハマらないかなと思ったら、NHK BS1のダイジェスト放送で。
ツール・ド・フランスにハマったら、他のロードレースもたくさん楽しめると思うので、ぜひロードレース観戦の世界にハマっていってください。
ツール・ド・フランスの次は、9月のブエルタ・ア・エスパーニャです。
2018年ロードレース観戦事情。J SPORTSとDAZNの放映スケジュールまとめ
ツール・ド・フランス観戦のお供に「公式プログラム」がおすすめ
ツール・ド・フランス2018公式プログラム・レビュー 特大ルートマップポスター付
全世界で発売されている公式プログラムの日本語版です。
おまけのツールドフランスルートマップをテレビの横に貼っておくと、この夏盛り上がること間違いなしです。