雑誌【ロードバイクインプレッション2018(BiCYCLE CLUB編集)】内容とレビュー

これからロードバイクを始めようと考えている人は、春に向けて今がまさに買いどきですね。何を買うか決めるまで1ヶ月、購入から納車まで1〜2週間と考えると、2月くらいから検討はじめるとちょうど4月には愛車にまたがることができるという算段になります。

そこで今回は、そんなロードバイクを検討する皆さんにおすすめの2018年最新モデルの特集本「ロードバイクインプレッション2018」をご紹介します。

ロードバイク雑誌のBiCYCLE CLUBが毎年この時期に発売する最新モデル特集本です。

ロードバイクインプレッション2018(1/29発売)

もう一つのロードバイク雑誌CYCLE SPORTSの最新モデル特集本は、先日レポートしてますのでこちらもご参考に。

2018年モデルのロードバイクのラインナップも揃い、各社魅力...

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ロードバイクインプレッション2018の内容とレビュー

BiCYLE CLUBは今年のロードバイク特集本はだいぶ情報を絞っている印象です。

巻頭でPINARELLO/軽量バイク/エアロロードのハイエンドモデルを13台。

そして、注目ロードバイク全32台。合計45台のロードバイクがこの本では特集されています。

一方で、CYCLE SPORTSの特集本は最新モデルが140台も掲載されているので、その差は大きい。

しかし、インプラライダーにチャリダーでもおなじみの宮沢さんなども加わっていたり、一台あたりの紹介ページ数も4Pと多く読み応えはあります。ここがどちらのロードバイク本を購入するかの分岐点になります。

たくさんロードバイクをみたい、10万円前後の予算で検討しているなら、CYCLE SPORTS編集のロードバイクベストバイ2018を、

自分の候補バイクが掲載されていたり、30万円以上の予算で検討しているなら、ロードバイクインプレッション2018を選ぶと良いかと思います。

グッドポイント

・ロードバイク1台あたりの情報量が多い。

・取扱ブランドがCYCLE SPORTSに比べて、幅広い。

バッドポイント

・掲載台数が45台と少なめ

・掲載されているロードバイクは比較的高級車が多い。初心者向けロードバイク情報はない。

今回のロードバイクインプレッション2018は、編集部セレクションの45台のロードバイクは値段の高いモデルが多いです。各メーカーの最上位モデルの特集本という位置付けです。

だから、この本は初心者向けではなく、2台目のロードバイクを選ぶ上級者向けの本と考えた方が自然かもしれません。実際、低価格のアルミロードバイクなどはほとんど掲載されていません

ロードバイク紹介ページの情報量は多い

掲載台数が少ない分一台あたりの情報量も多いので、じっくりと新しいバイクを探す経験者には深くバイクを知るきっかけになるかと思います。しかし、ロードバイク経験者ほど、自分の好きなメーカー、ブランドは決まっているので、意外とこの本読んでも他のバイクメーカーに浮気することないのかなぁと思ったりもします。さらっと立ち読みしたいけど、この本を購入する意欲は少ないのではないかと。

やはり、ロードバイク特集本は、一番ロードバイク情報が欲しい初心者に向けた目線で作ってあげた方がいいと思いました。この本を初めてのロードバイクを検討する初心者が購入したとすると、あまりにも高級なロードバイクが多く尻込みしてしまいそうです。

(おまけ)シマノのホイールインプレ記事

雑誌終盤には、シマノ・デュラエースのホイールを比較研究して、ベストホイールの選び方を細かく記載しています。リムハイトや重量などの違いとシチュエーションに合わせた選び方の理解が深まります。

ロードバイクインプレッション2018まとめ

というわけで、

BiCYCLE CLUB編集のロードバイクインプレッション2018は、ロードバイク経験者が、今乗っているバイクとは違うメーカーで、何か新しいバイクと出会いたいとき、という結構レアなケースにおいて、おすすめできます。

これからロードバイクをはじめようと考えている初心者には、CYCLE SPORTS編集のロードバイクベストバイ2018の方を強くおすすめしたいと思います。

ただ、情報量が多いのに越したことはないので、両方買ってしまうのももちろんアリですね。

おまけ・ロードバイクホイール徹底インプレッション2018(2/13発売)

ついでに見つけたので紹介しておきますと、最新ホイール53セットを網羅しているホイールインプレッション本も近々発売されます。

いよいよ私もカーボンホイールを手に入れる日が来るかも!?