雑誌【ロードバイクベストバイ2018(CYCLE SPORTS編集)】内容とレビュー

2018年モデルのロードバイクのラインナップも揃い、各社魅力的なバイクを展開しているが、個人の力で全てのバイクをチェックするのは流石に難しい。そこで、自転車雑誌がこの時期に発売してくれる特別編集のロードバイク最新モデル特集本を参考にするのは当然の流れでしょう。

1月下旬にCYCLE SPORTSとBiCYCLE CLUBそれぞれ違った切り口で、最新モデル雑誌が発売されています。

早速、それぞれのMOOKを手に入れて特集本をチェックしてみました。

今回は、CYCLE SPORTS編集の「ロードバイクベストバイ2018」を紹介します。

ロードバイクベストバイ2018

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ロードバイクベストバイ2018の内容とレビュー

CYCLE SPORTSは去年の特集本と同じ構成で今年もまとめてきました。

価格帯(ハイエンド・ミドルグレード・エントリー)と目的(レース・ロングライド・ツーリング)の2つの観点で、全国のショップの店長からおすすめのロードバイクを選んでもらいランキングで発表しています。

そして、その中の60台をインプレライダーが実際に乗ったインプレッション記事と一緒にまとめて紹介して行きます。

それをそのまま雑誌の構成に落とし込んでいます。

また、近年各社が力を入れて新しいモデルを開発しているグラベルロードについても特集記事を組んで紹介しています。

グッドポイント

・全140台の最新バイクを写真付きでチェックできる。

・情報量が多すぎない。バイクごとの特徴を端的に知ることができる。

掲載台数は多いので、眺めながら気になるバイクを発見するという使い方はしやすいと思います。

また、それぞれのバイクについても説明が端的にまとまっているので、一気にたくさんの情報で溺れるのではなく、軽く知るという目的にはちょうどいい文量だと思います。

バッドポイント

・1台あたりの情報量が少ない。

・ロングライド向けとツーリング向けの差があまりない

グッドポイントでもあげている「情報量が多すぎない」を裏返すとバッドポイントとも取れます。ライダーインプレッションされたバイクも紹介は2Pのみ。非常にあっさりしています。もっと知りたい!と思ったときにはこの雑誌だけでは物足りないでしょう。

ロングライド向けは、エンデュランス系ロードバイクを紹介していて、ツーリング系はそれに加えてグラベルロードも含めている。といった印象です。この辺の差があんまり明確ではなく、トレックのドマーネが両方に入っていたりするのはどうなのかな?と疑問を覚えます。

基本的には、この雑誌は「気になるバイクを発見するツール」と割り切るのがいいでしょう。

決して「俺はロードバイク博士になるぞ!」といった野望を持つほどの情報量を期待しないようにしてください。図鑑ではなくあくまでも雑誌であることを忘れないことが重要です。簡単にさらっと知るためのツールです。

ここで知ったバイクを実店舗に見にいったり、ネットで検索したりしながら情報を集めるという「次のステップに進むための第一歩」をこの雑誌は提供してくれます。

価格別のレース向けモデルBEST1の紹介

それでは実際のバイク紹介記事を少しだけ参考に紹介して行きます。

レース向けモデルの各価格帯のBEST1モデルを紹介します。

ハイエンド1位 SPECIALIZED / S-WORKS TARMAC

レース向けモデルのハイエンドの中でも最高峰として選ばれたのが、SPECIALIZEDのS-WORKS TARMACです。

個人的にも次の一台に狙っているので、尚更欲しくなってしまう結果でした。

ちなみに2位がPINARELLO DOGMA F10、3位がTREK MADONE9.0と続きます。

なんか普通だなぁと思いましたが、やっぱり選ばれるモデルってプロでもアマでも同じなんですね。それくらいこの3社が抜けてるんですかね。

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ミドルグレード1位 TREK / EMONDA SL6

初心者向けの雑誌なので、最初の1台として実用的なのはミドルグレードあたりからですかね。それでも20〜40万円です。

トレックのエモンダSL6は納得感のある1位ですね。カーボンバイクの軽量モデルとして人気です。初心者が特に苦労しがちなヒルクライムもエモンダの軽さなら比較的楽チンに登れるでしょう。しかもアルテグラの完成車で297,000円。30万円を切る価格にしてくれてます。

僕が今初めての一台買うならこれかも!と思う一台です。コスパ的に。

エモンダ2018モデルは記事も書いてます。

2018年トレックエモンダSLR,SL,ALRまとめ

トレックの2018年モデルが、さりげなく、他のメーカーに先ん...

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エントリー1位 CANNONDALE / CAAD12 ULTEGRA

エントリーモデルは 20万円以下。ロードバイクを試しに始めようって人ならこのくらいから始めるのはリスクがなくていいですね。

1位はカーボンキラーの通称でおなじみのキャノンデールCAAD12アルテグラ。アルミロードバイクでは人気ナンバーワンのCAAD12です。

こちらも過去に記事まとめています。

キャノンデール2018モデル「CAAD12 COLORS」22の顔を持つカーボンキラー

ロードバイクという趣味は本体だけでも最低10万円以上とそれな...

でもよく見るとアルテグラだと26万円とお高い。エントリーモデルじゃないじゃんと軽くツッコミ。だったらミドルグレードのエモンダSL6一択でいい気がします。CAAD12の105モデルは19万円なので、本当はそちらをエントリーモデルとして選ぶべきですね。

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ロードバイクベストバイ2018まとめ

ロードバイクを初めて購入するときは、誰しもスペックや機材について詳しくなくて当たり前です。

だから、購入予算をしっかり決めてショップに行ってみても、あまりのたくさんの種類のロードバイクがあることに驚くでしょう。そして、それらの違いもわかりません。気になったバイクが出てきても、これが正しい選択肢なのか?と判断する材料やモノサシがなくて、出口のない悩みに突入することもしばしば。

そこで、ロードバイクを買ってみようと思ったら、まずは今回のようなロードバイク雑誌を眺めることがおすすめです。なんとなく気になった数台ができたら、それらを実際にお店に見に行きましょう。そして、スタッフにバイクについて色々教えてもらったり、同じ価格帯の違うバイクも見たりします。そして、家に帰ったら、また雑誌を読んで振り返る。そんな反復を繰り返すのがおすすめです。

こうすることで、徐々にロードバイク選びのポイントが理解でき、そして、自分なりのこだわりもはっきりします。そして、購入するときに確信を持ってバイクを決断できるようになるでしょう。

ま、と丁寧な手順を並べつつ、本当は「見た目」が一番好みのバイクであれば、失敗することはないと思いますので、直感で選んでみるのもおすすめです。

そういう意味でもいろんなバイクをビジュアルで確認できる特集本は1冊くらい買っておくのは損はありません。今知っているバイク以外にももっと自分好みのバイクと出会えるかもしれないからです。

ロードバイクベストバイ2018

BiCYCLE CLUB監修のロードバイク2018モデル特集本もあるのでこちらもおすすめです。

ロードバイクインプレッション2018