1年で自転車用品に10万円以上使ってるロードバイク乗りは、なんと67%!

ロードバイクに乗っていると、ついついいろいろ欲しくなる。

機材スポーツの宿命といえば、宿命だが、ふと、自分は1年でどのくらいロードバイク用品を購入したのかと考えてみた。

結論から言うと、これはあまり考えないほうがいい。

思っている以上にたくさん使っていることを再確認することになる。

皆さんも、なかなかの金額を使っているに違いない。

ただ、言い訳ではないが、

使った金額に見合うほど、いや、それ以上にロードバイクを楽しんでいる!し、健康にもなった!気がする。

だからいいじゃないか!と自己肯定してバランスを保ちます。。

そんなことを考えながら、得意のネットサーフィンを楽しんでいると、ふと興味深い調査結果を見つけました。

今回は、それを共有し、我々はロードバイクで散財をしすぎていないのだ!という自己肯定をみんなでしていければと思います。

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1年で10万円以上使ってるロードバイク乗りは、なんと67%!

タイトルでも書いたが、自転車メディアサイトのFUNRiDEで、1年ほど前に以下のアンケートを実施していました。

調査対象は208人とまずまずの母数。

記事では、購入金額別に何人と記載していありますが、わかりづらいので円グラフを作ってみました。

(FUNRiDE調べ2016/2/18)

グラフの頂点から、時計回りに1万円未満 → 5万円未満と使用した金額が増えていく順に並んでいます。

このグラフで最も多いのが、オレンジ色の「10〜30万円未満」の33%

そして、その左側の30万円以上使ってる人は34%もいる(100万円以上がなんと5%も!)ので、

合計して67%もの人が年間10万円以上も自転車用品にお金を使っているのだ。

実に3人に2人が毎月1万円以上はロードバイク用品を購入しているのだ。

私もその中の一人。

Tacx NEO Smartのローラー台だけで10万円は超えている。

年間30万円くらいだろう。

まず、自分が浪費している、お金を使いすぎている枠ではないことに安心する。

ロードバイクに乗っていれば、多少なりともお金がかかるものなのだ。

そして、みんなも私と同じくらい、いや、私以上にお金を使っているのだ。

実際の人数テーブルは、以下のようになる。

100万円以上の強者は、9人もいるのか。

きっといいホイールを持っているに違いない。

お下がりでいいので、ホイールを譲ってほしい。

次に、何にお金を使っているかついても記載がある。

細かいデータは公開していないが、記事から読み解くと以下のものに使っているようだ。

ロードバイク乗りは、何にお金を使っているのか!?

アンケート結果によると、主にタイヤ・ウェアなどの消耗品にお金を使っている。

タイヤ、ウェア、ヘルメット、シューズの順に購入者が多かったようだ。

当たり前といえば、当たり前だが、皆きちんと乗るために必要なものを買っている。

ロードバイク乗りは、やはりストイックな人が多く、ちゃんと乗っているのだなと、ロードバイク乗りの端っこにいる程度の私だが、ちょっと誇りに思う。

次に、何を買っているのかの調査結果を順番に紹介する。

参考までに私が購入したものと金額もあわせて記載してみる。

1番多かったのは「タイヤ」

タイヤが一番多い。

走行距離が多くなるほど必要だし、少なくとも年に1回くらいは変える必要が出てくる。

そして、走る人ほど性能の良いタイヤを選ぶから、それなりの金額になるでしょう。

私もそこそこの値段コンチネンタルのGP4000s2を使用してますが、そろそろ買い替え時期。

ロードバイクのタイヤは消耗品であるので、交換の機会は多い。 ...

Amazonがいまの所一番安いと思っています。

耐パンク性能は格段に高くて、ほとんどパンクしないので気に入ってます。

タイヤがいいと、パンクでチューブのコストがかからないので、やはりいいものを買っておく方がコスパいいです。

まず、私はタイヤで1万円使ってますね。

2番目に多いのは「ウェア」

季節の変わり目には、次のシーズンに向けたウェアを吟味しちゃいますね。

新しいジャージやウェアを買うと、走りに行きたくなるし。

ライドイベントに行く前とかもついジャージを見てしまいます。

いまは、夏に向けてのインナーウェアとショートグローブが欲しい。

あとは、ASSOSウェアとビブショーツも新調したいですが、まだ全然使えるので悩みますね。

アソスのサイクルウェアを買い始めてから、物欲が止まらない。 ...
ASSOS アソスのビブショーツを導入して1ヶ月ほど経ちまし...
最近、ビブショーツの検討を続けてます。 Wiggleでも安...

ASSOS系も質は高い分、お値段が高いので、結構使いましたね。

ASSOSウェア・ビブショーツ・インナーウェアで6万円ほど。

他にもパールイズミのウェアとかも買っているので、もう少し使ってますね。合計8万円位でしょうか。

3位「ヘルメット」・4位「シューズ」も買いました。

この辺の順位も妥当ですね。

ヘルメットも、シューズも1個あればいいのですが、ロードバイク購入時はコストを抑えるために比較的安いものを買っているケースが多いと思います。

そして、ロードバイクにはまってくると物足りなくなり、2個目を購入というストーリーはかなりありがち。

これから装備を揃える人は、最初からいいものを買っておくことをオススメしたいです。

余計なお金を使わなくて済むので。

私の場合は、ロードバイク購入時にOGK KABUTOのヘルメットを買いましたが、時が経つとかっこいいヘルメットが欲しくなり、気づいたらKASKを買ってました。

自転車系の海外通販サイトWiggleの年末年始セールの機会を...

KASK Protoneで25,000円。

シューズですが、Amazonで安いものから選んだ最初の1足目は、半年後くらいに買い替え。

ツーリング時の休憩時に歩きやすいものを重視していたので、MTB用のSPDクリートのLintamanを購入。

おニューのサイクルシューズを購入しました。 「リンタマ...

このシューズが2万円ほど。

このシューズも気に入ってましたが、ついに最近SPD-SLのクリートに進化したので、3足目が欲しい今日この頃。

GIROか、Sidiが気になっています。

今は、我慢してます。

買ってよかったのは「ホイール」

たくさんの人が買うわけではないけど、もっとも購入した満足度が高かったのは「ホイール」。

そして、アルミホイールとカーボンホイールではアルミホイールの方が購入者が多かったようだ。

まさに私も同じタイプ。

完成車で買う人の方が多いので、最初についているホイール(いわゆる鉄下駄ホイール)から、高性能アルミホイールに変えると格段に走りが変わりますね。面白くなる。

この変化を味わうと高いものでも、買ってよかったと思います。

ペダルを踏んだ時の走る感じが楽しいし、乗り心地が気持ちよくなるし、長く速く走れるようになる。

満足度は高まるわけだ。

2016年2月にフルクラムレーシングゼロを購入して以来、完成...

私は、アルミホイールのフルクラムレーシングゼロを購入しました。

ロードバイク初心者の最初の頃、悩みに悩んで購入した最初の...

10万円ですね。

他の候補で、やや予算を抑えられるミドルグレードのアルミホイールZONDAも定番で人気。

カンパニョーロZONDA(ゾンダ)の最新モデルは、ホイールの...

私の場合は、自分が鈍い方だと自覚しているので、変化がないとせっかくのホイールの価値をわからないのではないかという不安から、予算を増やしてフルクラムレーシングゼロにしました。

でもZONDAも非常に評価高いですね。

次の私の物欲はカーボンホイールのステージへ近づいてます。

BORA ONEを必死に我慢しているところです。

ロードバイク購入から1年半。 フルクラムレーシングゼロ...

意外と買われていたのが、「パワーメーター」

調査で意外だと言われていたのが、パワーメーター購入者が5%と、多い点。

パワーメーターは、ペダリング時の出力を計測できる機材で、ほとんどが10万円を超える高級品。

パワートレーニングなどレース出場するようなライダーのものというイメージでしたが、208人中10人ちょいと、5%もの人がパワーメーターを購入していたようです。

私は!。。。買ってません。が、実は最近では欲しいと思っています。

というのも、Tacx Neoのローラー台がパワー計測できるものなのです。

パワー計測があるとその日の走りが客観的に評価できるので、確かにトレーニング効率も上がりますし、また、自分の脚力も大凡わかるようになるのです。

グランツールに出るライダーなら400W持続してるなーとか。

初心者で200Wくらい持続できればなかなかだぞとか。

このパワー計測を外を走る時にもできればと、パワーメーターも少し検討しています。

でも高いので一旦ペンディング中。

あああああああ

以上が、FUNRiDEの2015年、自転車にいくら使いましたか?の記事をわかりやすく再構成させていただいた内容になります。。

1年に10万円以上使っているロードバイク乗りは、なんと67%」と、最初は意外とみんな使っている!と思って記事を書いてみたのですが、こうして順を追ってみると「それくらい使うもんだな」、逆にちゃんとロードバイクに乗っているとお金を使わない方が難しいじゃないかと思えるほど、思考が変化してきました。

実際、私もここまでの項目で、24万円ほど使っていたことになります。

さらに私が購入したのは「サングラス」に「ローラー台」

そして、上記以外に私は以下の2点も購入していました。

これが、14万円ほど。

オークリーのジョウブレーカー 15,000円

オークリーのサングラスを買おうかずっと悩んでいました。 ...

Tacx NEO Smart 12万円

ロードバイクに乗りたいけど、時間がない!そんな忙しいライ...

以上全てを合わせると38万円。

細かいものも入れたら40万円くらいにはなると思います。

この総額は、1年ではなく1年半でのものなので、1年ではおそらく30万円ほど。

ロードバイクにお金をかけても、いいではないか!?

さて、問題はこの30万円が高いのか!?

ということですが、その辺りも考えてみましょう。

お金のかかるスポーツの趣味といえば、お父さんのゴルフ。

私の父もゴルフコースにそれほど行かなくてもチタンのゴルフクラブなどをちょいちょい買っていた。

道具を持つ喜びはロードバイクとも共通するが、使わないのはもったいないなと思ったものだ。

しかも何本も買ったりする。道具を買う前にゴルフの練習をした方がいいと子供ながらに思ったものだ。

ゴルフは練習するのも、ゲームをするのもプレー代や場所代が結構かかる。

ゴルフを実際にプレーするためには、ゴルフバッグを抱えてコースまで行かねばならない。

移動代とプレイ代、食事代などなど。一回行くだけで数万円かかる。

月1回コースに行き、毎週1回は練習場に行くと、かなりのコストになる。

月3、4万円とすれば、年間50万円近くなる。

そして、この移動代・プレイ代は、道具代と違い、形として残らないお金だ。

その点。ロードバイクは道具代以外は、かからない。

移動代も、プレイ代も必要ない。

ロードバイクを走らせる道路は、基本、無料だ。

走った後のドリンクや食事はかかるが、微々たるものだろう。

道具についても、ホイールも何年も使えるし、ロードバイク本体だって何年も使える。

仮に100万円かかけても5年楽しめたら、たったの月16,000円ほど。

安い!

結論から言えば、ゴルフと比較すれば、ロードバイクはまだお金を使わない趣味である

ちょっと古いデータだが、ブリジストンスポーツが実施した「現代ゴルファーのライフスタイル調査」(2009年)によれば、やはり、ゴルフ関連支出は平均で年間50万円にのぼる。

ゴルフ関連支出は、プレー費、練習費用、用具代、ゴルフウェアなどのファッション費の総計はほぼ前回並みの50.5万円(前回50.6万円)。男女の差はそれほどないが、男性は前回より0.9万円アップしているのに対し、女性は逆に2.0万円ダウンしている

その5割から6割はプレー費・練習費になるということだから、これはなかなかお金のかかるスポーツである。

ロードバイクは、確かにお金はかけることもできるが、お金をかけなくても十分楽しめるスポーツだ。

自分の体がエンジンなので鍛えれば、機材に頼らなくても速くなれる。

そんな懐の深さは、ゴルフよりも気軽にはじめられるし、続けられると言えるだろう。

また、ゴルフと違い、1人でも楽しめる(むしろ一人の方が多いかも)スポーツなので、予定が合わなくてなどがなくなる。

ロードバイクは、とても気軽で継続し易いスポーツと言える。

ロードバイクは、いきなり楽しいから、続けやすい。

一方で、ジョギングやマラソンなどもお金がかからないスポーツだが、走れるようになるまでが本当につまらない。

時速数キロで、近所を走っていると1時間かけても2つ隣の駅くらいのところまで行って帰ってくるので精一杯。

そして、1時間も走ったらかなりの疲労感がある。体が上下に揺れるので、膝などへのダメージもある。

ロードバイクは、初心者でもいきなり楽しいのがいいところだろう。

ゆっくり走っても時速20kmくらい出るので、爽快感が半端ない。

そして、1時間走れば、結構遠くまで行って帰ってこれるので、途中で美味しいものを売っているとこが何箇所もある。

ただ、走るだけではなく、風を感じてちょっと回ってくる感じのスポーツだ。

そして、ほとんど体に負担がないし、足の筋肉を効率よく使えるので、ジョギングよりも運動量が多い。

自転車に乗るきっかけとしてよくある目的のひとつは「健康・ダイ...

ロードバイクは、簡単だし、楽しくて、運動量も多い。

なんとも続け易いスポーツだ。私もジョギングは無理だったが、ロードバイクは飽きていない。

お金はそこそこかかるが、継続しやすいし、健康になる。

以上を踏まえて、私は、ロードバイクはゴルフよりお金がかからないし、健康になってる!(気がする)

と家族には、理路整然と説明し、次のカーボンホイール購入に少しでも近づければと思う所存である。

当サイトでも、「自転車パーツ・グッズ」カテゴリの記事は、88本と結構多かった。

一つずつ、自分なりに調査して納得のいく材料を集めて購入してきたので、参考になれば幸いだ。

しかし、毎年新しいモデルが出てくるので、できる限りは最新情報に更新していきたいと考えています。

Route92