ジョギングの1.3倍!自転車ダイエット驚きの効果

自転車に乗るきっかけとしてよくある目的のひとつは「健康・ダイエット」

40歳も近づくとメタボだの、中性脂肪だの、いろいろ健康面が気になり始めたりするのは世の常です。

そして、その手段として手軽と思われがちな「ジョギング」。石原都知事の「東京マラソン」をきっかけにジョギングブームに火がつき、今でも定番のダイエット法として親しまれています。私の周りにも

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ジョギングは、自分の体一つで、スニーカーさえあれば始められる気軽さがメリットだと思います。

私も昔、家の近所をジョギングしたこともありますが、1〜2週間くらいでやめてしまいました。なかなか強い目的意識がないと続けるのが難しいですよね。私がやめてしまった理由は「つまらない」これに尽きます。

ダイエットに効果のある有酸素運動の目安は、20分〜30分以上ですが、ジョギングは、時速6〜8kmくらいで走ります。仮に20分走っても移動する距離は3kmくらいです。毎日同じルートを走ることになり、風景があまり変わらないため、飽きやすいのではないかなと思います。

そんなジョギングに挫折してしまった人や、走るのは苦手な人にオススメなのが「自転車ダイエット」です。

自転車ダイエットは、ジョギングに比べて、効果が高い、体の負担が少ない、継続しやすい、とメリットが多いのです。

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1.消費カロリーが1.3倍!ジョギングより効果が高い

あまり知られていませんが、自転車は優れた有酸素運動です。ウォーキング、ランニング、サイクリングと比べても、同じ時間運動するとした場合、自転車が最も消費カロリーが多くなります。

2時間は長いので、30分の場合

  • ウォーキング 135kcal
  • ジョギング  210kcal
  • サイクリング280kcal

自転車は、ウォーキングの2倍以上、ジョギングの約1.3倍カロリーを消費するのです。

これは、自転車は、足の大きな筋肉を効率良く使うこと、下半身だけの運動と思われがちですが、自分の体重をささえるため、上半身の体幹の筋肉も使い、およそ全身の7割の筋肉を使用すると言われ、とても効率の良いダイエットと言えます。

2.ひざなどへの負担がすくない。

ジョギングなどを慣れない人が始めると、ひざを痛めてしまうことが多いそうです。着地の瞬間にかかる負荷は、瞬間的に体重の3倍にもなるそうです。走るフォームが悪いと靭帯なども痛めてしまうことも。自転車なら、ペダルを回す回転運動なので、ひざなどを傷めずらく、初心者でも続けやすいといえるでしょう。

3.景色が変わるから、飽きずに継続しやすい。

自転車のスピードは割とゆっくり走っても時速20kmくらいになります。30分走ると10kmになるので、意外と遠くまで行くことができます。

(自転車30分)渋谷を中心にした半径10kmの円

shibuya10km

渋谷からだと、直線距離ですが、多摩川を渡って川崎の武蔵小杉くらいまで行けますし、池袋も余裕、お台場もいけちゃいます。これだけ移動すると毎日ルートを変えながらいろいろな風景を楽しむことができます。

(ジョギング30分)半径4kmの円

shibuya4km

ジョギングでも、渋谷から新宿くらいなら行けます。ただ、帰りも走ると思うとしんどいですね。

ジョギングは慣れていないと1、2時間走るのはなかなか厳しいですが、自転車ならば、初心者でも1時間くらいは比較的楽に走ることができます。

だから、自転車ダイエットコースとして、渋谷からお台場に行って帰ってこれる。道中には、東京タワーや築地なども見れたり、豊洲にかかる橋の中央から夕焼けを眺めたり、途中で楽しめる風景はたくさんあるでしょう。自転車なら飽きずに続けやすい楽しさがあるのです。

ダイエットではじめる自転車選びにオススメの記事

ダイエット目的なら、クロスバイクやマウンテンバイク、そして余裕があるならロードバイクがオススメです。

最近だと、グラベルはクロスバイクとマウンテンバイクとロードバイクのミックスみたいなイメージで色々と楽しめるのでオススメです。自転車でキャンプに興味がある人は特に。

どんな自転車を選んで良いかわからないと言う人は、選びかた雑誌を読んでみるのが手っ取り早いです。

以下の記事も参考にしてみてください。

ロードバイク人気メーカーランキングTOP30

自転車通勤におすすめクロスバイク7選 ギア数に注目せよ

グラベルロードおすすめ7選!あなたは王道派、それとも個性派?

私も最近グラベルを購入して、キャンプ沼へ足を突っ込んでいますが、これがまた最高で。

自転車キャンプ・ツーリングの「衣食住」に必要な装備・ギア34選

(おまけ)自転車ダイエットの美脚効果

自転車に乗ると足が太くなると思いますか?

それは、競輪選手の太い足を連想するからだと思います。競輪はゴール前200mの短距離を全力で最高時速70kmで走る瞬発力が必要な競技なので、丸太のような太ももが必要になります。一方、ツール・ド・フランスなどのロードレースの選手の足はすらっと細く、女子選手の中には兼業で、モデルをしている人もいるそうです。

これは、長い時間、長い距離走ることを目的にした自転車の場合、筋肉の使い方が異なるからです。全身で自転車のバランスをとり、軽いギアで、太ももで漕ぐのではなく、脚全体で回すように乗るので、「持久筋」が鍛えられ、引き締まった足になっていくのです。

わかりやすく言えば、100m走の選手は足が太いですが、マラソン選手は足は細いのと同じです。

この自転車の特徴を生かして、少女時代のスヨンや菜々緒さんなどの有名な芸能人も自転車ダイエットを選んで、あの美脚を手に入れたそうです。

最近では、モデルのような彼女たち以外にも街中をサイクリング(ポタリングする)「自転車女子」は少しずつ増えているようです。こじはるやマギーなどの有名人も愛車にまたがる写真をinstagramにupしています。

おしゃれな自転車に乗って、街中を自転車で移動するのは楽しく女性にも気軽に始められて、しかも、ダイエット、美脚効果が期待できるので、おすすめです。

「効果的で、負担が少なく、楽しく、長く続けられる。」

自転車ダイエットは、初心者にも、女性にもおすすめのダイエットの「道」です。

自転車で外に走りに行くのがもちろん楽しいし、ダイエットの継続性も高めてくれますが、

平日の夜の短時間や、雨の日や寒い冬など天候の問題があるときなどは外に行けないのも事実。

その場合は、インドアサイクリング環境を作れば問題ありません。

(インドアサイクリング環境構築の参考記事)

特にネットをつないで世界中のサイクリストとつながるZWIFTは楽しいのでおすすめです。