はじめてのロードバイクの選び方。絶対、後悔しないための3つのポイント。

ロードバイクを始めたいと思い、いざ、ロードバイクを買おうと自転車屋さんに初めて行くと、その種類の多さに驚くだろう。

私も2年ほど前にロードバイクを初めて買おうと思ってショップを訪れて、途方にくれたものです。

色とりどりに並んだたくさんのメーカーのロードバイクがズラリ。

名前を聞いたこともあれば、全く知らないメーカーまで。

値段も、10万円を切るものから、数十万円まで。

初心者には、どこから見ていけばいいのかわからないほど大量の情報だ。

頼みの綱のショップ店員も、基本的には売る人なので知識がないと、セールストークでうまくのせられて、自分好みのロードバイクではないものを買ってしまうかもしれない。

ロードバイクは何を基準に選べばいいの?

「そもそも予算はいくらにすればいいのだろう?」

コンポって何?

そんな初心者のロードバイクの選び方について、悩みに悩んだ経験を持つ私が、今だから思う後悔しないロードバイクの選び方のポイントについてまとめてみる。

おすすめのロードバイク紹介ではなく、ロードバイク選びの考え方なので、はじめてのロードバイクを選ぶときに自分の考えを整理するために参考にしていただければ、幸いである。

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ロードバイクの用途(目的)は?というウソ。

ロードバイクを買いたい!と思い、周囲の友人やショップ店員にいうと、決まって聞かれることがある。

「ロードバイクの用途はなんですか?」

私も友達に相談したら、聞かれました。

そして、かなり悩みました。

私はなんのためにロードバイクを乗るのだろうか?

ロードバイクを買いたいと思ったのは直感ですが、その目的を問われると改めてわからないものです。

街乗り?、サイクリング?、ロングライド?、日本一周の自転車旅?、レースに出るの?、等々。いろいろな用途例がロードバイクにはある。

さぁ、はじめてのロードバイク。

あなたはこの問いに対して、どんな用途を選びますか?

はっきり言えば、この問い自体がナンセンスであると、今ならわかる。

ロードバイクに慣れ親しんでいない初心者が、どんなものかあまり理解してないロードバイクの用途・目的を明確に決めることなどできるわけがない

サイクリングで大満足なのか、近くの山まで行ってヒルクライムをしたくなるのか、はてまた、レースに出るほどハマるのか、ロードバイクに乗ってもないのにわかるはずがない。

私も最初は、平坦な道だけで十分、気持ちよく速く走れればいいよ。と思っていたが、最近はちょっとした坂道がないとなんか単調でつまらないな。と思うようになっているし、もし機会があれば、ヒルクライムレースにも出てみたいと思ったりする。

ロードバイクを買おうと思ったときには全く考えていなかった。

だから、ロードバイクをはじめて買う人は、ロードバイクの用途は?と聞かれたら、自信を持って言ってほしい。

まだ、決めてません

そうすると、ショップの人はグゥというかもしれない。

また、逆に用途を明確に決めたとしても、実は、ぴったりのロードバイクはこれです!というバイクがあるわけではない。だから、最初の一台は、極端に用途・目的が偏ったロードバイクをまずは除外する。

除外するロードバイクのタイプは以下のような極端な用途のもの。

  • タイムトライアル車
  • ツーリング車(旅乗り車)
  • グラベルロード(オフロードも走れる)
  • ロングライド(エンデュランスロード)

タイムトライアル車は、トライアスロン選手などが乗る高速巡航に特化したタイプ。

こんなの最初から目的にしませんよね?ロードバイク初心者があえて選択するには、理由も脚力も見当たらない。

ツーリング車は、ロードバイクにキャリアをつけて荷物をたくさん積載できるバイク。

もちろん、日本一周、ユーラシア大陸横断など、そもそも自転車旅をメインに考えているなら買いだが、普段の趣味と考えているなら、ちょっと極端すぎる。

グラベルロードは、マウンテンバイクのようなタイヤをつけたロードバイクタイプの自転車。

通常は舗装路を走るロードバイクで、山道や砂利道を走りたい!という人が買うバイクなので、最初の1台ではない。

ロングライドタイプは、エンデュランスロードと呼ばれることもある。

TREK DOMANE

初心者が選びたくなるロードバイクのタイプの一つだろう。ほとんどレースタイプのロードバイクと変わりはない。

ただ、乗り心地を快適にするため、フレーム設計で車輪の幅(ホイールベース)を大きく取って車体の安定性を高めていたり、路面のギャップによる衝撃を吸収する機構を持っていたりする。

確かにロードバイクは、普通のママチャリなどに比べるとサスペンションなどがないので、乗り心地が硬いと言われる。

ただ、それにもすぐに慣れる。体が慣れてくる(体幹ができてくる)と乗り心地はほとんど気にならなくなる。

下手なロングライドバイクを買って、ロードバイクの良さであるスピード感などを犠牲にするのはもったいないだろう。

実際、エンデュランスロードを試乗してみたが、体感で目に見えてわかるほどの差はなかった。

多少の走行性能を落として快適性・振動吸収性をあげていると思うと、後でスピード狂になったときにちょっと後悔してしまう可能性があるので、除外してもいいと考えた。

これらの特殊な目的を持ったロードバイクを除外して、いわゆる一般的なレースタイプのロードバイクを購入するのがはじめてのロードバイク選びの基本方針である。

ロードバイクの用途・目的は考えずに、レースタイプのロードバイクを選びましょう!

SPCIALIZED TARMAC

街乗りも、ロングライドも、旅乗りも、レースに出るのも、タイプとしては普通のロードバイクを買えばOKだ。

もちろん予算で性能差はあるのだが。

はじめてのロードバイクの選び方。絶対、後悔しない3つのポイント

ロードバイクに乗りたい!と思った純粋な気持ちだけを忘れず、「用途を考えろ!」という周りの悪魔の囁きは、華麗にスルーして、普通のレースタイプのロードバイクを選ぼう。という方針にはご理解頂けたと思うが、実は、まだまだ選べるロードバイクを絞りきれていない。

ここからは、自分好みのロードバイクを選ぶための考え方について言及する。

自分好みのロードバイクを選ぶときに、買ってから後悔しない3つのポイントを順を追って消化していく。

1.ロードバイクは「見た目」で選べ!

ロードバイク購入ガイドなど、いろいろな雑誌やブログ記事などもあるが、選び方で最重要なのは、実はすごくシンプルだ。

もっとも大事なのは、「見た目」である。

これには理由が2つある。

「見た目」が気に入っていると乗りたくなる。

いくら性能が良いロードバイクでも、自分好みのデザインでなければ乗りたい気持ちは半減する。

逆に自分の大好きな見た目だと、いつでも走りに行きたくなる。

初心者にとって大事なのは、このロードバイクに乗りたくなる気持ちだと思う。

春・秋の気持ちのいい天候の季節は、走る爽快感だけでも全く問題ないのだが、日本には、夏も、冬もある。

そんなちょっと走りたくなくなる天候がでも、自分好みの「見た目」だとついつい走らせたくなる。

私は11月に自転車を買って、すぐ真冬に突入しましたが、気に入ったバイクだったので1月も2月も冬の寒さの中、毎週末は走りにいったものです。

そうやって、趣味としてロードバイクを確立していくと、どんどんロードバイクが楽しくなります。

あとから変えられない、フレーム・デザイン

初心者の頃はよくわからないのですが、ロードバイクメーカーはフレームを作っているのです。

このフレームの設計やデザインにメーカーはそれぞれの技術やノウハウを注ぎ込み開発しているわけです。

フレーム以外のパーツは、ロードバイクメーカーがではなく、シマノやカンパニョーロ、フィジーク、スラムなどなど、数々のパーツメーカーがしのぎを削っていて、それをフレームに合わせて組立てロードバイクは完成するのです。

完成車は、ロードバイクメーカーが推奨するパーツを組合せた構成になっていますが、いろいろなパーツメーカーを使用しています。

ハンドルやサドル、ホイールにタイヤ、クランク、チェーンなど上のフレーム以外は、全て後から交換することができます。

つまり、フレームだけは後から変えることができないのです。

だから、後悔しないためには、自分好みのデザインのフレームを見つけることが「最重要」となるのです。

見た目を変えるにはフレームを変える。つまり、2台目を購入することになります。

ロードバイクの選び方でもっとも重要な第一のポイントは「見た目」です。

それもフレーム部分。このフレームのカラーリングやデザインやロゴの感じなどは、自分の好みで気に入ったものを選びましょう。

決して、在庫がないからといって、気に入らないカラーで我慢しようと思わないほうがいいでしょう。

後から青にしておけばよかったなどと後悔するほどもったいないことはありません。取り寄せましょう。

また、フレーム素材はアルミかカーボンか。という悩みも出てくることがあると思うが、これもデザインで選ぼう。

最近のアルミは高性能だから問題ない。カーボンは予算が許すなら買いだ。

何れにしても予算が許す者の中で一番気に入ったデザインであることが重要だ。

2.好きなロードバイクメーカーを見つけよう。

ロードバイクのデザインに通じるところもあるが、ロードバイク選びで、重要な第二のポイントは、ロードバイクメーカーだ。

ロードバイクメーカーは、たくさんある。

聞いたことあるものから、全く聞いたことがないものまで。

トレック、ピナレロ、スペシャライズド、ジャイアント、ビアンキ、コルナゴ、フォーカス、などなど。

英語で書き直すと、

TREK、PINARELLO、SPECIALIZED、GIANT、Bianchi、COLNAGO、FOCUS、などなど。

ロゴなら

このメーカーの名前や響き、デザインは「思い入れ」に非常に大事だ。

基本、自分の乗っているバイクメーカーが一番好きな人が多いので、どのメーカーが一番かなんて不毛な会話なので、自転車仲間とそんな話になっても、軽く聞き流せばいい。

問題は、自分がそのメーカーのイメージや名前の響き、ロゴのデザインが好きかどうかが重要だ。

フェラーリが好きか、ポルシェが好きかは、もうインスピレーションだったり、あのエンブレムの感じが好きかどうかだろう。

ロードバイクも一緒だ。

メーカーの名前の響きやロゴの感じで、自分の感性に届いてくるお気に入りメーカーを幾つか持とう。

でも初心者は、どんなメーカーがそもそもあるかわからないだろう。

まずは、ロードバイク購入ガイドブックを眺めてもいいし、店舗で並んでいるバイクを眺めてもいいだろう。

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いろいろ見ながら、自分の感性にあいそうなメーカーを見つけるくらいの軽い気持ちでロードバイクを眺めることから始めよう。そのうち好きなメーカーができてくる。

また、メーカーの思想や背景などを調べてもいいだろう。

以前、ロードバイクメーカートップ30の記事を書いたので参考にしてもらってもいいだろう。

ロードバイクメーカー人気ランキングTOP30 & 初心者にオススメの1台
初心者にとってロードバイク選びは難しい。そんな初心者のために人気ロードバイクメーカーTOP30をまとめて、特にオススメのロードバイクを1台ずつ、独断と偏見で紹介していく。

どこの国のメーカーか?というのも意外と好きになるきっかけになるので気にしてみると良いかもしれない。

こうして、好きなメーカーができてくると、買ってからも好きなメーカーのロードバイクに乗っているので満足度が高い。変に勧められるままに買ってしまうと、思い入れがないので後からあれがよかったかな?などと後悔してしまう可能性がある。

まずは、好きなメーカーを見つけよう

今後、自分の愛車となるロードバイクを作っているメーカーは好きであるべきだろう。

好きになるきっかけは、ロゴやデザインでも全く問題ないだろう。

3.コンポは105以上

初心者の大きな壁で、最後に悩むのは、機材系でロードバイクの駆動部をつかさどるコンポーネントのグレードだろう。

ロードバイクに乗ってから用途や目的は決めていくとしても、将来的にレースに出たくなったときも対応できるコンポのグレードが105だ。

この上にアルテグラ、デュラエースとグレードが上がっていく。

もちろん、トップクラスのレーサーはデュラエースを使っているが、入賞レベルではないうちは105でギアが足りなくなることもないだろうし、脚力としても剛性が物足りないということもないだろう。

レースで優勝を狙うようなレベルになるには、数年かかるのでその時には自分の脚力に合わせたグレードのハイスペックなロードバイクを買うことになるだろう。

以下の記事でコンポのグレードについてまとめているので、より深く理解したい人は参考に。

これか!シマノ デュラエース・アルテグラ・105コンポグレード徹底比較
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私も105グレードのロードバイク購入してから1年半になるが、未だに105で満足している。

ペダルをつけるクランクの部分だけ、アルテグラにグレードアップした。

105を選んでおけば、後から少しずつグレードアップすることができるというメリットもある。

最低限105からスタートして、自分の進むべき方向がわかってきたら、必要に応じてグレードアップしていけばいいだろう。

はじめてのロードバイクの選び方。絶対、後悔しない3つのポイントまとめ

以上が、初心者が、はじめてロードバイクを選ぶときの重要なポイント3つである。

性能面やフレーム素材など、いろいろな観点もあるだろうが、ロードバイクに乗りたい!という気持ちを最重視して、まずは、その気持ちをできる限り助長してくれるデザインやメーカーのイメージから選ぶというのが私なりのアドバイスだ。

完成車で105がついているロードバイクなら、性能面でもほとんど間違いがないものだろう。

はじめての1台は、ロードバイクという乗り物を知るためのモノサシとなるバイクになる。

これを2年、3年と乗っているうちに、自分が本当に欲しいバイクのことがわかるように自然となっていくだろう。

そのときこそ、確信を持って特殊なタイムトライアルバイクやツーリング車を買ってもいいし、ハイスペックレースタイプを買ってもいい。2台目は後悔することは少ないだろう。

というわけで、はじめての1台だからこそ、性能以外の見た目やデザインで気にいることが、もっとも後悔しないロードバイクの選び方だと考えている。

(最後に)予算について

見た目で選んだら、100万円の最高級バイクがいい!となることもあるだろう。

メーカーもより高いバイクを購入したくなるように、高価なバイクほどデザインがよかったりする。

またお金を出せば自分好みのデザインのフレームペイントを選べるサービスも増えている。

そこは、自分が無理のなくロードバイクに出せる予算の範囲で、最高の「見た目・デザイン」のバイクを選ぶようにしよう。

また、注意して欲しいのは、本体の予算とは別に3〜5万円ほどロードバイクグッズを購入する予算を持っておいたほうが良い。総予算マイナス5万円くらいでロードバイクを選ぶのがコツだ。

ウェアやパーツ・グッズなど、ロードバイク本体以外にも最初に買っておきたいものが幾つか出てくるのでその予算も確保しておいたほうが良い。

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ロードバイクの世界へ誘うはじめてのの1台は、自分にとって最高のパートナーになるためには、他人やショップ店員が勧めるものではなく、まずは、自分で気にいるモノを選ぶことがやっぱり重要だと思う。

「見た目」で選ぼう!と極端な話に聞こえるかもしれないが、意外とこれ以外に初心者は選びようがないのではないかなとも思う。

変に性能やスペック、素材など頭でっかちになって悩んで選ベなくなるよりは、自分の直感にしたがえばいいよ。というだけのシンプルな話なのかもしれない。