毎月恒例の自転車雑誌対決の2017年1発目。
先月はCYCLE SPORTSが僅差で勝利。カレンダー分かな。
早速、本屋に立ち読みにしに行き、今月はどちらの雑誌を買おうか検討する。
メイン特集:イチ押しパーツ&アイテム いま、これが買い。
メイン特集:楕円ギア完全導入ガイド。
BiCYCLE CLUBは、楕円ギアという特殊なパーツの導入がメイン特集とかなりのマニアックさ。確かに、ツールドフランス2連覇中のクリストファー・フルームが楕円ギアを使用しているが、私のようなど素人には使いこなせそうにもないし、そこに至る前にもっと色々なパーツを検討しなくてはならない。
一方、CYCLE SPORTSは、メイン特集のすぐに使えるイチ押しパーツ情報に加えて、40歳から速くなる!とまさに私をターゲットにされたような特集が組まれていた。
今月は、圧倒的な大差で、CYCLE SPORTSの勝利。2カ月連続の勝利である。
CYCLE SPORTS 3月号のコンテンツ
表紙は誰かといえば、アニメ「ろんぐらいだぁず」の声優さん。なかなかチャレンジングな表紙である。アニメ自体も2回の放映延期があり、11話と12話が未放送のまま放映スケジュールが終了した。
最近、無事、未放送の2話の放映日程が決まったようだ。
TOKYO MXでは、以下の日程である。
第11話:2月6日(月) 25:40~
第12話:2月7日(火) 25:40~
その他の地方、BSの放送日程もあるので知りたい人は、オフィシャルサイトをチェックすると良い。
では、早速目次をチェックしていこう。
(メイン特集)
■“絶対に失敗しない”愛車カスタマイズ大作戦
◆ショップ店長イチ押し! BESTパーツ&アイテム いま、これが買い!!
(サブ特集)
■アラフォーサイクリストに送る総力特集
◆キーワードは「オトナの力」 40歳から速くなる!
(サブ特集2)
■大好評の消耗品企画第2弾
◆プロメカニックの判断基準とは? 消耗品の交換時期を知る 其の二
■注目の最新モデルを試乗&紹介!
- デアニマ・アンブレンデッド
- デローザ・プロトス
- ポリゴン・ヘリオスC4ディスク
- リドレー・ヘリウムX
(特別付録)パークツールカタログ2017
その他にも連載企画なども、時間があるときには読んだりします。
メイン:ショップ店長イチ押し! BESTパーツ&アイテム
全国のショップ店長が、実際にすぐ使えるアイテムを3部構成で紹介していく特集。
- PART1:タイヤ、ホイール、駆動系の交換で快走性能はさらにアップする!
- PART2:カラーパーツで愛車をセンスアップしよう!
- PART3:手持ちのロードをツーリング仕様にカスタマイズ
初心者にとっては、最初の駆動系パーツは特に参考になるだろう。
PART1:タイヤ、ホイール、駆動系の交換で快走性能はさらにアップする!
タイヤ、ホイール、駆動系の順にロードバイクをグレードアップしてくれるイチ押しのパーツアイテムを各ショップ店長がピックアップして紹介している。
特に気になるところは、「ホイール」ではないか。
ホイールは、4ページにわたり、「ヒルクライム&ロングライド向き」、「レース向き」に分けて具体的なホイールが紹介されている。前後で、実売価格5万円台でも性能を実感出来るものもあるので、参考にしたい。
ヒルクライム&ロングライド向きホイール 例
特にイチオシされていたのは、カンパニョーロ・ゾンダC17で、3人の店長がイチオシしている。この価格帯で、前後1600g以下の軽量ホイールは他にないので、初心者が最初のホイールとして指名買いされることが多い。
カンパニョーロ
その他にも定番のホイールが挙げられているが、シマノがやはり気になるところか。
シマノ
レース向けホイール
さらにレベルを上げて、レースとなるとラインナップはずらりと変わる。
マヴィック、フルクラム、カンパニョーロのホイールが多くイチ押しに選ばれている。
マヴィック
フルクラム
カンパニョーロ
やはり、今はワイドリムが流行り始めているようでC17のホイールがラインナップされてきている。この中ではシャマル・ウルトラか、ディープリムホイールのボーラ・ワンが気になっている。平坦でペースアップするか、ヒルクライムを強くなるかでだいぶ違うんだろうが。。。
最近、自分がヒルクライムが弱いことが判明してきているので、平坦を頑張ろうかと思い始めている。
PART2:カラーパーツで愛車をセンスアップしよう!
2部は、機能ではなく、見た目を自分好みに変えるパーツを紹介している。これはこれでロードバイクに愛着を持つために重要なファクターではある。
クイックリリース、バーエンド、ヘッドパーツ、スペーサー、チェーンリングボルト等等、様々なパーツを自分好みの色に変更することが可能だ。
見た目の印象を大きく変えるなら、バーテープだが、色だけでなく、迷彩柄などの柄物テープも数あるようだ。
しかし、カラーパーツの導入は、ちょっとどうなんですかね。
いろんな色を入れることで見た目が美しくなるのは、個人的にはあまり納得感がない。
ロードバイクも基本的にシンプルな構成で、本体のカラーの延長線上で進化させていく方がオシャレなように私は思ったりする。
ただ、個人の好みなので、うまく色使いをまとめられる人は是非。
PART3:手持ちのロードをツーリング仕様にカスタマイズ
3部は再び使えるパーツ、アイテム情報。ツーリング用にバイクをカスタマイズする特集である。
ツーリング専用のバイクを導入する人はバイクカスタマイズページは非常に参考になるだろう。
しかし、1台持ちの普通のローディは、ロードバイク本体自体をツーリング用にカスタマイズするのは週末のライドも考えると難しいだろう。
そこで、使えるのは、ツーリング用に使うバッグやボトルなどのアイテム情報だ。
アピデュラのサドルバッグやドイター、コアラボトル、輪行バッグ、ガーミンなど、本サイトでも以前紹介したアイテムも数多く含まれていた。
我ながらロードバイクアイテムの目利き力がついてきたのではないかと自分を褒めてあげたい。
当ブログでも紹介したツーリング用アイテム
アピデュラのサドルバッグ
ドイター
コアラボトル
オーストリッチ輪行バッグ
ガーミンエッジ820J
サブ特集: 40歳から速くなる!
そして、私が最も気になった40歳から速くなる!特集。
40歳を過ぎると、20歳の若者と比べて様々な能力、筋力、持久力が衰えてしまうのは自然の摂理ではあるが、仕方がないと諦めきれず、藁にもすがる気持ちでこのような特集に望みを託してみる。
まずは、加齢によって低下するものとその対処法と現実を突きつけられる。
そして、これに対処する方法としてあげられるのが、40歳にあって、20歳の若者にないもので、「頭を使え!」と「金を使え!」と非常に現実的なアドバイスを様々な視点で紹介していく。
もっとも現実的だなと思うのが、「財力」
高価な機材で、若さと体力をカバーするのは、方法論としては正しい。
ホビーライダーなのだから、ホビーに金を使って満足感を得るのは卑怯でもないかと思わせてくれる。
峠の走り屋たちが、草レースで高性能の車で速さを競っているのもまさに金が物を言う世界である。まぁ、そんな中、何年も前の86で最新モデルのGTRやランエボを打ち負かしていくのがカタルシスでもあるのだが、40歳になったらそうも言ってられないぜ。
あとは、ちゃんと頭を使ってトレーニングしましょうというところで、特に何度も記述されているのが、40歳の疲労回復力の衰えである。
オーバートレーニングしても20歳なら次の日に回復できているが、40歳となるとそうもいかない。適度なトレーニング量に加えて、リカバリーの時間をちゃんととることで効率良くトレーニングを身につけていくことが非常に重要だ。
さらに、財力に物を言わせて、「食」の質を上げることも有効である。栄養価の高い、品質の良い食材や、睡眠の質を上げるために布団や枕を見直すということも効果を上げるかもしれないと示唆してくれる。
まとめ
以上、CYCLE SPORTS3月号の記事の抜粋であるが、非常に使える情報の多い雑誌だった。
気になる人は是非読んでみてほしい。
メイン特集:イチ押しパーツ&アイテム いま、これが買い。
メイン特集:楕円ギア完全導入ガイド。
BICYCLE CLUBも余裕があれば読みたいと考えている。
また、初心者でホイール導入を考えている人はこちらの記事もおすすめだ。