クロスバイクに乗り始めの頃はサイクルコンピュータもなく、携帯電話を自転車に付けてナビ代わりにするために、自転車用の携帯電話ホルダーをいくつか試しました。
携帯電話ホルダーのほとんどは、携帯電話を両側から挟みこむ力でホールドするタイプが多いです。
ただ、欠点は、挟みこむ力が意外と弱いこと。
道路のギャップや段差で激しく自転車が揺れた衝撃で、携帯電話がぶっ飛んでいくこと数十回。ホルダーごとぶっ飛ぶことも数回。そして、駐車して戻ってくると携帯ホルダー丸ごと盗まれること1回。こうして、自転車に携帯電話をつけて走ることをあきらめました。
ロードバイクに乗り換えてからはガーミンを購入したこともあり、携帯電話ホルダーについてほとんど必要性を感じなくなりました。
しかし、初めての道を走るときは、スマホを見たいシーンもあります。今までとは違うしっかりスマホをホールドしてくれる携帯電話ホルダーがないかと探してみましたら、最近、いいやつ出てますね。
それが「QUAD LOCK」です。
最高の自転車・ロードバイク用の携帯電話ホルダー「QUAD LOCK」
QUAD LOCKに心惹かれた大きな理由は、その携帯電話をホールドする仕組みである。
自転車・クロスバイク・ロードバイクどんな形状の自転車にも使用することが可能で、このポッチのようなBIKE MOUNTパーツを自転車のハンドルに装着します。
取り付けるとこんな感じ。
そして、この突起している部分にケータイを取り付けるのだが、ケータイ側には「アダプター」がついたカバーを装着します。
ケータイ側のアダプターはケースタイプもあれば、アダプター単独で取り付けるタイプもあるのでお好みです。
ケースは自分の携帯に合わせて選ぶ必要があります。iPhoneなどはありますが、Androidなどはバラバラなので専用ケースがなければ、汎用アダプター単独を購入して3M社の強力なテープで自分の携帯電話ケースに貼り付ければOK。
汎用アダブター単独
アダプターをつけたケータイを自転車のマウントに合わせて押し込んで90度ひねると携帯電話が自転車にがっちりホールドされます。
このシンプルかつ、ホールドする力が強い仕組みは、サイコンの最高峰「ガーミンエッジ」シリーズと全く同じ方法です。
路面のギャップなどの衝撃にもしっかり耐えて、スマホをホールドしてくれます。
ガーミンについて言えば、これまでに一度たりとも自転車から外れて落ちたことはありません。
QUAD LOCKのサンプル写真では、モーターバイクに装着しているので自転車なら余裕じゃないかと。かなり信頼度が高い。
ガーミンと携帯電話のダブルマウントロードバイク
QUAD LOCKを使えば、ロードバイクに「ガーミン+スマホ」のダブルマウントすることも容易です。
ガーミンはフロントマウントでハンドル前方に出して、スマホはハンドルチューブに固定。これでstravaとガーミンの同時表示もできたり、スマホをNAVIにすることも可能です。
NAVI機能のないガーミンエッジ530Jならスマホマウントの価値はかなり高いでしょう。
あるいは、骨伝導ヘッドフォンと連動して、スマホを音楽プレーヤーにすることもできます。
最も高度な使い方としては、スマホでZwiftをやりながら実走するという不思議な世界も可能です。
さらに、ジャージの後ろポケットに入れてたスマホがなくなり、スペースが増えるメリットも大きいですね。特に冬はウィンドブレーカーなどの補助防寒具などをバックポケットに入れておきたいので。
自転車用QUAD LOCKのラインナップ
マウントとユニバーサルアダプターセット
ケータイの種類によらず全てのスマホで使えるのがユニバーサルアダプターとマウントセット。
ランニング用ホルダーも
マラソンの方にも腕に装着可能なバンドとセットのQUAD LOCKもあります。
クロスバイクにスマホは今や当たり前だが、QUAD LOCKだと、これまで以上に安心なスマホ自転車ライフを楽しめます。
ロードバイク乗りもサイクルコンピュータとスマホのダブルマウントの導入はロングライドなどではかなりありだと思います。