オークリーのサングラスを買おうかずっと悩んでいました。
ロードバイクのサングラスは他にもRudy project、POCなど、いろいろなブランドから出ているが、やはりスポーツサングラスならば、鉄板のオークリーを知っておかねば一端のロードバイク乗りとしてはいかんのではないだろうか、そう思いオークリーのサングラスを購入しました。
なぜ、普通のサングラスではいけないのか?
ロードバイクに乗るからといって、ロードバイク用のサングラスにこだわらなくてもいいのではないか?と言う人もいるかもしれない。おしゃれにレイバンのサングラスをかけてロードバイクに乗ったっていいじゃないか。
しかし、答えはNOです。
ロードバイクに乗るときにサングラスをかける理由はちゃんとあるのです。
オークリーのロードバイク用サングラスを選ぶ理由
オークリーに限らないが、ロードバイク専用に開発されたサングラスは、ファッションサングラスとは当然違います。細かいところまで、ロードバイクに乗りことをサポートする機能にこだわって作られています。
ロードバイクのサングラスは、太陽光を遮るためだけにかけるのではない。もう一つの大きな敵は風である。時速60kmで走っている時に裸眼で走っていることを想像したら目が痛くて開けられないことは想像つくだろう。他にもロードバイク特有の前傾したポジションも考えなければいけない。ロードバイクに乗っていると上目遣い気味な視界になる。そんなロードバイク特有の問題を解決するために様々な機能をオークリーのサングラスは兼ね備えているのだ。
ロードバイク用サングラスの特徴
軽量性
まずは軽さ。長時間走り続けるロードバイク。サングラスはできる限り軽いほうがいい。ジョウブレイカーは重さたったの約34gです。
走行中に確実にフィット・調整機能
ロードバイク走行中にサングラスがずれるのは安全面から避けたいアクシデント。ロードバイク用サングラスの柄はゴム製で滑りづらくなっていたり、自分の顔の大きさに合わせてサイズ調整もできたりします。
耐久性
ロードバイクで避けたい落車だが、ちょっとした接触でもサングラスが飛ばされてアスファルトに落ちてしまう可能性もあります。それでも壊れない耐久性も重要です。高いし。
通気性
最も重要かもしれないのが通気性。ロードバイクはスポーツなので、乗っていると自然と体温が上がり、サングラス内に熱気がたまります。この空気を逃すサングラスを選ばないとサングラスはすぐ曇り視界が悪化してします。ロードバイク用サングラスでは、熱気を逃がすためにフレームとレンズに通気口を設けるなどの工夫が随所に見られます。
サイクリングに特化した広い視野
ロードバイクに乗ると前傾姿勢で、頭を低くして前方を見上げる形で走ります。
サングラスの中央ではなく、上方で視界を確保することが、ロードバイク用サングラスでは重要です。レンズ上部のレンズ面を大きくしたり、左右周辺視野も確保するレンズデザインになっていることが重要になります。
以上がロードバイク用サングラスに必要な機能です。
そして、レイバンのサングラスにはこれらの機能性は全くありません。トムクルーズにはレイバンが似合いますが、ロードバイク乗りにはやはりオークリーが似合うというわけです。
オークリーサングラスの購入するなら?
スポーツサングラスのトップブランド・オークリーは、高機能かつ人気も高いので日本では、お値段も高い。日本での小売価格4万円前後で、私のような庶民派ライダーにはとても手が出ません。
そこでおすすめしたいのは、海外通販サイトのwiggle。
日本で購入価格の半額くらいで手に入るものもあるので、日本で買う前にチェックするのをおすすめします。
オークリーのサングラス・ラインナップ
FLIGHT JACKET(フライトジャケット)
2018年新登場したフライトジャケット。
サングラス上部のフレームがカットされた特徴的なブローレスデザインで、さらにクリアで広い視界を確保。ノーズ部分にも機構がありレンズと顔の距離を簡単に調整することができ、通気性を好きなタイミングで高めてレンズの曇りを解消することができるのも新しいフィーチャーです。
(詳細記事)
オークリーフライトジャケット試着インプレ!さらなる開放感とワンタッチ曇り回避
FLIGHT JACKET 商品ラインナップ
Oakley – Flight Jacket Prizm Road
Oakley – Flight Jacket Prizm Sapphire
Oakley – Flight Jacket Prizm Ruby Polarized
Oakley – Flight Jacket Clear Black
以上、オークリー最新サングラスのFLIGHT JACKETです。
Jawbraker(ジョウブレイカー)
2015年ロードバイク向けサングラスとして登場したジョウブレイカー。
最新モデルではなくなりましたが、まだまだ人気アイテムです。プロロードレーサー・カヴェンディッシュが開発に協力し、選手の着眼点を踏まえて研究された性能が魅力のサングラスです。
(詳細記事)
ロードバイク用サングラス No.1オークリー!?その理由とおすすめモデルは?
このジョウブレイカーに最新のプリズムレンズを採用したモデルがおすすめです。
プリズムレンズの視界
オークリーがロードバイク(自転車)用に開発した専用レンズがプリズムレンズです。ロードバイクに乗るならまずはこのプリズムレンズをゲットして欲しい。
標準レンズとの視界の違いを比べたのが上の画像です。右半分がプリズムレンズの視界イメージ。
サングラスでくすみがちな路面上の障害物などを、レンズのコントラストをあげて視認性を高められています。高速走行するロードバイクではちょっとした変化が事故につながるので、安全性が高まるプリズムレンズこそ、まさにロードバイクのためのレンズです。
ジョウブレイカーの商品ラインナップ
2018年カヴェンディッシュモデルがリニューアルして登場しています。
Oakley – Jawbreaker Cavendish Edition
Oakley – Jawbreaker Prizm Road サングラス
Oakley – Jawbreaker Redline (Prizm Road レンズ)
Oakley – Jawbreaker Retina Burn (Prizm Road レンズ)
Oakley – Jawbreaker Prizm ロードサングラス (マットブラック)
Oakley – Jawbreaker Halo Chrome Iridium サングラス (ブラック)
日常の使用に適したニュートラルなグレーベースのミラーレンズ。Chrome Iridiumは周辺光を88%除去し、UVA、UVB、UVCの紫外線を100%カットする特徴がある。
EVZero
近未来的なデザインの最新サングラスがEVZero。最大の特徴が視界を遮る事の無いフレームレスのシールドレンズ仕様で、トレーニングやランニングの枠にとらわれない、究極のマルチスポーツサングラス。
Oakley – EVZero Path Prizm Road サングラス
Oakley – EV Zero Pitch Prizm 偏光サングラス (ブラック)
Oakley – EVZero Path サングラス (調光レンズ, ブラック)
この調光レンズは、プリズムレンズの次に気になるレンズです。
調光レンズは明るい場所と暗い場所で、その明るさに合わせて自動的にレンズの濃さが変化してくれるハイテクレンズです。ロードバイクでは特にトンネルに入る時などに重宝します。
オークリーのロードバイク用サングラスまとめ
以上、ロードバイク用サングラスのトップブランドオークリーについてまとめてきました。
ただのサングラスではなく、ロードバイク用に考え抜かれたプロダクトであるからこそ、世界中のプロライダーから高い支持を得られているのだと再確認できました。
日本の正規代理店は利幅を高めているのか日本のショップでは海外よりかなり高い値段をつけられています。個人的にはあまりこの構造に納得していません。円高になっても高い値付けですし。
Amazonなどが世界中のAmazonで購入できるようになり、もうボーダレスな通販が始まっている時代です。既得権益を守りながら、価格合理性のない販売戦略をし続けるのはちょっと不毛ではないでしょうか?オープンマーケットでカスタマーのためになるマーケテイングをしているところがどんどん強くなってしまい、ロードバイクのようなそれほど大きくない市場で淘汰されてしまうのではないでしょうか。オークリーに限った話ではありませんが。
いつか適正価格で国内販売されるようにと切に願うばかりです。
というわけで、OLさんがルイヴィトンのバッグをハワイの免税店で買うように、消費者の自助努力としては、やはり海外通販サイトの雄Wiggleを活用するのがおすすめです。
オークリーは、日本で購入する半額で購入できるケースも多いです。