最近、奥多摩が私の中でアツい。
東京都で一番高い道路1146m地点まで上ることができる風張峠。
そこへ向かって愛車を走らせるのだ。
奥多摩といえば、これまで夏に何度かキャンプに行ったくらいの記憶しかなかったが、ロードバイクに乗り始めたことで、一気に身近な場所になった。
家から奥多摩駅まで自転車で、約70km
奥多摩湖をぐるっと回って、風張峠の入り口の三頭橋まで10km
直前にある駐車場の売店やトイレで一度休憩するのが良い。もしくは、奥多摩駅付近の最終コンビニでも良い。
ここまで来たら、奥多摩についたころにはウォームアップは十分だ。
補給とトイレを済ませたら、あとは気合を入れて、上るだけ。
奥多摩周遊道路 風張峠ヒルクライム12km
STRAVAのセグメント「東京HC OKUTAMA」を参照すると、
12.2km 標高差579m 平均勾配は5%となる。
平均勾配5%というが、最初の2kmと、最後の2kmが比較的ゆるいので、間の8kmはおそらく平均勾配7〜8%だと思う。結構キツイもの。
奥多摩からのルート
これまでにこちらの北側ルートは2回トライしているが、とにかく最初は膝にきて、最後の方は最も軽いギアで8km/hくらいになりながらなんとか走りました。
まともな激坂というか、ヒルクライムに初挑戦したのがここ風張峠だったので、登り切った時の達成感は半端なかった。
途中、9km地点にある風張峠第一駐車場でしっかり休みました。
絶景でした。
instagramでこの写真を見て是非行ってみたくなったのがきっかけです。
そして、眼下に見下ろす奥多摩湖。
ついさっきまであの周りを走っていたかと思うとかなり感慨深い気持ちになります。
そして、残り3kmで頂上。
東京で一番高い道路の標識があるにはあるのですが、非常に目立たず、何の変化もない道の途中にあります。
最初の1回目は、全く気付かず素通りしました。
写真は2回目の時にとりました。
一応、小さな駐車スペースと、少し先に鉄の門がある山道への分岐があるので、そちらを目印にすると見逃さなくて済むかもしれません。
最初の奥多摩トライの時は、何かのトラブルがあったことを考えて、アピデュラのレギュラーサドルバッグに輪行袋やら、防寒具やら、パンク修理キットやらたくさんものを入れてのぼりました。
今思えば慎重になりすぎましたが、アピデュラサドルバッグの機能性を確認できたので結果的にはよかったかなと。
アピデュラレギュラーサドルバッグ Yahoo!ショッピング17,399円(税込)
5のつく日に買えば、結構ポイントつくのでお得です。私は別のところで買ってしまって後悔しました。
17.5Lの容量はちょっとしたバックパックくらいは入ります。
今後は、フロントバッグなどもつけて、自転車旅をしたいなぁと思っています。
ヒルクライムでは、ダンシングのときにバッグに左右に持って行かれるかなと少し不安でしたが、しっかり固定すればそれほど気になりませんでした。
アピデュラの記事もありますので、詳しくはそちらでも。
楽しいダウンヒルの時間
12km以上上ったあとは楽しいダウンヒルの時間です。
頂上から、五日市駅まで、40kmほど?は、たまに上りがありますが、ほとんど下りです。
特に最初の20kmは、ただただ下り。
猛スピードで駆け抜けます。無理しないけど。
それでも時速65kmくらいでぐんぐん進むのは爽快です。
初めてのときは、2月上旬だったので、ダウンヒルのスピードは極寒でした。
手が凍えてちぎれるかと思いました。
シューズカバー等も冬は必要です。
最近行ったときはもう全然寒くないです。ヒルクライムで熱くなった体を冷やしてくれる風が気持ちいいです。
また、途中にある瀬音の湯というスパも900円で入れるので、寄り道にオススメです。
五日市駅までついたら、あとは福生まで行ってひたすら平坦路を猛スピードで帰るだけです。
ヒルクライムあとで出来上がった体で、散々負荷をかけたあとだからか、平坦路の抵抗のなさに気を良くしてか、ペダルをぐんぐん回せて、時速40kmくらいでかっとばせます。
府中あたりまではそれほど車も多くないので快適です。
ただ、何にもない平坦路は意外と飽きてしまうので最近導入した骨伝導ヘッドホンは最高です。
こめかみあたりを挟み込むようにつけると、骨伝導で音楽が聴けます。
サングラスをつけて、ヘルメットをかぶっても問題なく骨伝導ヘッドホンはつけられます。
また、周囲の音もバッチリ聞こえるので、車などの危険察知には問題はありません。
はっきり音楽を聴くというよりも、遠くで音楽が聞こえてくるような感じですが、逆にそれが自転車に合います。
ロングライドのお供にオススメです。
奥多摩周遊道路は往復で170kmくらいになりますが、1日たっぷり走れる日にはつい行きたくなる本気度の高い全力坂でした。
Route92