ズイフターの皆さん、急にレースの発表がありました。
2018年Zwift最大のワンデーレース「Zwiftナショナルチャンピオンシップ」日本が、2/24(土)11:00AMに開催されます!
自国のライダーとだけ戦うZwiftレースはこれまでに一度もありませんでした!日本人同士(正確には日本で登録している人)だけが火花を散らすこのレースZwiftやっているならぜひ参加しないと!
2018年のナショナルチャンピオンシップは、Zwiftユーザーの多い15カ国限定で開催され、各国で一人ずつのチャンピオンがこのレースで誕生します!
当日は、別府始さんの解説と共にFacebookライブでの動画配信を予定されているようです。
今回は、公式サイトZwift公式ニュースレターページが発表したコースプロフィール(画像付き)、レース詳細まとめ。
そして、実際にレース参加登録をしてみました!
Zwiftナショナルチャンピオンシップ2018:コースプロフィール
まずは何よりもレースのコースプロフィールをチェックしましょう。
レースの舞台はWatopia Volcano Climb。男性3周回、女性2周回でナショナルチャンピオンを競います。
1周の獲得標高200mと緩く長く登る感じです。
坂の斜度のプロフィールは以下。
ベイエリアの平坦コースから、フラットコースを逆走して緩い坂や平坦な道を12kmほど進むと火山エリアに到着。
ここから約4kmの登りです。中盤にある斜度4.8%442mの坂と頂上付近に斜度7.8%の坂が123mが難所になりますね。
頂上を越えるとダウンヒル4km。Zwiftにはダウンヒルテクニックは必要ないので、ここでは純粋なパワーアタックでちぎるしかありませんね。そこからまた平坦の周回に戻り、14km走ってまた火山に戻ってくることになります。
STRAVAセグメント「Volcano-Corkscrew」日本人最速ライダーは!?
今回のレースで使用される火山のヒルクライム部分のSTRAVAセグメント「Corkscrew」のライダーランキング(2018/2/21時点)をチェックしてみました。
早速、日本人ライダーの最速タイムをチェックしてみました。
世界18位に日本人らしい名前のライダーさんを発見。
そのタイムはなんと!
時速37km、平均PW 415Wだそうです。
ええと、平坦ですか?
この方以外にも世界38位や44位に日本人ライダーさんがいますね。
はっきり言って、序盤の平坦で置いていかれることが余裕で確定です。
きっと参加することに意義があるに違いない。
レースのポイント予想
さて、コースプロフィールから展開を予想してみましょう。
チーム戦ではないZwiftレースでは、先頭集団がそのままメイン集団になると思います。
平坦ではできるだけ先頭集団に食らいつき、中に潜り込んでできるだけ足を使いたくないですね。
登りが始まったら、マイペースで行きたいですが、先頭集団で生き残れるかどうか。。。
頂上にたどり着く頃には集団から離れていたらなんとか戻るようにしましょう。差がある状態でダウンヒルに入ると一気に差が開きます。
この差を取り戻すのはかなり厳しいでしょう。
最終周回のアタックポイントは、登りの中盤の442mの坂と、最後の急坂7.8%123mの2段階で行われそうですね。最後の坂の手前あたりが怖いところです。
私は、最初の平坦で集団から取り残されるか、最初の坂で一気に戦線離脱して、平坦に戻ったところ、グルペットを探して試合終了というイメージです。
コーススペック詳細
男性(グループA)
- コース:Watopia Volcano Climb
- 周回距離:22.8km
- ラップ:3周
- トータル距離:68.4km
- 獲得標高:612m
女性(グループB)
- コース:Watopia Volcano Climb
- 周回距離:22.8km
- ラップ:2周
- トータル距離:45.6km
- 獲得標高:408m
Zwiftナショナルチャンピオンシップレースのルールや入賞資格などの詳細
さて、レースに参加するために知っておくべき情報をチェックしておきましょう。万が一優勝したのにルール違反で失格になったら勿体無いですし。
レースのルール
パワーアップ:いつでも使用OK
バイク:TTバイクは禁止
レースの入賞資格
- 心拍計を使用すること
- Zpowerでのライダーは入賞不可
- 平均5.0w/kgを超えた場合は、ZADA(ZwiftPower)による検証が必要。
- ストラバのデータを公開にしておくこと
- zwiftpower.comに事前登録が必要。https://goo.gl/SPjUhs(日本語ページ)
- 大会参加と同時にhttp://www.zwiftpower.comの規約に同意したことになります。
自国のレースだけ参加してくださいね!
ズイフターたちに公平かつ敬意を払い、自国のレースのみに参加するようにお願いします。
(注釈)自国の判定って?
※Zwiftアカウントで登録した国で判定されるようです。つまり、この登録国を変更すれば他の国のレースも参加できてしまいます。が、そんなことしないでねということです。
(注釈)Zpowerってなに?
zPower is Zwift’s virtual power curve with acceleration for use with a select set of classic trainers. If you have one of our supported classic trainers and an ANT+/BLE speed/cadence sensor, you can ride in Zwift without a smart trainer or power meter.
Zpowerってなんのことか分からなかったので調べて、Zwift公式サイト内の上記の説明文を見つけました。
要するにスマートトレーナーやパワーメータを使用していないライダーのことです。
特定のスピードメーター・ケイデンスセンサーとローラー台の組み合わせの場合は、Zwiftが内部的にパワーを逆算してZwift内のバーチャルコースを走れる仕様のことのようです。実際のパワーとの誤差もあるため、レースには参加できても、入賞とするのはちょっとということですね。
リザルトについて
レース終了後30秒間、暫定のレース結果が表示されます。(画面クリックで表示は消えなくなります)
最終結果(ZADA検証後)はhttp://www.zwiftpower.comに投稿されます。
グループ
男子限定(グループA)と女子限定(Bグループ)の2グループ。
レーススタートからハイペースで進むでしょう。逃げても、集団に留まってもいいし、自分のペースで走っても構いません。
それぞれのグループの優勝者は、2018ナショナルチャンピオンの称号を得ることができます!
表彰
たった一つの賞品は、Zwiftで1年間ナショナルチャンピオンジャージを着る資格です。
以上が、Zwift公式で発表されているレース詳細です。
Zwiftナショナルチャンピオンシップ2018の参加登録をしよう!
それでは、参加資格にありましたZwiftPower.comにアクセスして参加登録を済ませましょう。
事前準備
- STRAVAのアカウントを作成しておく。
- iOSもしくはAndroidのZwift Mobile Link アプリをDLしご自身のアカウントでログインする。
ステップ1:ZwiftPower.comにアクセスし、会員登録をする。
- 右上の人型アイコンをクリックして、メニューを開きRegisterをクリック
- 利用規約が表示されるので、右のボタン「I agree」をクリック
- 個人情報「Name」「Email」「Password」「Timezon(Asia/china)」と確認用画像に表示される暗号を入力して、Submitをクリック
LanguageはEnglishしか選択できないようなので無視してOKです。
以上で、ZwiftPower.comの会員登録は完了します。
ステップ2:届いた確認メールのURLをクリックし、ZwiftPower.comにアクセスし、ZwiftIDと連携。
- 右上の人型アイコンで、ログイン
- トップバーにあるConnectをクリック
- Zwift IDの入力画面が開きます。ここに自分のZwiftIDの数字を調べて(後述)、数字を入力しConnectボタンをクリック
↓
- 表示されたZwiftのニックネームIDが自分のものか確認します。
- zwift.comにアクセスして、上の赤丸の数字4桁を「Zwiftアカウントの名前の末尾つけて」名前を変更します。
- Zwiftの名前変更がサーバ反映されるまで、約1分待ちます。
- ZwiftPower.comにのアカウント連携画面に戻り「Connect My account」をクリック
- ZwiftPowerにZwiftの情報開示を了承する規約が表示されるので、こちらのチェックを入れて「Agree」をクリック
以上です。結構面倒ですね。
特にZwiftIDの調べ方がわかりづらいので下記に追加します。
ステップ3:ZwiftIDの調べ方
- PCブラウザ、モバイルブラウザでzwift.comにアクセスしてログインします。
- my activitiesの自分のライド記録をダウンロードするURLをコピー
- URLの文字列「https://……prod/111111/…..」を確認。prodの後ろにある数字が必要な「Zwift ID」
PCの場合
このDownloadリンクを右クリックしてリンクコピーして、どこかにペースとして確認しましょう。
Mobileの場合
同じようにDownloadリンクを長押しするとURLが表示されるので、このURLの数字部分をメモリましょう。
ステップ4:ZwiftPower.comにSTRAVAアカウントを連携
これで最後です。くじけそうになりました。
もう少しです頑張りましょう。
ZwiftPower.comの画面に戻ります。
- 先ほどZwiftと連携して表示された画面のバーメニューにある「Setting」をクリック
- 右下にある「connect with STRAVA」をクリック
- STRAVAに遷移して確認されるので「許可」します。
- 画面が戻って、「Strava connection successful」のメッセージが表示されたら完了です。
以上でレース入賞資格の登録作業は終了です!
お疲れ様でした!
Zwiftナショナルチャンピオンシップ2/24開催!まとめ
このニュースを聞いて、コースプロフィールやSTRAVAランキング、レースのルールなどを調べるまでは盛り上がってました!
が、レースに参加するのが難関でした。。。
ZwiftとZwiftPower、そして、STRAVAとの連携がこれほどの手間だとは。。。
まぁ一度やってしまえば今後は必要ないと思いますが、もっと簡単に改善して欲しいです!
この難関をくぐり抜けて、当日のレースに参加する日本の皆様が何人くらいになるのか!?
とりあえず、私は「参加することに意義がある」スタンスで上位50%くらいを目指して頑張ります!
これからZwiftを始めるならこちらをどうぞ。
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