雑誌”自転車ソロツーリング”レビュー

2019年GWは公的に10連休。

この大型連休をどうしようかなど今更考え始めると、日本どころか、海外へ旅行しようと思っても、予約も困難かつ高い。

これは人の少ないエリアを目指して自転車ツーリングするのが自転車乗りにとっては最適解なのでは無いでしょうか？

そこでうってつけの本がつい最近発売されました。
BiCYCLE CLUB別冊「一人で気ままに！自転車ソロツーリング」

これから自転車旅を始めようとする人も、これまでに自転車旅をしたことがある人も、2019年最新の自転車旅事情が垣間見れる本なので、オススメです。

自転車旅といっても、本格的な宿泊込みの旅や、1日周遊して帰ってくる旅、さらにテントを持参してのキャンプ旅まで幅広くカバーしています。

だから、GWにどんな自転車旅をするかのサジェスチョンを得られるので、これから計画するのにも使えます。

雑誌”自転車ソロツーリング”の目次

「自転車ソロツーリング」の目次はこの通りです。

ソロツーリングと銘打っていますが、仲間と一緒に自転車旅でも十分使える情報なので、「ソロ」に限ったノウハウに期待するとちょっと期待はずれかもしれません。

まぁ最近の兆候として、なかなかタイミングを合わせて集まって何泊も自転車旅するなんてことは難しいのかもしれないですし、そもそも自転車乗りって自分のペースで走りたい人も多いからソロの方がしっくりくるのかもしれないですね。

では、中でも気になった特集について簡単にご紹介していきます。

12項目のノウハウを36ページに渡って紹介する本誌でもっとも力を入れている特集です。
特にこれから自転車を始めようという初心者にとっては基本から学べるのでとても参考になると思います。

持って行く装備やバイクパッキングの仕方、輪行（電車、飛行機）、バイクパッキングキャンプなどまで順を追って説明してくれます。

特に私が最近気になっている自転車キャンプについても数ページ特集されています。

しかし、残念ながらテントやスリーピングバッグ、マットなどが基本必要ですよーという情報に留まっており、どのメーカーのどれが良いなどの情報はほとんど得られません。

なので、バイクパッキングについては、別の本を購入して研究しようと思います。

「バイクパッキングBOOK」ウルトラライト装備＆スタイル大全ということで、Amazonでのレビュー評価も高いですし、実践編は自分でも旅したくなるという評判です。世界一周したくなりそうな予感w

この特集が一番読んでて面白いです。
4人の自転車旅の達人の旅スタイルと装備を具体的に紹介しているので、自分の旅スタイルに合いそうな人を見つけると非常に参考になります。
（といってもこの特集、つい最近のBiCYCLE CLUBの記事そのままなので購入した人は買わなくても良いのですが。）

まぁまとまって読めるという意味で雑誌「自転車ソロツーリング」を買う価値はあるとも思います。

さて、私が一番気になったのは、キャンプ系の根本さんのページ。

超ロングディスタンスのイベントを走行する筋金入りのロングライダーなので、テントの他にも装備が多いですが、自転車旅ならでは絞り込まれた内容になっています。

季節によるのか、寝袋持っていってないのか！そうなのかーと思う。

最後に紹介されているのが、今後の飛行機輪行の世界が変わりそうなSBCONというJALが開発した飛行機輪行ボックスの紹介。

まだ、完全に本サービスは始動していないようですが、飛行機での自転車輸送に輪行袋が必要なくなる上に、愛車を保護も心配なくなるメリットがあり、非常に魅力的なサービスです。早く使えるようにしてほしいです。

北海道や、沖縄、九州など、流石に自宅から自走していくのはちょっとキツイエリアは飛行機輪行を活用したいですね。

個人的にこのGWは５日間くらいで四国一周にチャレンジしてみようかなと考え始めています。

愛媛県自転車新文化推進協会が主催して、チャレンジ認定もしてくれるようですし、島一周は達成感ありそうです。

一周回ってからしまなみ海道を渡って、広島へ行くのも楽しそうですしね。

四国サイクリング
こんな本も出てるんですね。四国一周＆しまなみは人気のサイクルエリアなんですね。

キャンプ旅で行くか、ホテルを使うかは検討中ですが、４〜5泊するならキャンプ装備購入した方がGWは特にホテルより安そうなので、これを気にさらに自転車キャンプ道を極めて行こうかと企んでいます。

これら以外にも自転車の旅本はたくさん出ているので、GWのツーリング先を考えている人は、チェックしてみてはいかがでしょうか？