カスタムも子供と一緒に楽しめる!定番キックバイク「ストライダー」3つの魅力に迫る!

もうすぐ1歳半になる子供のはじめての自転車(キックバイク/ランニングバイク)選びをはじめました。

ロードバイク乗りとしては、きちんといいバイクを選んであげたいのは当然ですが、最近は各自転車メーカーもキッズバイクを展開していて、どれを買っていいのか悩むところ。

ペダル付きの自転車は5歳くらいからが目安なので、1歳半の子供にはペダルなしのキックバイク・ランニングバイクがターゲットです。

そこで今回は、最初にキックバイクの定番のストライダーをチェックしてきました。

お台場のヴィーナスフォート内にある「コドモディーポ」という日本初のキックバイク専門店にお邪魔しました。

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STRIDER ストライダーとは

ストライダーが本格的に日本に流通しはじめたのはわずか10年ほど前。

日本では高円寺のおもちゃ屋さん「豆魚雷」がルーツで、米国のストライダーと一緒に子供用キックバイクのブランディングを行い、いまや幼児むけのキックバイクといえば、「ストライダー」と「ストライダーのニセモノ」と呼ばれるくらい幼児むけキックバイクの定番となっているブランドです。

昔、自転車用品の営業をしていた人から聞いた話だと、その当時おもちゃ屋さんで子供向けのヘルメットがばか売れしはじめて、どうしたんだろうと思ったら、ストライダーのブームがまさに始まった黎明期だったそうで、あれよあれよとストライダーは全国へ展開していき、ほんの数年で三輪車はほとんど見かけず、公園に行くと小さい子供がストライダーを駆っている世界になっていったそうです。

ストライダー人気の秘密① 直感ですぐ乗れて、自転車への移行もスムーズに!

STRIDER(ストライダー)は米国では、Blance Bike(バランスバイク)と呼んでいます。

日本ではバランスバイクの商標が取られてしまっていたため、ストライダーとして普及していきました。

What is a balance bike?

Balance bikes are a very simple bike
designed to teach young children how to steer and balance on two wheels.

バランスバイクはとてもシンプルなバイクで、幼児に2輪車のハンドル操作やバランスを学ばせることができます。

とまさに幼児むけの知育玩具として開発されたバイクです。

幼い頃から自転車のバランス感覚を楽しみながら養えるので、ペダル自転車に乗りはじめる5歳頃になると、スムーズに自転車を乗りこなせるようになっているというわけです。親は子供のためと思う心に刺さりますね。買い与える理由がしっかりしてるので一気に普及していったのも必然ですね。

ストライダー人気の秘密② デザインもかわいいし、カスタムも一緒に楽しめる

STRIDER(ストライダー)は、子供用バイクながらもシンプルなデザインでカラーバリエーションが豊富なのも魅力の一つですね。

子供の好きな色のバイクを選んであげられるし、値段も1万円ちょっとからと非常に買いやすい価格帯です。

ストライダー クラシックモデル

価格: 10,900円(税抜)

基本となるクラシックモデルでも、キックバイクとしては全く問題ありません。

全4色 2.9kgの軽さで小さい子供でも取り回しやすい作りです。

ストライダー スポーツモデル

価格: 13,500円(税抜)

スポーツモデルは、フットステップが付属になり、慣れれば立って乗ることもできるタイプ。

さらに、ハンドルバーにパッドがついて転倒時の衝撃を和らげてくれたり、サドルのクッション性能が向上して長時間遊んでも快適に乗れるように進化しています。

また、カラーバリエーションも7色と豊富になります。

値段はちょっとしか変わらないので、買うならスポーツタイプを選びたくなりますね。

重さは3.0kgと100g重くなります

ストライダー プロ

価格: 20,500円(税抜)

そして、さらにプロ仕様があります。アルミフレームで最軽量2.5kgになります。

また、ゼッケンプレートなどもついてレーシーな雰囲気です。

後述しますが、レースに出場することを視野に入れるなら気になる逸品です。

超スーパーハイグレード・ストライダーST-Rも世界1000台限定販売

そして、恐ろしいことに、超スーパーハイグレードも発売されました。

2018年11月日本先行予約販売開始したばかりのストライダーST-Rです。

世界1000台限定発売のフルカーボン

ストライダーST-R 価格 91,000円(税抜)

カーボンリムのホイールはスルーアクスル方式でフレームにセットされ、剛性と強度を確保しています。カートリッジ式ベアリングのアルミ製ハブを採用。

レーシーな印象が特徴的なカーボンフロントフォークによってフロント足回りの大幅軽量化が図られています。タイヤはストライダーレーシングの定番であるシュワルベビッグアップル12×2.00を採用。

ホイールもカーボン、フロントフォークもカーボン。もちろんフレームも。

私のロードバイクよりスペックがいいではないですか。

重量は2.5kgとプロと大きく差がないので、それほど性能差が出てくるかは謎ですが、ハブ性能が良さそうなのと、乗り心地は快適なのでしょう。ただ、高い過ぎますね。1000台も売れるんですかね。

以上がキックバイクのストライダーの豊富なラインナップです。

すでに選べる楽しみが始まっています。

カスタムパーツも豊富で、親子で一緒にカスタムを楽しめる

ストライダーを取材しにいったお台場のコドモディーポは、日本初のキックバイク/ランニングバイク専門店。

DADDYLAB/ダディラボ、CHAVEZ/チャベスといったカスタムパーツも勢揃い。

自分好みのバイクに仕上げていく楽しみが広がります。

タイヤやホイール、工具などもたくさんあって、ガレージワークが楽しそうです。

しかし本気でカスタムしていくと、総額54,300円とやはり高額に。ちょっとそこそこにしておきましょう。自分の自転車もあるし。

ウェアやヘルメットなどもここにくるとずらりと並んでいて子供と一緒に選ぶのも楽しみの一つ。

bernやGIRO、KABUTO、BELLなど、定番のヘルメットがずらり。

1歳半の子供でもXXSのヘルメットで良さそうです。

モトクロス的なフルフェイスメットもあるので、レースを目指すならコレもありか。

ウェアもしっかり自転車素材です。

速乾性の良さそうな生地を使ったウェアもあるんですね。

ペダル漕ぐより、足で走るので単純に運動量はキックバイクの方が多いのでウェアもいいものの方が良いとは思いますが、本格的です。

ストライダー人気の秘密③ コミュニティ、レースで子供と楽しめる

ストライダーユーザーの親子ともども、本気度満載のレースイベントが開催されています。

8年前から開催されているので、ストライダーがいよいよ本格的にブームになりはじめた仕掛けの一つだと思われます。

2018年11月に開催された東京ラウンド(お台場)の参加人数はなんと900人。

2歳から5歳までのライダー達が年齢別に速さを競い合います。

転んで泣いたりしながらも親の待つゴールを目指す姿はなかなか迫るものがありますね。

ストライダーカップの様子

レースを考えたらプロテクターは必須ですね。

ストライダーエンジョイカップ公式サイト

ストライダー公式サイト

子供と一緒に楽しむ!定番キックバイク「ストライダー」3つの魅力まとめ

日本初のキックバイク専門店のコドモディーポには1時間ほど滞在していましたが、その間にたくさんの親子が訪れました。

試乗エリアがあるので、どの家族もちょっとストライダーにまたがって子供の反応を楽しんでいました。

我が家の子供は、なぜか店員さんに人見知りしてしまい、思うほど乗ってくれないというアクシデントはありましたが、周りの子供達を見ると概ねよちよち歩きながら乗りこなしていました。

キックバイクを幼児から乗るのは確かに良いと思います。ストライダーに限る必要はないと思いますが、やはりブランド力はすごく、何組かの親子は即決で購入して帰っていきました。

ストライダー3つの魅力

①バランス感覚を養える

②デザインもかわいい、カスタムも楽しめる

③コミュニティ・レースなど一緒に楽しめるイベントがある

特に③のコミュニティやレースの運営がしっかりしている点は、マジョリティであるストライダーの大きな強みです。

2歳からレースできる世界は、ストライダーの他にはあまりないと思います。

しかし、ロードバイク乗りの私としては、ロードバイクメーカーのキックバイクも気になるところ。

今後は、スペシャライズとジャイアント、トレック、キャノンデールなどのキックバイクも観て回ろうと思っております。ご期待ください。

ストライダー・ラインナップまとめ

最後に今回紹介したストライダーのラインナップをまとめます。

ストライダー クラシックモデル 価格: 10,900円(税抜)

ストライダー スポーツモデル 価格: 13,500円(税抜)

ストライダー プロ 価格: 20,500円(税抜)

ストライダーST-R 価格 91,000円(税抜)

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