ロードバイクで一眼レフカメラを持ち運ぶ!バッグ選びとおすすめ3選

昨年末にデジタル一眼レフCANON EOS 6D MarkⅡを購入して、普段の旅行や記念日や子供の撮影などで大活躍しています。

目黒川の桜もバッチリワイドに撮影できます。被写体を入れるとさらに奥行き感が出て綺麗な写真が撮れます。そんな素敵な一眼レフをロードバイクのライドでも持ち運びたいと思い、色々調べて見ました。

そこで、今回は高価で精密機械で大きくて重い一眼レフカメラをロードバイクでもできるだけ快適に安全に持ち運ぶポイントとおすすめバッグをレポートします

一眼レフカメラだけではなくミラーレス一眼とレンズでも同じ考え方で通じると思います。ロードバイクでカメラを安全に持ち運びたいと考えてる皆様のご参考になれば幸いです。

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ロードバイクで一眼レフを持ち運ぶためのポイント

一眼レフは振動に弱い!

まず、バイク本体につけるバッグ(サドルバッグ、フロントバッグ、フレームバッグなど)に一眼レフカメラを入れることはNGです。

デジタル一眼レフは精密機械です。センサーやシャッターやレンズなど振動には決して強くはありません。バイク本体の振動をそのまま伝えてしまうバイクパッキングのバッグたちにはカメラを入れるのはやめましょう。

基本的には乗り手が持つバッグに入れるのが良いでしょう。路面のギャップなども体がクッションとして吸収するのでカメラへのダメージはかなり軽減されます。

ロードバイクの運動に耐えるバッグ

では、どんなバッグがいいか?

個人的にはバックパック一択だと思います。

ロードバイク走行はかなり運動量も多いし、ヒルクライムではダンシングなど動きの大きいシーンもあります。そのときにバッグがしっかり体に追随して動くことが重要です。しっかり体にフィットさせるウェストベルト、チェストベルトがあるバックパックがいいでしょう。

ウェストバッグや、ボディーバッグや、メッセンジャー、斜め掛けバッグなどは、バッグが慣性で横にずれたり、体前面などに回ってきてしまう可能性もあり、とても邪魔になりそうです。

防水

旅乗りやロングライドなど、長時間走行になると天気も変わってしまうこともあります。

急な雨や雪などの悪天候のときに背中の一眼レフが水没しないように、防水素材、防水用カバーなどがあるバックパックを選びましょう

ロードバイクで一眼レフを持ち運ぶためのおすすめバックパック3選

1.CHROME(クローム) カメラバッグ NIKO F-STOP PACK (23.0L)

自転車用のおしゃれなシューズやバッグを展開するクロームのカメラバッグ最新モデル NIKO F-STOP PACK

カメラユーザーから絶大な人気を誇った「ニコシリーズ」からの約5年振りとなるニューモデルです。

カメラを入れるメインポケットが背中側に移されて、ジップで大きく開いたバッグの中は、クッション素材で荷室が区分けされて、カメラ本体とレンズ数本を安全に守ってくれる仕様になっています。また、背面にあることで、雨天時などでもカメラ側は全く水や泥による汚れがなく、安心して一眼レフカメラを出し入れすることができます

そして、背面側にあったノートPC用スリーブは、バッグ前面側に移されて出し入れがより簡単です。

また、ウェストベルトで体にしっかり固定できるので、ロードバイク走行時もバッグの揺れを気にする必要はありません。

もちろん防水素材のバックパックなので撮影旅行や普段使いにも安心です。

Nikon カメラリュック ブラック SCR (15.6L)

Canonと並ぶ一眼レフカメラブランドNikonが開発・販売しているカメラリュックです。

カメラメーカーが作ったカメラバッグなので一眼レフを安全に運ぶ仕様は申し分ありません。さらにノートPCもしっかり入ります。容量も十分で、レンズ数本、クロスなどの備品も専用のポケットで配置できます。

このリュックは、Nikonがアクティビティ向け一眼レフカメラとしてイチオシしているD7500のキャンペーンで賞品にラインアップされました。

Nikon D7500オフィシャルサイト

サイト上には「ロードバイクのトレーニングライド撮影」の企画ページがあり、ロードバイクでも使える一眼レフカメラとしてD7500は協力にプッシュされており、そのためのバッグとして、Nikonのお墨付きになっているわけです。

ただ、容量が多いからといって、レンズ3本入れたりするとかなり重くなってしまうので、ロードバイク走行では本体とレンズ一本くらいにおさえて持ち運んだ方が良いですね。

3.deuter(ドイター)レースX (12L) に「インナーボックス」

実は、イチオシなのがこの組み合わせ。

ロードバイク用バックパックの定番「ドイターレースX」の中に、「一眼レフカメラ用インナーボックス」を入れて「お手製のロードバイク用一眼レフカメラバックパック」を作る方法です。

イチオシの理由は最も軽くて、安いから。

まず、ドイターレースXの容量は12Lで、専用カメラバッグに比べて最も容量が小さく、バッグ自体もロードバイク用なので軽量です。

さらに、一眼レフ用インナーボックスは2,000円程度と安いものも多く、一眼レフカメラを守るためのクッション性の高い荷室がしっかりあります。

左右に小さな荷室があり、クロスやカバー、清掃道具などを入れることができます。中央にレンズ、その上に本体を入れる形です。

ロードバイクでは荷物をできるだけ軽くしたいので、一眼レフカメラを持って行くとしても「本体」と「レンズ一本」で十分です。

レンズを本体につけたまま、中央の穴にどーんと入れます。しっかり安定してくれます。望遠レンズなど、レンズが長い場合はより深さのあるインナーボックスにすればOKです。

一眼レフカメラを入れたら、巾着の紐をキュッと絞れば、完全にインナーボックスにカメラが収まります。

横から見るとこんな感じです。全体がクッションに覆われているので、多少の振動や衝撃からなら精密機器である一眼レフカメラを守ってくれるでしょう。

このインナーボックスをそのままドイターのレースXに入れて見ると、意外と余裕。

バッグの半分くらいでスッキリ治ってしまいます。背負っても全然重くありません。

ドイターレースXもPCスリーブがあるので、MacBook12インチならスッキリ入ります。

このドイターレースXとインナーボックスのメリットは、ロードバイク専用バッグの性能とカメラを保護する性能を融合している点です。前述のバッグ2つはロードバイク向けバッグではないので、「背中のムレ」や「大きさ」が少しマイナスかもしれません。ただ、カメラを運ぶ点では前述2つのカメラ専用バッグが優秀です。

「走りやすさ」と「カメラの搭載性」どちらに重きをおくかで、選ぶのが良いと思います。

ロードバイクで一眼レフカメラを持ち運ぶ!おすすめバッグまとめ

以上、3つのバッグを紹介してきました。

これらのバッグを活用すれば、一眼レフと一緒にロードバイクで旅に出たり、ヒルクライムの頂上の絶景を鮮烈な写真に残すことができるようになります。

ロードバイクの旅乗りに出かけるなら、一眼レフカメラとノートPCをバックパックに入れて、その他の服などの荷物はロードバイク本体につけたサドルバッグなどに入れれば、快適な自転車の旅になりそうです。

僕はまずはドイターレースXで行こうと思いますが、クロームのバックパックも気になってはいます。ただ、大きいので街乗りやゆるポタシーン専用か。

でも長期旅行するなら、ドイターでは容量がちょっと心細いのでクロームバックパックが逆にいいのではないかとも思います

今回紹介した一眼レフ持ち運び用バックパックまとめ

1.CHROME(クローム) カメラバッグ NIKO F-STOP PACK (23.0L)

Nikon カメラリュック ブラック SCR (15.6L)

3.ドイターレースX に「一眼レフカメラ用インナーボックス

一眼レフカメラとロードバイク。この最強の組合せは旅を一段楽しくしてくれそうです。