ヤビツ峠の特訓&はだの万葉倶楽部の温泉のセットが最高すぎる。[Route26]

関東のライダー御用達の坂の一つといえば「ヤビツ峠」

10kmほどのちょうどいい距離の坂で、なかなかの勾配と登ってから眼下に広がる絶景を楽しめるので人気になっているのもわかります。

ただ、自宅が都心付近、あるいは、東京都の東側にある場合は自走で行こうと思うと結構な距離を走る必要があり、なかなか行こうと決意するのもためらってしまいます。

たどり着くまでのルートである246が単調であまり楽しくないことと、車も多く道も狭い部分もあったりするので、結構辛いんですよね。

そこで今回、ご提案したいルートが、「はだの万葉倶楽部ルート」

ヤビツ峠まで小1時間のドライブとヒルクライム、そして、最後には温泉&サウナが待っている至福のルートです。レストランやホテルもあるので、そのままご飯とビールを飲んで、眠って帰ることだって可能です。

今回は、この魅力的なルートをレポートします。

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ロードバイク乗りにとって、ヤビツ峠 × はだの万葉倶楽部の魅力とは!?

スーパー銭湯「はだの万葉倶楽部」はヤビツ峠至近の小田急秦野駅から徒歩10分ほどの所にあります。

ここからヤビツ峠までは、自転車で5分。すぐに激坂に突入できる最高の立地です。

東京から高速で1時間。下道でも2時間弱。

今回は、Timesカーシェアリングで見つけたトヨタのシエンタにロードバイクを積み込み、家族連れで万葉クラブの駐車場までドライブしました。

東名高速を使えば、秦野までは小一時間。下道の246を全て使っても2時間ほどでつきます。

誰かと一緒に行ってピックアップするなどの場合は下道になることも多いと思いますが、それでもあまり時間かからないですね。

「はだの万葉倶楽部」は、意外と穴場!

今回初めてはだの万葉倶楽部に行きましたが、郊外のスーパー銭湯なので、駐車場も広くてゆったりしてます。

土日、祝日の14時くらいにつきましたが、3分の1ほどの埋まり具合です。また、走り終えて17時くらいになると駐車場は80%ほど埋まっていましたが、少し余裕がありました。

受付も結構混んでいて、お風呂も満帆かなーと危惧していたのですが、万葉倶楽部には、お風呂以外にも休憩所やレストラン、マッサージ、漫画エリアなどたくさんのスペースがあるため程よく分散していて、お風呂・サウナも全く混んでおらず、のんびり小一時間過ごすことができました。

家族も連れて休日ライド!ヤビツを攻めてる間、家族は温泉でのんびり

ロードバイクの趣味に理解のある家族なら一人で行っても問題ないですが、たまにはどっか連れてけよ!と言われたときにも「ヤビツ峠 × 万葉倶楽部ルート」はおすすめです。

ロードバイク一台車に積んで駐車場に送ったら、自分はそのままヤビツ峠を攻めに行き、家族たちは手ぶらで日帰り温泉を堪能してもらいましょう。

走り終えたら、休憩所やレストランで合流してのんびり過ごしましょう。

トヨタのシエンタなら、自転車2台をそのまま積める。

トヨタシエンタ夫婦でサイクリング

今回はじめて利用したシエンタですが、これがロードバイク乗りには最適な車でした。

ミニバンですがシートを倒せば、ロードバイク2台をばらすこともなくそのまま積み込むことができます。

私の場合は、自分の1台分とベビーカーですが、後部座席を1つ倒してそのまま積み込めました。

ベビーシートと家族一人分の座席も確保できます。

三人家族までなら、シエンタで週末ドライブ&ロードバイクを楽しめて、最高の車でした。

レンタカーでもいいのですが、今回はタイムズカーシェアリングで近くにあることがわかったので、そちらを利用しました。かなり気軽に借りれるので、2018年は車 × 峠でメインディッシュの峠を楽しんじゃいたい気分です。

タイムズカーシェアリングだとだとガソリン代も込みの値段でわかりやすく。

  • 6時間パック 4,020円
  • 12時間パック 6,690円
  • 24時間パック 8,230円

2台積んで交通費と考えると割とありですね。家族サービスとライドなら全然ありかなと思い始めてます。

私のすきな奥多摩に行くときなんかも使えそうです。

日帰りヤビツ峠×万葉倶楽部のスケジュール&予算

日帰りでヤビツ峠と万葉倶楽部を満喫する場合のスケジュールを設計してみました。

一日のスケジュール感

  • 午前9時 カーシェアで車を借りて下道移動。
    • 途中で朝マックのドライブスルーを入れて
  • 午前11時 はだの万葉倶楽部に到着! 家族は早速温泉へ。自分はライドへ。
  • 午後1時 本目のヤビツ峠完走。軽くアップのためには遠回りしてもいいかも。
  • 午後3時 ヤビツ峠をそのまま下って、裏ヤビツを上って帰ってくる。休憩も挟みつつ
  • 午後4時 2本目のヤビツ峠アタック完走。そのまま万葉倶楽部へ戻る。
    • のんびり温泉とサウナを満喫
  • 午後5時30分 万葉倶楽部のレストランで晩御飯。
    •  ご飯と館内でリラックス(もう一回お風呂もあり)
  • 午後7時30分 のんびり家族と館内で過ごしたり着替えを済ませて帰路へ
    •  帰りは高速でサクッと帰ります。
  • 午後9時前 帰宅:カーシェア返却。

車、自転車、温泉ごとの時間配分は以下の通り。

  1. 車移動 3時間30分
  2. ロードバイク 5時間
  3. お風呂とご飯 3時間30分

行きも高速道路で移動すれば、1時間ほど時間短縮できるので、温泉を長めにしたり、バイクの時間を多くしてもいいでしょう。

一日の予算感

  • タイムズカーシェア(12時間パック) 6,690円
  • 高速料金(帰路のみ) 1,680円
  • はだの万葉倶楽部 入館料&晩御飯セット 3,240円×2 6,480円
  • 家族の館内利用 昼ごはん・ドリンク等 3,000円くらい
  • 朝マック 2,000円くらい

合計:19,850円

家族2名(3歳未満の幼児無料)2万円以内でたっぷり遊べます。自分の趣味のロードバイクも楽しんで家族サービスもバッチリ。子供もツヤツヤです。

また、あと3000円ほど足したら、日帰りでも貸し部屋を借りることが可能です。

さらに、はだの万葉倶楽部には宿泊もできる。チェックアウト11時なので、早朝ヤビツアタックからの温泉で〆るという贅沢コースもありです!

はだの万葉倶楽部の一泊2食付きプランを満喫レポート!

先日、実際に一泊二食付きプランに家族づれで行ってきました。

残念ながら和室の部屋を取れずに、洋室ダブルでしたが、最高に満足できました。

はだの万葉倶楽部をたっぷりレポートしてみたいと思います。

はだの万葉倶楽部は6階建ての広々スペース

客室は、和室、洋室、キャビンの3種類

和室が取れたら、もう満喫感は半端ないですね。

ごろごろごろごろ。ずっとしたくなります。

私は残念ながら洋室ダブルでした。家族3名(幼児1名)で十分な広さです。

一人で行くならキャビンもありですね。

2段ベッド的な省スペースですが、寝るならいいんじゃないでしょうか。

実際に泊まった部屋の写真はこちらです。

赤ちゃん一人ならこの広大なベッド。あと七人くらい並べて見たいと思いました。

部屋にはテレビと冷蔵庫。ポットなどが備え付けてあります。

また、ユニットバスですが、バストイレ付きです。

他にもデイユースで5時間利用できる貸し部屋などもあります。

お風呂とサウナ

お風呂も露天と内風呂があってシンプルながらも広くて快適です。

露天には、檜風呂と寝風呂もあります。

サウナ

男性は通常と低温。女性は通常と塩サウナ。があります。

通常のサウナは、1時間に1回の自動ロウリュがあり、熱波を楽しむことができます。

バイクを走り終えて1時間半。

ご飯食べて寝る前に軽く1時間ほど楽しみました。

サウナにはもちろんテレビもあり、アカスリエリアもありますので充実しています。

お食事処(無料休憩所)

部屋とお風呂の次に長く滞在したのが、お食事処。

朝・夕食つきプランにして正解でした。結構しっかり美味しいご飯を楽しめます。

選べる晩御飯は、万葉御膳、うなぎ御膳、季節御膳の3種類

晩御飯は食券をもらって、お食事処で3種類の御膳から選べます。

万葉御膳は、寿司・天ぷら・そばのセットで魅力的でしたが、私たちは他の2つを選びました。

うなぎ御膳

走った後にうなぎは最高ですね。茶碗蒸しも嬉しい。

ただ、ご飯が少なめなので、大食漢なら足りないでしょうね。私も微妙に足りませんでした。サイドメニューを別に頼んでもいいかと思います。近くにラーメン屋があるのでそちらを夜食にするのもアリかも。

季節御膳(海鮮丼とカキのあごだし鍋)

牡蠣の鍋はかなり魅力的でしたが、海鮮丼よりはうなぎの男性は多そうですね。女性はこちらの方が人気かも。

さらに、食後にドリンクとデザートも

付いてきます。デザートはマンゴープリン的なやつでした。

朝ごはんも嬉しい

宿泊した朝7時〜8時45分までの朝ごはんセット。

シャケ、納豆、のり、切り干し大根、卵焼き、明太子、イカの塩辛、漬物、ネギトロ。

ご飯と味噌汁はおかわり自由です。

ご飯のお供がかなり多くて、おかわりが嬉しかったです。

温泉宿と違って、スーパー銭湯が最高だと思ったのは、食事の時間が限定されていないことです。

11:30~深夜1:00の間なら、いつでもご飯を食べられるのです。

夜寝る前にちょっとお腹空いた時に温泉宿では結構困ったりしますが、スーパー銭湯なら午後11時でも深夜メニューですが、注文できる自由があって、かなり画期的な体験でした。

無料仮眠スペース

部屋をとって宿泊しなくても、十分な広さの仮眠スペースがあります。

休日は、宴会場が臨時の仮眠スペースとして開放されるので場所取りの心配は無用です。

万葉倶楽部のVIPにしか入れないエリアも気になりますが、入れません。

館内にはマッサージチェアならぬ、マッサージベッドもあったりします。

もちろんマッサージ部屋も

あと一階には売店もあります。

ただ、リーズナブルなドリンクなどはあまり置いていません。

持ち込みは厳しいようですが、ちょっと喉乾いて普通の飲み物が飲みたいときは、徒歩3分くらいのセブンイレブンで飲み物を楽しんでもいいと思います。

小腹もコンビニでカップラーメンやコロッケなどをサクッといけますね。

喫煙エリアは1階、4階、お食事処の3箇所

ロードバイクに乗りながらもタバコを吸う人いますよね。私もそうです。

そんなあなたも安心。3箇所も喫煙所があります。

一番おすすめなのは、無料休憩所・お食事処の奥のスペース。

普通のテーブルに灰皿があるので、テレビを見たり、ご飯を食べながらタバコも吸えます。宿泊するならもちろんビールを飲んでもOKです。

家族は禁煙エリアにいてもらって、自分だけビール持って喫煙エリアで一服したりしてました。

以上、ヤビツ峠とはだの万葉倶楽部の家族と休日満喫ルートでした。

日帰りもよし、宿泊もよし。家族サービスとライドをまとめて楽しんではいかがでしょうか?

一人で行ってももちろんよしです。

はだの万葉倶楽部・日帰りプラン(じゃらんnet)

はだの万葉倶楽部・宿泊プラン(じゃらんnet)