速くなる!栗村修のロードバイク「輪」生相談を読んだ感想・レビュー

日本のロードレースファンならご存知のJ SPORTSの実況・解説で活躍する栗村修さんの最新著作「速くなる!栗村修のロードバイク「輪」生相談」を早速購入して、読んでみました。

ウェブメディアのCyclistにて4年間にわたり連載されている同名の人気コーナーを本に再編集してまとめられた本です。一般人のサイクリストが、栗村さんに質問を投げかけて、それに応える一問一答方式で、栗村さんらしい余談に溢れるレクチャーがとても面白くウェブ記事も拝見していたので、過去記事までまとめて読める本になっています。

ただ、ウェブで後悔している記事がメインなので、もう少し値段は安くてもいいのではという考えがよぎりましたが、栗村さん応援価格として購入しました。

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速くなる!栗村修のロードバイク「輪」生相談のレビュー

本編は、4つのパートに分かれて、これまでのコンテンツを読みやすく再構成されています。

パートの間には書き下ろしコラムで、追加情報があるので、ウェブサイトを断片的に見るより格段にわかりやすく、読んで面白くなっています。質問自体もロードバイク乗りなら一度は考えそうなあるあるネタが多く、参考になるものが多い。

目次

参考に目次を引用します。

Part1「とにかく速くなりたい!」

Part2「ライバルに勝ちたい!」

前半2部は、速くなりたいロードバイク乗りの様々な疑問を中心にトレーニングアドバイスを丁寧に紹介されている。

Part3「レースの裏側を教えてください!」

Part4「今さら聞きにくいのですが・・・・・・」

後半は、ロードレースファンに向けた裏側の話や、初心者の素朴な疑問に応えている内容で、栗村さんらしいユーモアに溢れた珍回答が楽しめます。

Q&Aページの構成

Q&Aページは基本見開き2ページで、一般人の方の質問に対する回答本文が掲載されている。ポイントとなるところは赤字で強調されており、斜め読みをしてもパッと内容が理解できるのも嬉しい。

総じて、機材やトレーニング方法についての質問が多いですが、レースには「順応」がポイントであるというのが一貫した答えなんですね。ヒルクライムレースに出るならヒルクライムに特化したトレーニング。クリテリウムなら、走行距離・時間に合わせて、それよりちょっとしんどい内容でトレーニングをするのが良いそうです。

機材については、Soraやクラリスでもいい?とか、初心者らしい不安に小気味良い回答を返しています。

また、合間には、[CLOSE UP!]という書き下ろしコーナーがあり、質問が多いテーマに対する栗村さんらしい解説が楽しめるのも本ならではのポイント。

本著はこんな人におすすめ

  1. ロードレースファン
  2. 栗村修ファン
  3. ロードバイクを始めたい人
  4. ロードレースに参加してみたい人
  5. ロードバイクに乗って1年ちょいそろそろ成長感が弱まってきた人

今回の本は、専門書というよりは、ちょっとライトにロードバイクの世界、ロードレースの世界に触れることができる小ネタ集という印象だが、ところどころさすが栗村修さんというためになる金言も含まれている。すでにロードレースの世界でバチバチ走っている人には、今更の話かもしれないが、私のようなロードバイクに乗り始めてまだまだ実力も知識もないホビーライダーには十分楽しめる内容になっています。

上記の5つのどれかに当てはまる人には、本著はおすすめです。私は5です。

本著を読んで栗村修さんやロードレースに興味を持った人は、シーズン終わりかけですが、J SPORTSの加入してロードレース観戦を楽しむのもおすすめです。

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