ついに、オシャレなロードバイクウェアの最終系ができてしまいました。
Raphaも、ASSOSも、Narifuriも、これまでオシャレと言われてきたロードバイクウェアブランドたちを
後ろからあっという間に抜き去ってしまった感のある最強のオシャレロードバイクウェアが、8/5(土)から販売スタートしたのはご存知だろうか?
この最強のおしゃれロードバイクウェアとは、
ドイツを代表するスポーツウェアブランドの「アディダス」、
そして、NY(ニューヨーク)が拠点のデザイナーズブランド「アレキサンダーワン」、
この2つのブランドのコラボシリーズ第二弾(Season2)。
そこで、まさか、選ばれたテーマが「ロードバイク」!
アディダスとアレキサンダーワンが、本気でデザインしたロードバイクウェア。
このワクワク感は、ひさびさです。
早速、南青山にあるALEXANDER WANG(アレキサンダーワン)を実際に訪問してきたのでレポートします。
(アディダス)ADIDAS ORIGINALS BY ALEXANDER WANG(アレキサンダーワン)
この最強コラボが展開するSeason2の「ロードバイク」系のラインナップは4点。
上から、バイクスーツ、ジャージ、ショーツ、レギンズ。
カラーバリエーションは、蛍光イエローがメインだが、左下のようなオレンジ系やグレー、ブラックもある4色展開となっている。
今回で2回目だったこのコラボ。1回目のテーマは「サッカー」だったが、Season2では、通常品ではアディダスも展開していない「ロードバイク」に白羽の矢が立てている。アレキサンダーワンの目のつけ所はさすがだ。
ちなみにアディダスロゴが真逆になっているのは気づいただろうか?
「ファッションとストリートウェアの境界線の破壊」するコンセプトをロゴでも表現しているようだ。
ファッションデザイナー アレキサンダー ワンとアディダス オリジナルスによるコラボレートコレクション「adidas Originals by Alexander Wang」より、クラシックなサイクリングスタイルにストリートウエアのツイストを効かせたアイテムが登場。
そういえば、昨年もルイ・ヴィトンがピナレロ買収というニュースが流れた。
日本でも、マラソンブームも落ち着いてきているし、次のステップとしてロードバイクを始める人が増えていくかもしれない。いろいろと注目される機会が増えそうだ。
そんなことも感じさせてくれる今回のコラボだ。
南青山のアレキサンダーワンに発売当日の8/5(土)のオープンと同時に飛び込んできた。
アレキサンダーワン南青山 アディダスオリジナル by アレキサンダーワン レポート
原宿から表参道へ抜けていく道をず〜〜っとまっすぐ行って、246も超えていくと、セレブなブランドの路面店がたくさん集まっている区画がある。
この通りの一本入った裏道にアレキサンダーワン南青山店がある。
Google Mapのデータではオープン11時だったんですが、実際は12時オープンというトラップがありました。
久々の表参道なのでちょっとぶらぶらして戻ってきます。
12時のオープンと同時に数名のお客さんがいました。
アディダスコラボ狙いのようです。
H&Mコラボほどの盛り上がりではないものの、服を発売日に並んで買うという新鮮な光景です。
3人連れ中国人の観光客も、前回のコラボTシャツを着て来店していました。
いかにもロードバイクなどは乗らなそうですが、ロードバイクテーマ以外にもTシャツやパーカー、スウェット、スニーカーなどのコラボ商品もあるので、そちら狙いでしょうか。
2階から今回のコラボ商品の棚の全貌を激写。
左から、Tシャツ、パーカー、スウェット、スニーカー、と来て、
右2つのラックに、ロードバイクスーツ、ウェア、ショーツ、レギンスが並んでいました。
さすが南青山のセレブ店なので、入場制限があったり、マンツーマンの店員がいたりするので、ハードル高いですね。
アディダスオリジナルズ by アレキサンダーワン アイテム情報
今回のコラボアイテムの詳細情報もまとめておきます。
まずは、スーツ。
オフィシャルサイトから引用したデザインコンセプトは以下の通り。
本来は衣類の内側に付属するラベルに記される洗濯表示のシンボルをあしらい、因習に捕らわれないスタイルを打ち出している。背面には90’Sのレイブフライヤー、襟には反転のトレフォイルをあしらっている。
背中側はこんなデザインで、昔のVR3Dのような表現が特徴的。
今回のは、すべてのウェアタイプがこのデザインモチーフを利用しているので、このデザインが気に入るかどうかで、購入するかしないかが別れるだろう。
個人的には、今回のコラボデザインは気に入りました。
プリントもそうですが、シルエットもちょっとかっこいいし、このスーツを来てTTを走れば、とりあえずおしゃれは最強のライダーになれそうです。早いかは別ですが、
あとは、値段さえ折り合いがつけば買ってもいいかなとすら思いました。
ただ、大きな問題は、パッドがない!
ただ、一つ大きな問題が、お尻のパッドがない!
アディダスは通常はロードバイク商品を展開していないので、致し方ないかもしれませんが、パッドなしのスーツとなると結構使いどころがないような。。。
とりあえず、スーツは購入は無しですかね。
次のラインナップは半袖ジャージ。
デザインは、スーツと全く同じで、ズボン部分がないところが違います。
背中は前傾姿勢でも隠れるようにきちんと長めになっています。
タイトなフィット感で、素材も空気抵抗が少なくなりそうだし、汗などの速乾性も良さそうです。
ただ、後ろポケットがない!
ロードバイクに大事な秘密の後ろポケット3つがついてません。
1個くらい付けて欲しかった。いや、むしろポケットもデザインとしてかっこよく取り入れて欲しかった。
機能性という意味では、さすがに純粋なロードバイクウェアには到底及ばないようです。
ちょっと残念です。
ショーツももちろんパッド無しです。ただ、デザインはなかなかいいです。
バイクショーツのサイドにアディダスのグラフィック、そしてウエストには反転トレフォイルをあしらったデザイン。また、素材にはストレッチ性のあるダブルニットに耐水加工を施し、スポーティに着こなせるスリムフィットのシルエットで仕立てている。
街乗りシーンや普段着として使えそうですね。キャンプとかもいいかも
レギンスももちろんパッド無し。
バイクのレギンスのサイドに、アディダスのプリントをリピートさせ、ウエストにはトレフォイルをあしらったデザイン。素材にはストレッチ性のあるダブルニットに耐水加工を施し、スポーティに着こなせるスリムフィットのシルエットで仕立てている。
インナーパッドを履いてという選択肢もアリエルか。
ただ、やっぱり街乗り系か普段履きに使用ですかね。
女性の試着のレビュー
こちらの商品はユニセックスで、XS、M、O、2XOの4サイズ展開されている。
もともとアレキサンダーワンのブランド好きの女性(160cmの中肉中背)に協力してもらい、試着してもらった。
着用したのは、半袖ジャージ。
かなりのタイトフィットのようで、試着室では悪戦苦闘したようだ。
クーラーの効いた店内なのにうっすら汗をかいてしまうくらいだったそうだ。
最終的には、 日本向けのMサイズがぴったりだったようだ。
となると私は、2サイズくらい大きくないとつじつまが合わないのだが、2XOだろうか。
当日は、灼熱の太陽のせいで汗がひどく、タオルなどもなかったので、試着を断念した。
最終的に、なんと彼女は購入した。
クロスバイクには乗るような自転車女子でもあるので、まぁ使い道はあるだろう。
しかし、予想外だったので驚いた。
購入したジャージを撮影させてもらった。
アディダスのロゴが逆になっているのがかっこいい。
そしてタグのアディダスロゴも逆。細かい。
他人が買っていると自分も欲しくなってしまうのが恐ろしい。
財布に手を伸ばしそうになったが、ぐっと堪えた。
最終的な結論は、もう少し検討してからにしようとその場は堪えました。試着もしてないし。
アディダスオリジナルズ by アレキサンダーワン ロードバイクウェアまとめ
「最強にお洒落なロードバイクに向けて作られたアイテム」であることは間違いありません。
ただ、「機能性」という面では大きく見劣りします。
ストリート系なデザインでもなく割とロードバイクウェアよりなデザインなので、クラシックなバイクやクロスバイクで乗るのもちょっと違うので、街乗り、ポタリングシーンなどなら十分使えそうです。
あとは、サドルバッグなどにすべての荷物を詰めこめるライドで、休憩をしっかりとるライドなら、背中に補給食など入れておかなくてもいいので使えるか。
ただ、スマホをどうするか悩むな。
このウェアを切るためにリュックなど背負ったら、全く意味ないですしね。
街乗り限定ウェア!と割り切ってなら買い!かなと。