ロードバイクに乗った後は、それなりに筋肉も疲労するのでプロテインを摂ってます。
効くぜ!とまではいかないものの、ローラー台を導入してからは、継続してロードバイクに乗っているので、足周りの筋肉も肥大するのではなく、無駄な贅肉が落ちてしまってきた様な気もします。
ちょうど、プロテインのストックが切れそうになったので、amazonで得意のネットショッピングをしました。
すると、ザバスのプロテインの商品バリエーションがたくさん増えていて、特に運動タイプ別に特化したプロテインのラインナップがあることに、初めて気づきました。
もしかしたら、いまさら感たっぷりの情報かもしれませんが、個人的にはロードバイク乗り向けのプロテインもあることに驚いたので、備忘録的に共有いたします。
ザバスの運動タイプ別プロテイン・ラインナップ
amazonでザバス プロテインを検索してもらうと一発でわかりますが、ラインナップがたくさんあります。
その中でも特に気になるのが、運動のタイプ別(アスリートの目的別)のプロテインがあることです。
全3種類のラインナップは以下のように分類されます。
持久系アスリート
マラソン、陸上競技の長距離種目、競歩、自転車ロードレース、水泳長距離、トライアスロン、クロスカントリー、スピードスケート長距離など。
パワー持久系アスリート
サッカー、バスケットボール、バレーボール、テニス、ラグビー、アメリカンフットボール、陸上競技の中距離種目、スピードスケート、アルペンスキー、スプリント自転車など。
爆発・瞬発系アスリート
野球、陸上競技の短距離種目や投てき種目、水泳短距離種目、格闘技種目(ボクシング・レスリング・柔道・空手など)、ウェイトリフティング、ボディービルディングなど。
タイプ別プロテインの製品特徴と成分の違いは?
ザバス タイプ3 エンデュランス
ロードバイク乗りに最も適しているのは、最初に紹介した持久系「ザバス タイプ3 エンデュランス」のようだ。
まさにロングライドに向けたプロテイン。パッケージの中央にもロードバイクのイラストが入っている。
ロードバイクのベースとなるカラダづくりに向いている特化型プロテインです。
タイプ3エンデュランスの特徴的な成分
「大豆プロテイン100%」と「マルトデキストリン」が1食21gに4.5g入っていること。
ザバスのプロテインには、「ホエイプロテイン」と「大豆プロテイン」の種類があり、持久系の本商品は、大豆プロテインのみを使用していて、スタミナのある筋肉作りに特化したプロテインで構成されている。
次にマルトデキストリンだが、wikipediaを引いてみると、
マルトデキストリン(Maltodextrin)は、デンプンの部分的な加水分解によって作られ、クリーム色の吸湿性の粉末となる多糖である。マルトデキストリンは消化しやすく、グルコースと同じくらい速く吸収される。程よい甘みがあり、匂いはほとんどない。天然の炭酸飲料やキャンディを作るのに用いられる。
マルトデキストリンは、吸収性の良い糖質。
つまり、運動後にタイプ3を摂取すると、長時間のロードバイクで消費した糖質をサプリとして補う効果も期待できる。
ザバス タイプ2 スピード
クリテリウムやスプリンターなどを主戦にするロードレーサーは、2番目のパワー持久系「ザバス タイプ2 スピード」が良さそうです。
スプリント自転車など。と説明もあります。他の競技もサッカーやバスケなど1時間程度の運動時間を想定しているものが多いので、そのくらいで全力を出し切る中持久力スポーツに向けた筋肉作りということでしょうか。
タイプ2スピードの特徴的な成分
「ホエイプロテイン&大豆プロテイン」と「BCAA(分岐鎖アミノ酸)」
プロテインの種類は、パワー系筋肉作りに効果のある「ホエイプロテイン」とスタミナのある筋肉作りの「大豆プロテイン」の両方を配合しており、まさにバランス型のプロテイン。
そして、BCAA(分岐鎖アミノ酸)。
BCAAは、Branched Chain Amino Acidsの頭文字で、分子構造から分岐鎖(ぶんきさ)アミノ酸と呼ばれ、具体的には必須アミノ酸であるバリン、ロイシン、イソロイシンのこと。
ヒトの筋たんぱく質中の必須アミノ酸のBCAAの割合は約35%と大きい。
筋肉に多く含まれるBCAAを摂取することの効果は「運動による筋たんぱく質の分解を防ぐこと」と「中枢性疲労の軽減」とある。ただ、運動開始前に飲むことが推奨されている成分のようなので、運動後に摂取することを推奨しているザバスの説明だとちょっと矛盾があります。できる限り運動直後に摂取した方が良いかもしれません。
ザバス タイプ1 ストレングス
さらに短時間の競技。まさに瞬発力系のスポーツなら、最後の「ザバス タイプ1 ストレングス」でしょう。
このタイプ1がもっともこれまでのプロテインを摂取するイメージに近いですね。筋肉を大きくするイメージです。
タイプ1 ストレングスの特徴的な成分
「ホエイプロテイン100%」と「パワーペプチド(ホエイペプチド)」
こちらはパワー系の筋肉作りに効果的な「ホエイプロテイン」のみでがっつり筋肉をつけるのが目的になってますね。
そして、パワーペプチド。
たんぱく質が分解されて吸収性の良いアミノ酸の状態になったものがペプチドです。
プロテインから一手間入っているのでそれほど量が入っていませんが、基本的には筋肉をつけるために効果のあるアミノ酸と考えればいいでしょう。
たんぱく質はアミノ酸に分解されてから体内に吸収されるので、ペプチドになっていることで、内臓で分解する負荷が減ること、吸収スピードが早いという2つのメリットがあります。
成分表比較
成分表を見ても大きな差を見つけるのはなかなか難しいですが、ちょっと違いますね。
基本的には、「ホエイプロテイン」と「大豆プロテイン」の含有量のバランスが異なるのが大きな方向性の違いで、
マルチデキストリン、BCAA、パワーペプチドは、おまけという感覚があってそうです。
ザバス・運動タイプ別プロテインまとめ
持久系・パワー持久系・瞬発系の3つのタイプのプロテインがザバスでラインナップされている。
スタミナ系筋肉作りの「大豆プロテイン」とパワー系筋肉作り「ホエイプロテイン」の2種類の配合で差別化。
さらにサプリ的な成分「マルチデキストリン」「BCAA」「パワーペプチド」で特徴づけされている。
最初は何も考えずにロードバイク乗り用と明示されている「タイプ3エンデュランス」を購入しようと考えたが、成分などを比較しているうちに、持久系だけではなくパワー系の筋肉もまだまだ足りない私の現状と考えると、バランスの良い「タイプ2スピード」を買った方が良いと判断した。
マルチデキストリンとBCAAの比較では、運動後のエネルギー補給は食事でもできるので、マルチデキストリンよりは、BCAAの効果の方を期待できそうというのもちょっとした後押しになった。
皆さんも自分の目的に合わせてプロテイン選びをしてはいかがでしょうか。