とある日曜日、六本木ヒルズに「デッドプール」を観に行くついでにトレックストア六本木店に立ち寄った。
さすがにオシャレ最新タウン六本木にある旗艦店。
お店のなかは狭いながらもすっきりと整理されて、トレックの最新モデルがずらりと並んでいる。
そのなかでも、最新モデルDOMANE ドマーネは、ドアをくぐってすぐのところに2台陳列されていた。
TREK トレック DOMANE ドマーネ SLR7
2017年モデルのドマーネを見て最初に思ったのは、カラーリングがシンプルになってかっこよくなった。
前のドマーネのカラーリングはどうしても仮面ライダーがバイクがないときに乗っていそうなカラーリングだったが、最新モデルのドマーネは落ち着いている。
以前のカラーリング
DOMANE5.9
これまでのドマーネは色数が多く少し落ち着きがなかったように思う。
最新のSLR7は白ベースにオレンジのカラーパターンと色系統が少なくて目に優しい。
SLR6に至っては、真っ黒で渋くてかなりかっこいい。ロードバイクの世界は色数が多すぎるが、これならもう少し一般の人も入りやすいのではないだろうか。
ただ、お値段がちょっとよろしすぎるか。
DOMANE SLR7 の特徴
フロントIsoSpeedとリアの調節式IsoSpeedテクノロジー
なんといってもドマーネは、かのカンチェラーラが、ヨーロッパでもグレードが高く人気の「北のクラシック」と呼ばれる過酷なレースに勝つために開発されたモデル。
このレースは、パリ〜ルーベ、ツールデフランドルという1日のレースなのだが、最大の特徴は、ヨーロッパらしい「石畳」を走るところ、それも日本のように整備がきちんとされておらずかなりの凸凹
こんなところを走るための自転車で、振動の吸収力を上げるためフロントIsoSpeedとリアの調節式IsoSpeedテクノロジーだ。
IsoSpeedテクノロジーが搭載されたDomaneには、すべてが詰まっている。フランドルやルーベの激しいパヴェ(石畳)でも実証されている力強い速さと、信じられないような快適さと安定性。耐える必要はない、ドマーネに乗れば。
ヨーロッパの歴史ある石畳を走り抜け、目の眩む劇坂を登りきり、流れるように下り終え、圧倒的な勝利をその手に掴む。それが、ファビアン・カンチェラーラとDomaneの走りだ。走り方はあなた次第。
簡単に言えば、フレームとサドルシートを支えるシートポストが独立しているような形になっていて、フレームが揺れていても、サドルに伝わる振動が軽減されるのだ。
もちろん、上質なカーボンフレームなので、そもそも軽くてしなやかな素材でできている。
日本の舗装された道ならそれほど活躍の場面がないと思うが、100kmを超えるロングライドをしたい場合には、小さい振動がずーーと続くので、このドマーネのテクノロジーの恩恵を受けられるだろう。
ゆえに、トレックのロードバイクにある3種類のラインのうち、このドマーネはロングライド向けの位置付けとなっている。
EMONDAエモンダは、超軽量なので、ヒルクライム。
そして、 MADONEマドンは高速レースという感じだ。
Shimano Ultegra Di2, 11 speed
よーくみていたら、コンポーネントがシマノのUltegraアルテグラ Di2だ。
電動のシフター対応でした。最初からこんなのに乗ったらバチが当たると私などは思ってしまいますが、電動でさくさく変速できます。
電動シフターは特にフロントの変速が楽なので力のない女性などにはオススメである。
ただ、そこまでお金をかける女子がいるのかは私の知る良しではない。
これに乗る人がただただ羨ましいだけだ。
六本木ストアのみの限定フレーム
六本木ストアのみの限定のフレームカラーもあるようです。
サイズは52のみ。
他の人とのかぶりが気になるロードバイク。人気があるメーカーほどかぶるので、このカラーリングが気になる人にはオススメ。
カンチェラーラのサイン
去年のジャパンカップに参戦した後に立ち寄ったのか、カンチェラーラのサインが店内の壁に。
左上にFabianと書かれている。
以上、トレックストア六本木にてドマーネ最新モデルSLR7をただ眺めるでした。
試乗してみたかった。
ちなみに EMONDAエモンダのSLR10を持ち上げさせてはもらった。
4.65kgのフレームは異常なほど軽かった。
さすが160万円のロードバイク。