良いものは人に勧めたくなる方ですか?
はい。
良い映画とか、アニメとか、本とかはもちろん話題にしやすいですが、
うまいラーメン屋や、焼肉の名店なんかも連れて行きたくなる。
そして、もっと極端に言えば、海外旅行先にも連れていって、場所やお店なんかも勧めたくなる。
勧められる人にとっては鬱陶しいかもしれませんが、良いものは伝えて共感したくなってしまいます。
もちろん、自転車も会う人に機会があると勧めてしまいます。
クロスバイクも、ロードバイクも。
そして、そんな私の苦労がようやく身を結び、友人の一人がいよいよロードバイクを本格的に検討し出しました。ここで、私があれこれ言うと、せっかくのモチベーションに水を差してしまうかもしれないので、そうなんだぁ、くらいで平然とした態度を装っていましたが、なかなかお店に見に行かないので、すこししびれを切らしそうになっていましたが、ようやくお店まで試乗しに行くことになりました。
そして、トレック3台の試乗をすることになりました。
私もついでに試乗できたので、トレックのEMONDAエモンダ ミドルグレードの3台のインプレです
私のロードバイクのベースは、愛車PINARELLOピナレロ GUN Sなので、そこをベースに比較します。
比較ベース車:PINARELLOピナレロ GUN S(愛車)
105 11S 完成車:¥365,000-(税抜)
マテリアル: High Strength carbon T700
フォーク:ONDA™ F8 High Strength carbon T700
メインコンポ:シマノ 105 ブラック 11S
ホィール:シマノ RS010 →Fulcrum Racing Zero にグレードアップ
ミドルグレードのフルカーボン車。コンポ105で、ホイールのみ、最近グレードアップして Fulcrum Racing Zeroにしました。乗り心地は柔らかく、ホイールを変えてからはペダリングからの加速がグイグイとダイレクトにできるようになったと自己満に浸っています。あとは、エンジンである私次第でどこへでも行けそうです。
試乗その1:TREK EMONDA ALR5 トレックエモンダ
マテリアル: 300シリーズALPHA アルミ
フォーク:Emonda Full carbon fork
メインコンポ:シマノ 105 11S
ホィール:Bontrager alloy hubs, Bontrager Tubeless Ready rims
8.4 kg (56cm)
EMONDAエモンダは基本、トレック最軽量を謳っているシリーズ。特に最近人気のヒルクライムを意識したシリーズという位置付け。他にはロングライドなら、DOMANEドマーネ。本気のレースまでとなるとMADONEマドーン。トレックの主なラインナップはこの3種類。どれも間違いないが、それぞれの特徴づけで、上記のようなポジション訳になっている。
そして、そのEMONDAエモンダのアルミフレームが ALRシリーズ。だが、フォークはカーボン。それによりどれほどの効果があるのかは想像しかできないが、前輪のクッション性が上がりそうだし、もちろん全体として軽量化されているだろう。また、試乗したALR5のコンポは105。
さて、早速インプレ。
ALR5は、アルミニウムという刷り込みがあったからかもしれないが、やはり、固めの乗り心地の印象。といっても、少し乗ったくらいでは、全く気にならない。それよりもむしろ、剛性が高いメリットであるペダリングからの加速のダイレクト感が載っていて楽しい。そして、軽量というだけあって停止状態からの最初の漕ぎ出しは軽い。ホイールを変えればもっともっとそれが感じられるのではないかと思います。
その2:TREK EMONDA SL6 トレック エモンダ
TREK EMONDA トレック エモンダ SL6 ¥380,000(税抜)
マテリアル: 500シリーズOCLV
フォーク:E2 ヘッドチューブ&フォーク
メインコンポ:シマノ Ultegra 11S
ホィール:Bontrager Race Tubeless Ready
7.5 kg (56cm)
SL6はカーボンフレームで乗り心地はよい。ペダリングの反応も良く、加速性能はよい。ゆったりのっても楽しい。重量もALRに比べると1kgほど軽くなっている。これならヒルクライムは楽そうだ。また、SL6は、Ultegraアルテグラ。愛車の105でなれていたから、そのクイックな反応に感動しました。ほんとにサクッと変速してくれるので、ストレスがない。いつかアップグレードしようと心の中で誓いました。
SL6から、一つグレードを下げたSL5 ¥310,000(税抜)との差は、コンポがUltegraアルテグラにアップグレードされていることと、タイヤ、ハンドルバーが軽量化されているのみ。と考えると悩むところだが、最初からアルテグラは贅沢だと思うので、1台目ならSL5をお勧めしたい。
その3:TREK EMONDA SL8 トレック エモンダ
マテリアル: 500シリーズOCLV
フォーク:E2 ヘッドチューブ&フォーク
メインコンポ:シマノDura-Ace 11S
ホィール:Bontrager Race Tubeless Ready
7.06kg (56cm)
三台目に試乗したのは、さらにグレードを上げてSL8。構成は大きく変わらず、コンポがDura-Aceデュラエース になり、さらに軽量化されている。乗り心地よりもまず、初めての体験であるDura-Aceデュラエースがやはり驚き。変速操作とほぼ同時に変速が完了している。あまりの衝撃に意味なく変速をしてしまう。
SL6と比べてさらに変化はやはりDura-Aceデュラエース の足回りだろう。その価格差だと思われる。おそらく効率が一段と上がっていると思われるので、長い時間乗った場合の足の残りがおそらく違うだろう。
SL5、SL6、SL8は基本コンポの差かもしれない。
そう考えると初めてのロードバイクならば、1台目は、SL5で十分だと思う。
初心者からDura-Aceデュラエースに乗れるのはそれはそれは幸せだと思うが、私は105オススメ派。
理由は、最初からマシンで楽をすると成長しない。すこしくらいグレードが低くて負荷が高い105で、まずは足を鍛えていった方が良いと思います。ホイールもしばらくは最初から付いている鉄下駄ホイールで鍛えましょう。
そして、もう一つの理由は、少しずつグレードアップさせて圧倒的な違いを楽しめる、このRPG的な要素はロードバイクの醍醐味。これを味わえる伸び代を残していた方が、人生を楽しむ趣味としては長い時間楽しめてよいと思うからです。
TREK EMONDAトレック エモンダシリーズ3台を試乗した私あんりの結論。
アルミフレームでも最初の一台は十分。105のALR5で十分。
カーボンフレームを狙うなら、SL5でよいと思う。S5でもまあいいと思う。
そして、いよいよ、生の趣味としてロードバイクにかけるというステージになったら、
もちろん、迷わず、
TREK MADONE 9.9 Dura-Ace Di2 トレック マドーン
マテリアル: 600シリーズOCLV
フォーク:KVFフォーク
メインコンポ:シマノDura-Ace Di2 11S
ホィール:Bontrager Aeolus 5 D3 Tubeless Ready
もちろん、最初の一台がこれでも、まったく問題ないっしょ。
試乗してみたい。
総じて、TREK いいロードバイクだなぁ。
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