本日は非常に個人的な想いをベースにした記事。
テーマは「家とロードバイク」
ロードバイク購入から1年。これまでのどの趣味よりも続けられることを確認したので、今後はよりロードバイクな生活にするために引越しすることを決意した。
そもそもが、現在の狭い部屋では、部屋の中にロードバイクを置いておくのもスペースに苦しんで縦置きにしている。そして、もうひとつ大きな悩みは、ローラー台を導入したくてもできないことだ。
巷のロードバイク乗りはもちろんのこと、プロのロードレーサーもローラーは積極的に使用している。数少ない日本のUCIワールドツアー選手の別府史之選手もローラーに乗って、zwiftに出没している。広告契約があるからというのもあるだろうが、半分はトレーニングの意味もあるだろう。
さらに小話だが、2016年のパリ〜ルーベ覇者マシュー・ヘイマンも、ローラー台をトレーニングに取り入れている。
ジャパンカップのマシュー・ヘイマン。
ローラー台を使うだけなら普通だが、なんとヘイマンは、パリ〜ルーベに出場する直前まで故障していて、ローラーでしかほとんど練習していない状態だったらしい。にもかかわらず、まさかのパリ〜ルーベ優勝。ヘイマン自身、「優勝が信じられない!?」といった感じで印象深買ったゴールシーンの裏には、ローラー台の影があったのだ。
そんなローラー台をロードバイク乗りの端くれとして、ぜひ導入したい。
しかし、部屋が狭い。
そこで、引越しをする。
非常に論理的で明快な回答である。
そして、ローラー台を導入したあかつきには、平日は毎日1時間は乗り続けよう。
そのためには、zwiftを導入して、目一杯楽しめる部屋作りにしよう。
そう考えて、引越しを決めたのである。
ロードバイクとローラー台のある部屋選びの条件
ロードバイクとローラー台を置くだけなら、物を減らしてそこそこ広ければオッケーだが、賃貸派の私は、周りの住民の皆様に迷惑をかけないことも重要な条件になる。そして、ローラー台に加え、大画面のモニターにzwiftやロードバイク中継などを放映しながら練習したいという欲望もあった。こうして、今回の引越しでの部屋選びの条件は以下の3つ
- 広いLDK、もしくは、ローラー台専用部屋(ロードバイク生活をエンジョイ)
- 騒音が伝播しない作り(鉄骨造)
- 騒音が影響しづらい部屋(角部屋、1Fなど)
部屋選びを始めると、2LDKでローラー専用部屋を用意するか、広いLDKでローラーエリアを設けるかでまず悩むことになった。
ローラー専用部屋は小さくても設けた方がいいと考えていたが、すると2LDKになり、これで部屋の広さを求めると家賃が高すぎる。そして、家賃の安い2LDKにすると、部屋が4.5畳と狭くなっていく。その狭い部屋でローラーをやるのはちと寂しそうであるし、最初は専用部屋と言っていてもそのうち家族の荷物を押し込まれ、どんどん狭くなっていくリスクがあると判断した。
そこで、思い切ってLDKがとても広い家に方向性を絞ることにした。
寝る部屋だけ別部屋にして、LDKを家族団欒 + ローラー台の部屋にする。
みんなでテレビを見ながら私だけは、ペダルをヒィヒィ回している。そんな温かい光景が目に浮かんだ。
しかし、ここで問題なのは、家族全員がローラーの騒音でピリピリするやもしれないことである。
しかし、これは、少し高価なダイレクトドライブトレーナーを導入し、騒音対策をより強化すして解決することにした。(そう言って高いローラーを買う言い訳にもなる)
1LDKのロードバイクとローラー台のある部屋。それが私の今の目標である。
そして、いよいよ引越し先が決まった。
その間取りはこうだ。
LDKは16畳
「奥様は魔女。」的なトーンで読みあげて欲しかった。
ロードバイクにはまるとそれ目的で家まで選んでしまうから恐ろしい。
こんな部屋である。真っ白なキャンバスが広がっている。これをもとにロードバイクやローラー台を楽しめる環境を作る予定である。
リア充やパーリーピーポーなら、ホームパーティに特化した部屋作りをしたくなるだろうこの部屋。10人以上でも十分入ることができそうなLDKである。
しかし、残念ながら私は、リア充でもパーリーピーポーでもない。ただのロードバイク初心者である。だから、そんな余裕はない。ロードレース中継を楽しみ、ロードバイクの整備をして、ローラー台に乗り、このブログを書く。これらをこの一部屋でできれば、あとは何もいらない。
そのうち、ロードバイクの2台目を購入するだろう。その時は、ローラー台専用のバイクができる。そうなれば、私もようやくロードバイクに最近はまってまして、と周囲の人たちにも告げることができるだろう。
さて、家は決まったので、ロードバイクのための間取りを検討していこう。
ロードバイクとローラー台のある間取り
30平米のLDKにロードバイクとローラー台を入れることを想定した間取り。イメージ
この部屋の要素で重要なのはこの4つ
- ロードバイク置き場&整備エリア
- 60型テレビ
- ローラー
- パソコンデスク
1.ロードバイク置き場&整備エリア
単純にロードバイクを1台横にしたままおくことができるエリアである。
今の狭い部屋では、スタンドを利用して縦置きにしている。
これはこれで高さを支えて省スペースで良いが、新しい部屋ではロードバイクを横置きにしたい。そして、整備も少しできるようにしよう。その横にはロードバイクのウェアや工具、パーツなどを入れておく専用の棚を用意する。
いつかはこんな自転車スタンドを家の中におけるような部屋を目指したいものだ。5台並べて置いておく。
2.60型テレビ
ロードレース中継を楽しむためにはもちろん大型の4Kテレビだ。
春のクラシックからグランツール。そして、10月のジャパンカップ、さいたまクリテリウムまで約7ヶ月強。家にいる間はずっとロードバイク中継をつけっぱなしできるくらいである。
そして、60型テレビにはもう一つの使い方がある。
3.ローラー台
ローラー台は、静粛性を最重視したモデルを購入するしか選択肢はない。10万円以上もするのだが、引越しの金額を考えれば意外と安く感じてくるから不思議である。
(ローラー台の検討記事)
ダイレクトドライブ方式は、固定ローラーでも後輪を外して、ローラー台にあるスプロケにダイレクトにバイクを接続する方式のローラー台。
後輪タイヤとローラーが回る音がなくなるのでかなり性温性に優れている。負荷制御もタイヤドライブに比べてロスが少ない。
そして、zwiftと連動して負荷が児童に変わるものとなるとかなりの値段となる。しかし、zwiftも導入して楽しいロードバイクライフをおくるのが目的でもあるので、負荷自動制御機能搭載のスマートトレーナーを購入する予定である。
候補は以下の3台だが、Tacx NEO か、ELITEのDRIVOの2つで迷っている。Wahoo KICKRはYou Tubeでの騒音が意外と気になるレベルで、口コミではテレビの音が聞こえないというものもあったりするのでデザインなどは最も気になるものの今回は外そうと考えている。
Tacx Neo 2 Smartトレーナー
負荷自動制御は現在のローラーの中で最もクイックで、zwiftで坂に差し掛かった瞬間に負荷が変わるという優れモノ。まさにzwiftを楽しめるローラーの一つ。電源無しでも使用できるのでアップなどでも使用できるハイブリッドローラー。
Amazon 183,333円
wiggle 122,500円(2019/10/15現在)
Elite DRIVO
最大勾配22%とトレーニングマシンとして評価が高い。トレーナーに限らず様々な商品を日本向けに展開しており、信頼性が高いのもポイイントが高い。
Wahoo KICKR
ノイズが高音である以外は、高性能のダイレクトドライブローラー。負荷自動制御なども含めて高性能のローラーである。
- amazon取扱なし
- wiggle 152,550円(2019/10/15現在)
これらの中から1台購入し、60型テレビの方に向けて設置する。テレビの真正面が理想だが、さすがに家族の顰蹙を買うので諦めた。そして、テレビ画面にはPC画面を転送してZwiftの画面を移す。こうして我が家は仮想ロードレース空間へと早変わりである。
ステレオで屋外の環境音を流してより気分を盛り上げてもいい。
4.パソコンデスク
パソコンデスクは、ロードバイクの趣味ブログを落ち着いて書くためのエリアとして、また、テレビを家族に取られてしまった時のzwiftエリアとして確保している。
隣には本棚を置いてロードバイク関連の本などを並べていこうと考えている。
11/29新刊のロードバイクメンテナンス本を最初の一冊にする予定
先日購入したロードバイクトレーニングの科学もその横に。
あとは、月刊誌のBiCYCLE CLUBやCYCLE SPORTSも並べていこうかなと。
ロードバイクとローラー台のある部屋まとめ
ローラー台はTacx Neo Smartトレーナーの初代を購入しました。
ローラー以外にも専用マットや汗受けマットの購入はおすすめです。
ローラーマット
汗受けネット
汗が目に入らないバンド
これはよさそうである。