2018最新ロードバイク大図鑑!ほか、BiCYCLE CLUB 2017年9月号発売!

毎月20日は自転車雑誌2つが発売される日で、いつも本屋で見比べてどちらかを購入するのが恒例だが、

昨日の記事のように今月は、魔が差してというか、あえて2冊とも買ってみるという大蔵大臣のような暴挙に出てみた。

CYCLE SPORTSも、BiCYCLE CLUBも、メイン特集がロードバイク2018年モデルの速報で、取り上げているメーカーも似たり寄ったりだったのだ。そこで、それぞれ見比べてみるかというアイデアを思いついてしまい、勢いで両方買ってみたのです。

890円×2冊=1,780円

このネットに情報が溢るるご時世で雑誌にこれだけのお金を投入するのは、かなりお金持ち気分を味わえた(笑)

ただ、ネットに情報が溢れてると言っても、ロードバイクの情報は、まだまだニッチでなかなか知りたい情報を得られないのも現実で、特に最新モデル情報に至っては、メーカー公式サイトもなかなか更新してくれないし、スペック情報以上のインプレッションなどは、ほとんど出回っていない。

初心者にとってロードバイクはまだまだ敷居が高いなと思う所以だ。

そこで、自らピナレロの展示会に行ったり、雑誌やネット、ショップのスタッフの人たちから情報を得ながら、自分なりにまとめてみようと思ったのが、そもそもこのサイトの始まりだったりもする。

ピナレロの展示会などは参加してみると、一般の人も多くて、結構みんな実物を見たいという気持ちは強いのだなと感じました。

ショップではなかなか全カラーを実際に見ることもできなかったりするので、展示会でずらっと並べてくれると自分好みのロードバイクが見つけやすいなーと思います。

ロードバイクは、性能ももちろん大事ですが、個人的には、見た目・デザインが気にいることの方が初心者にとってはもっとも重要だと思うからです。

初心者のように知識のない頃に性能の違いや、乗る目的なんて考えても、正解にたどり着ける確率も低いので、変に性能やスペックからアプローチして左脳でバイクを選んでも、見た目・デザインが気に入らないと満足感は低くなってしまうと思う。

話が脱線しましたが、というわけで、ロードバイクの2018年最新モデル特集記事で甲乙つけがたかった自転車雑誌9月号。

前回のCYCLE SPORTSに引き続いて、今度はBiCYCLE CLUBの9月号のレビューをしていきます。

前回・CYCLE SPORTS 9月号の記事はこちら。

梅雨開け宣言もされて、土用の丑の日にうなぎでも食べようかなと...

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BiCYCLE CLUB(バイシクルクラブ) 9月号のコンテンツ

BiCYCLE CLUBは毎号付録がついてくるのだが、今月号は「防水ファスナーポーチ」。

雨や夏の大量の汗からスマホや現金などを守ってくれるので使い勝手は良さそうだ。

ジャージの後ろポケット1つに十分入るサイズだ。

目次

(メイン特集)

  • 2018年最新ロードバイク大図鑑

(サブ特集)

  • 100kmなんてカンタンだ! ガンバらないロングライド術
  • CFD解析で解明! ライダーのテクニックでどれだけエアロになるのか!? 
  • 男性もしっかり紫外線対策! 真夏のUVケア最前線
  • 日向涼子の太魯閣ヒルクライムチャレンジ
  • シマノ・新型アルテグラ試乗!
  • ツール・ド・フランス開幕/全日本ロード/ニセコクラシック

やはり一番気になるのは、2018年ロードバイク大図鑑だが、BiCYCLE CLUBの第2特集は「ガンバらないロングライド術」も初心者向けの良特集だった。

これからの夏休みライドに向けて100kmライドを走り切るためのTIPSや解説をまとめている。

メイン特集:2018ロードバイク大図鑑

巻頭は、TREKのリニューアルされたEMONDA SLR8

現在開催中でクライマックスを迎えたツールドフランスでも、コンタドール率いるトレックが早速導入している最新モデルだ。強力なアシストのモレマも自身初のツール・ド・フランスのステージ優勝を果たし、TREKのバイクも注目されている。

なんせ、EMONDA軽そうなのでヒルクライム苦手の私も興味深く注目している。買えないけど。

今月号でBiCYCLE CLUBが取り上げているメーカーは以下の通りです。

  1. TREK  EMONDA SLR
  2. LOOK  785 HUEZ RS
  3. SPECIALIZED  S-WORKS TARMAC ULTRALIGHT / ALLEZ ELITE
  4. ORBEA  ORCA AERO
  5. CERVELO  R5 / R3
  6. WILIER  CENTO 10 NDR
  7. MELIDA  REACTO TEAM-E
  8. BIANCHI  ARIA
  9. CANNONDALE   SYNAPSE HI-MOD DISC
  10. COLNAGO  V2-R

気になったのは、ビアンキのARIA。

ビアンキのエアロロードを望む日本人のリクエストに応えて、ビアンキ社が開発したというARIA・

初心者でも手が出るミドルグレードのエアロロードバイクで、105完成車は278,000円、アルテグラ完成車でも348,000円のお値頃な設定がいい感じ。

トライアスロン用のバーがついたモデルもあるようなので、そっち系に手を出したい人にはかなりオススメなのではないだろうか。

サブ特集:ガンバらないロングライド術

こちらは、夏休みに旅乗りや、ちょっと遠出を始めようという初心者のロングライダーにオススメの記事。

基本的な走り方、コース設定の方法、ロングライドの持ち物や装備、休憩や補給、暑さ対策など10個のテーマでロングライドを楽に乗り切る方法をまとめられている。

初心者には押さえておくべきポイントがまとまっているので、ぜひチェックしてみてほしい。

当サイトでも、過去にロングライドで使えるアイテムや補給の記事なども書いているので、参考になれば。

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まとめ

BiCYCLE CLUBも2018年の最新モデル記事が導入だが、ロングライド特集や真夏のUVケア最前線など、初心者向けの良記事が小さく並んでいて意外と使える。

CYCLE SPORTSは、北海道や房総などの旅乗りの目的地紹介の特集なので、もう少し乗れる中堅ライダーに向けたラインナップになっている。

どちらも夏休みの読書にはなると思うので、ちょっとでも気になった方を買いで。