冬のロングライド、寒がり軟弱ライダーのためのおすすめ装備・アイテム15選

いよいよ12月に入る。

軟弱ライダーこそいい装備が必要というのが私の今回の主張である。冬という過酷な時期になれば、なおさらである。そして冬のライドをサポートしてくれるアイテムも軟弱な我々には必要ではないだろうか!

冬の自転車ウェアの選びのコツについては特にこの記事にまとめているので参考にしてほしい。

今回は、さらに冬のロングライドを快適に楽しむための(私のように寒がり軟弱ライダー)のために理想とも言える装備を考えてみる。自転車ウェアはもちろんだが、忘れがちな装備や、あったらいいなの装備も上げてみたい。

冬ライドの完全装備ウェアとアイテムのおすすめはこちらです!

スポンサーリンク

冬のロングライドの完全装備ウェアとアイテム

冬にロングライドは億劫だという人も多いだろう。しかし、寒空の下をロードバイクを数時間走らせて、補給に寄ったコンビニの温もりは、この上ない至福。

普段感じることのない生きている喜びを感じることもあります。

そんなロードバイクだからこそ味わえる冬の喜びを感じるため、寒いときこそロングライドに飛び出す価値はある!と言えるかもしれない。

私がロードバイクを始めた年の納車日は11月11日の冬の始まる時期でした。

そのため、最も走りたい最初の頃が真冬。おかげで冬でも高いモチベーションで寒い中、何度も外に走りに行きました。1月末には、東京都内の道路で一番高い場所「風張峠」の初ヒルクライムにもチャレンジしました。その頂から臨む奥多摩の雪景色は寒さを一時忘れさせてくれるほど絶景でした。冬に苦労して登ったからこそ、心にダイレクトに美しさが染みてきたのでしょう。

最近、奥多摩が私の中でアツい。 東京都で一番高い道路1...

さて、前振りが長くなりましたが、こんな冬のライドを頑張った私は実はかなり寒がりで、できることなら冬に外などでたくない性分です。そんな軟弱寒がりライダー代表とも言える私が工夫を重ね、何とか冬を乗り越えた装備やアイテムを今回はまとめてみました。

自転車ウェア

パールイズミのウィンドブレークジャケットの上下をまずは購入しました。

多摩川サイクリングロードを軽装備で走っていて耐えきれず飛び込んだワイズロードで購入しました。

その後、冬が深まった12月にはロングタイツも購入しました。

この2つで冬の寒さを乗り切ることは可能です。

パールイズミは本当にコスパが良くて、機能性も十分です。

ただ、2年目、3年目を迎えるライダーは、さらに上のウェアを目指してみてもいいかなと考え始めるでしょう。

特におすすめしたいのが、プロアスリートたちも自費で購入するというブランドASSOS(アソス)。

これでフル装備を揃えたら、さぞ快適だろう。

自転車ショップの店員と雑談していると、やはり、世の中のライダーにアソサー(アソスを着る人)が多いことを実感することが多い。

少し本気でライドする人ほどウェアにASSOSを選ぶようだ。私も3年目を迎え、ロードバイクは唯一の趣味になったと言っていいほど毎日考えたり、走ったりしています。

多少高価でもASSOSを購入した方が、機能的にも、長年使い続けられるという意味でもコスパが良いのではないかと考えています。

そんなASSOS(アソス)の冬装備をチェックして行きましょう。

ASSOS(アソス)の冬装備

ウィンタージャケット

-5℃まで対応可能なASSOS(アソス)の冬のサイクルウェアを前提に各ジャンルを網羅していく。まずはジャケット。こいつがしっかりしていれば冬は乗り切れる。ロングライドは全力で走り続けるわけではないから、ゆったり走って運動量が低くなっても保温性が高いジャケットがいいだろう。

assos-jacket

> ウィンタージャケット【ASSOS milleJacket_evo7】

ASSOS上級ジャケット、mille jacketは、前面の防風性能も高く、背中からは程よく熱を逃してくれる。

初心者やロングライダーのような強度をあまりあげない走りでも、保温性を高めているジャケットで一般的なライダーにはこちらが特におすすめ。

 

> ウィンタージャケット【ASSOS IJ.BONKACENTO.6】

ASSOSの最上級ジャケットはBONKAジャケット。

こちらはより強度の高い走りをするライダー仕様で、防風性能と通気性を最大限高める作りで、冬の汗の管理を快適にする機能性に優れている逸品です。

ビブタイツ

bibtights

> ビブタイツ【ASSOS LL.MILLETIGHTS_S7】

長時間のライドでサイクルパンツのズレなど気にしたくない。となるとビブのタイツが最適だろう。足は常に動かしているので運動による熱があるのでそれほど寒くないが、さすがに肌が出ると寒い。ロングビブタイツ一発で下半身は大丈夫だ。

ベースレイヤー

冬だからと言って重ね着しすぎて着膨れた状態では当然動きづらくなる。ウィンタージャケットの下には、長袖のベースレイヤー一枚で十分だろう。

baselayer

> ベースレイヤー【ASSOS LS.SKINFOIL_EARLYWINTER_S7】

アーリーウィンターグローブ

> アーリーウィンターグローブ【ASSOS EARLYWINTERGLOVES newS7】

グローブはアーリーウィンターグローブの軽快さがお勧めだ。本格的ボテボテウインターグローブはブレーキやシフトレバーのクイックな操作を損ない。ロードバイクの楽しさを半減してしまう。

シェルグローブ

さらに、山に登った後のダウンヒルに最適なリーサルウェポンが、「シェルグローブ」グローブの上に重ね着するグローブだ。

shellgroove2

薄手のアーリーウィンターグローブならばそのまま上にシェルグローブを重ね着できるので便利である。

ヒルクライムは運動量も多くて、真冬でも暑いくらいだが、登れば降る。問題なのは絶景を見た後の帰り道。時速50kmを超える猛スピードで駆け下りるダウンヒルでは、このシェルグローブが命綱となるだろう。

shellgroove

> シェルグローブ【ASSOS shellGloves_s7】

ウィンターソックス

冬の足先はナメていると凍傷になりそうな気分になります。シューズ自体が通気性が高いからなのですが、ウィンターソックスは押さえておくのがおすすめです。

ASSOSのソックスはまた高性能で、厚手のソックスで暖かくという考えではなく、靴下自体に防風性能を施しているのが他のウィンターソックスと一線を画しています。トゥ(つま先)部分を防風素材ストラタゴンで覆い、前面と背面にRX/RXQとウェアやジャケットにも使われているフリース素材で保温性と通気性を確保しています。

> ウィンターソックス【ASSOS FUGUSPEER S7】

シューズカバー

そして、シューズカバーも必須でしょう。サイクルシューズは蒸れないように通気性がいいので、冬にはそれが仇になります。走るほど風がシューズ内に入り、足先が寒くてしびれてくるほどになるときもあります。防風性のをシューズカバーで確保しましょう。

shoescover

> シューズカバー【ASSOS FUGUBOOTIE_S7】

ウィンターキャップ

wintercap

冬の頭は他が寒すぎてあまり気にしていなかったが、こんないいキャップがあった。

ちぎれそうになる耳を完全防御するのは当たり前だが、ASSOSのキャップは2重構造になっていて、内側は保温性を高めた素材、外側に防風性、防水性の高い素材を使用している。これで完全に寒さをシャットアウトできそうだが、汗をかいたときがちょっと心配ではある。

> ウィンターキャップ【ASSOS FUGUHELM】

ネックウォーマー

もうここまできたらあとは隠すところは首元、口元くらいである。目はサングラスで覆うので体表の99は隠しきれる最後のアイテムが「ネックウォーマー」

neckwarmer

> ネックウォーマー【ASSOS NECK PROTECTOR_S7】

首には太い血管があり、これが直接心臓へと血液を送り込むので、この血管を温めることで体温の低下を防ぐことができる。ネックウォーマー意外と重要かも。

それほど、寒くない時は首元に下げているだけでも血管の保温効果はある。

知れば知るほど欲しくなってくる機能性とデザインを兼ね備えているのがASSOSアソスです。

その分、価格もお高いので財布が軽くなること請け合いです。

私は、一気に全てのアイテムを揃えるのは諦めて、毎シーズン少しずつアイテムを増やして行こうと考えています。

まずは、サイクルジャケットとロングタイツからと思っていますが、それが高いんですよねー。

fullsoubi

冬のロングライドに持っていきたいアイテム

さて、ウェアをASSOSで固めれば、冬の寒さはほとんど敵ではなくなるでしょう。

あとは、冬のロングライドで特に役立つアイテムを紹介して行きたいと思います。

保温ボトル

夏、最強の戦闘力を発揮した保冷ボトルは、冬には保温ボトルに早変わり。

あたたか〜い飲み物が何時間も温かいまま楽しめるボトルは一本持っていていきたい。

雪山ヒルクライムの頂上は当然寒い。そこにホッと一息の休息の時に温かい飲み物があるのは至福のひとときだ。

普通のボトルと2本持ちがロングライドにはオススメだ。

調光レンズのオークリー・ジョウブレイカー

サングラスは調光レンズがオススメだ。日照時間が少ない冬のロングライドは帰る頃には夕暮れ、もしくは、暗くなってしまうこともある。そんなときでも調光レンズであれば、周囲の明るさに合わせてレンズの濃さが変わってくれるので、暗くなったらクリアレンズのような視界を担保してくれる。フレームはオークリーのジョウブレイカーで、レンズだけを調光レンズに差し替えれば良いと思う。

oakley-jawbreaker-photochromic-sunglasses-performance-sunglasses-steel-2015-oo9290-14

Oakley – Jawbreaker Photochromic サングラス

オークリーのサングラスを買おうかずっと悩んでいました。 ...

骨伝導ヘッドホン

冬のロングライドでは長時間乗り続けていると寒さで心が折れそうになる可能性も高い。そこで、音楽を共にしたい。耳をふさぐヘッドホンはもちろんNGだが、骨伝導ヘッドホンならOKだ。音質はそれほどだが、BGMのように聞こえてくるのが逆に自転車にはぴったりだ。

amazon骨伝導ヘッドフォン

週末のロングライドの最中、ふと暇を持て余すことはないだろうか...

Anker モバイルバッテリー

冬とあまり関係ないのだが、モバイルバッテリーはロングライドには必携のアイテムだ。携帯電話、GARMIN、骨伝導ヘッドホン、ライトなど、ロードバイクのお供に連れていくガジェットも多いだろう。モバイルバッテリーがあれば、まさかの電池切れの心配がなくなる。

特にGAMIN edge 1000Jを使っているが、10時間くらい走ると電池切れのアラートが表示される。せっかくのロングライドのデータが切れてしまうのはなんか寂しいのでそれ以来モバイルバッテリーを連れて行くことにしている。

大容量サドルバッグ

さて、冬のアイテムやモバイルバッテリー、その他にもパンク修理キットなど冬のロングライドで少し多くなった荷物を収納するのには、大容量サドルバッグがオススメである。

リュックなどを背負って走るのは距離が長くなるとしんどい。体はできるだけ身軽にした方がロードバイクは楽しい。そこで容量が大きめのサドルバッグが強い味方になってくれる。最近ではデザインもかっこいいものが多い。

apidura

>  サドルバッグ・ドライ【コンパクト】 APIDURA

旅乗りがメインのロードバイク乗りとしては、いかに荷物を少なく...

APIDURAのサドルバッグはバッグを絞ることで小さくなるので、持っていく量に合わせて大きさが変わってくれる。また、サドルバッグをつけているとバイクコントロールが気持ち悪くなるのではないかという心配もあるかもしれないが、ほとんど気にならない。

しっかり固定してロードバイクにつけることで、ダンシングの時などにバッグが大きく揺れるのを防ぐのがコツである。

冬のロングライドの完全装備まとめ

ASSOSだけで冬の自転車ウェアフル装備を作ることができることを改めて再確認したのが今回の収穫だ。

ハイクオリティな自転車ウェアだけに値段が高いのが玉に瑕であるが、一度に全て買うのではなく、やはり毎年少しずつ集めていく楽しみ方がロードバイク道としては正しいのではないだろうか。

ASSOS(アソス)の冬装備

> ウィンタージャケット【ASSOS milleJacket_evo7】

> ウィンタージャケット【ASSOS IJ.BONKACENTO.6】

> ビブタイツ【ASSOS LL.MILLETIGHTS_S7】

> ベースレイヤー【ASSOS LS.SKINFOIL_EARLYWINTER_S7】

> アーリーウィンターグローブ【ASSOS EARLYWINTERGLOVES newS7】

> シェルグローブ【ASSOS shellGloves_s7】

> ウィンターソックス【ASSOS FUGUSPEER S7】

> シューズカバー【ASSOS FUGUBOOTIE_S7】

> ウィンターキャップ【ASSOS FUGUHELM】

> ネックウォーマー【ASSOS NECK PROTECTOR_S7】

 

冬のアイテム

amazon骨伝導ヘッドフォン

Oakley – Jawbreaker Photochromic 調光サングラス

サドルバッグ・ドライ【コンパクト】 APIDURA